
新NISAって何それ? 美味しいの?
タイトルはふざけていますが、記事はちゃんとしたものを書くのでご安心を!
2024年に旧NISAが廃止され、新NISA制度が開始されました。
投資をする上では、欠かせないお得な制度なので、
今回、新NISAについてわかりやすく説明していきます。
新NISA
周りの友人や知人と話していると、NISAという株らしいものがあって、
「何かよくわからないけど、お得じゃん!!」って思っている方が結構いたので
その誤解を解くために、今回記事を書かせていただきました。
では、新NISAとはなんでしょうか?
通常投資を行って得た利益や配当金には、税金がかかります。
通常所得税15%、住民税5%で合わせて、約20%の税金がかかります。
しかし、投資をする際に新NISAという制度を利用すれば、本来かかる税金が
非課税にできるという投資家にとってお得な制度です。
投資をする際には、使わないという手はありません。
制度が分かった上で、中身を見ていきましょう。
新NISAといっても、新NISAには、2種類の区分があります。
「成長投資枠」と「積立投資枠」の2つに分かれています。
これは、それぞれ役割が異なっています。
成長投資枠
成長投資枠は、積立投資枠に比べ、個別銘柄に投資できる点が優れています。インデックス・ファンドなども投資することは可能ですが、投資したい個別銘柄があるのならば、成長枠を使って行うことをお勧めします。
投資ができる金額は、
240万✖️5年 = 1200万
万が一途中で売っても、翌年には、以前に買った金額分だけのNISA制度で空いた金額分を使用することは可能になります。もちろん、個別株で得た配当金や値上がり益などは、日本株のものであれば全て永遠に非課税で懐に入ります!
外国株だと、その国の外国税(アメリカだと10%)がかかるのでご注意を!
積立投資枠
積立投資枠は、成長投資枠に比べ、選べる銘柄は少なく、基本的にどのインデックス・ファンドを選ぶのかになってきます。インデックス・ファンドはざっくりいうと、たくさんの株を集めた商品のイメージだと思ってもらえれば大丈夫です。積立投資枠で投資できる金額は1ヶ月10万がマックスで
10万✖️12ヶ月✖️5年 = 600万
となっています。これは、成長投資枠みたいに一回ではできなく、毎月10万まででどうしても時間のかかるものとなっています。なので、まずは、成長投資枠を埋めようとするのではなく、積立投資枠を埋めてから成長投資枠を埋めていくことをお勧めします。もちろん、この積立投資枠で得た利益は、永遠に非課税となっています。
「成長投資枠」と同じく、売ってしまっても、翌年には、その金額分だけ、
「積立投資枠」として再び復活します!
以上の二つの枠があることはご理解いただけたでしょうか?2つの枠を合わせると、一人あたり、最大で1800万分の元本で得た利益は全て非課税というとてもすごいことになってしまいます!
夫婦だと、1800万✖️2人 = 3600万分も非課税で利益を狙うことさえできます!
今回は、新NISA制度について書きましたが、少しでも理解が深まったら幸いです!!
次回は、iDecoについて書いて行きたいと思います。