
インタビュー:トレヴァ・クレヴノ「ポーランドリーグはクラブ間の力が均質でレベルが高い」
元記事:http://www.ffvb.org/index.php?mduuseid=Mw%3D%3D&dsgtypid=37&page=actu&actid=NjM3Mw%3D%3D
見出し写真:Jastrzębski Węgiel
https://jastrzebskiwegiel.pl/galleries/superpuchar-polski-jastrzebski-wegiel-grupa-azoty-zaksa/
※翻訳はあくまで趣味の範囲であり、誤訳が含まれる可能性もあることを了承いただきお読みください。
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Jastrzębski Węgielには、フランスチームの匂いがします。
トレヴァ・クレヴノがベンジャミン・トニウッティとステファン・ボイエの所属するチームに加わりました。
フランス代表のアウトサイドヒッターは、昨シーズンのポーランドリーグの王者であり、最初のトロフィーであるポーランド・スーパーカップを獲得した野心的なクラブに到着しました。
―スーパーカップの優勝おめでとうございます!
トロフィーを獲得してシーズンをスタートするのは素晴らしい気分ではありませんか?
「もちろん。我々のチームは野心的ですから、スーパーカップで優勝してスタートすることは、クラブにとっても自信にもつながります。
この優勝は良いシーズンに向けての素晴らしい第一歩です。でもまだまだ先は長いので、油断は禁物です」
―今シーズンの最大のライバルであるはずのZaksaに勝つことで、自分たちの強さを示すことにもなります。
「そうですね。良いことだと思いますが、我々のリーグには他にも非常に良いチームがあります。
先週末のWarsaw戦では、素晴らしい試合をしたにもかかわらず、3-2で敗れてしまいました。(PlusLigaは)非常に力が均質なチャンピオンシップなのです。しかし、Zaksaとの試合で3-0で勝てたことは、精神的に大きな意味を持つことは間違いありません。それは、我々が自分たちのレベルを上げることができるということを示しています」
―トルコ(Ziraat Bankkart)で契約した後、ポーランドのチームへ変更しましたね。どうしてでしょうか?
「夏の間、(JWと契約していた)スロベニア代表のティネ・ウルナウトがサンクトペテルブルクに旅立ち、ポーランドのクラブが私に連絡してきました。代表シーズンはトッティ(ベンジャミン・トニウッティ)と同室だったので(すでにJWと契約しているトニウッティに)説得させられるのは簡単でした(笑)。
話がまとまり、最終的にポーランドのクラブに入ることで合意が得られました。ポーランドリーグは本当に素晴らしい大会で、とても良い条件で、レベルも高い。完璧ですね」
―しかし、トルコでのプロジェクトも興味深いものでした。チームはリーグのディフェンディング・チャンピオンでした。
「トルコのリーグも魅力的でしたが、チーム間の均質性という点では、ポーランドの方がまだ一歩上だということがわかりました。
毎週末、緊張感のある試合をしなければなりません。私もそれを求めていたので、ポーランドを選択するのはとても簡単でした」
―チームには2人のフランス人選手がいます。海外のチームに行くときには、フランス人の仲間がいると心強いですよね。
「本当にその通りです。最高です!フランス代表として彼らと一緒にいたのもあり、再び彼らと一緒に仕事ができるのは素晴らしいことです。チームには良い雰囲気があり、我々はちょっとした『フレンチ・マフィア』のようなものです(笑)」
―フランスチームのプレーシステムを(このポーランドのチームで)使うことはできますか?
「いや、そんな単純な話ではありません。チーム全体に適応しなければなりません。でも、セッターとアタッカーの関係については、お互いによく理解し合っているのは確かです。
コミュニケーションについても、何年も一緒にプレーしていることで、細かい部分で助けられています」
―ポーランドリーグの第一印象はどうですか?
「本当にいいですね。レベルは非常に高く、先ほども言ったように、毎週末、本気で戦わなければなりません。勝利を得るためには常に集中している必要があります。
どの試合でも良いチームとの対戦がありますが、これは上達し続けるためには本当に素晴らしいことです」
―序盤の試合は内容に満足していますか?
「はい、幸せです。でも確かに、この夏のすべての試合に比べるとちょっと疲れている感じがあるかもしれません。なかなかリカバリーできていない選手が何人もいますし、体力的にも消耗しています。
でも、シーズンが進むにつれ、徐々に回復していくでしょう。それは理にかなったことです」
―イタリアでの6年間の生活を経て、ポーランドの生活に移りました。どうですか?
「順調です!このクラブはとてもよく組織化されています。家族的なクラブなのですぐに打ち解けられましたし、雰囲気がいいので、すぐに溶け込むことができました。それに、フランス人2人と一緒にいることも助けになっています」
―ポーランド語を話しますか?
「ポーランド語はかなり複雑です。正直なところ、フランス語との違いが多すぎる。私には難しすぎます」
―まずはクラブ名の『Jastrzębski Węgiel』を発音できるようにしなければなりませんね...
「『Yachembi』と言えばいいんです。町の名前(Jastrzębie Zdrój)を言えば、それだけでもう立派なものです(笑)。
インタビューでクラブ名を発音しようとしたら、すぐに「そんなんじゃない!」と言われました。
私たちは英語でコミュニケーションしていきます。そして、監督がイタリア人(アンドレア・ガルディーニ)なので、イタリア語でコミュニケーションをとることができます」
↓自己紹介動画の序盤で発音に苦戦している様子が…笑
―クラブでの歓迎はどうでしたか?ポーランドはオリンピックでの敗北(準々決勝でフランスにフルセットで敗北)を消化することができていましたか?
「彼らは(クラブ到着後に)すぐに私たちにこう言ったんです。『金メダルを取ったんだから、今度は寿司代を払えよ 』と(笑)。
トレーニング中のボードにも書いてあったんだ。でもそれ以外は、もちろん完璧な歓迎ぶりだった。彼らは私たちのために喜んでくれて、笑顔を見せてくれました」
―オリンピックの話になりますが、今でも記憶に残っていますか?
「そうですね、よく考えます。私たちにとっては聖杯のようなもので、スポーツマンにとってオリンピックでの優勝以上のものはありません。
私たちはそれを成し遂げたのですから、信じられません。時々、そのことを考えて寒気がします。自分たちが成し遂げたことはクレイジーだと思います。もちろんすぐ笑顔になりますが。
オリンピックが終わった後は…ちょっと難しいですね。あれだけのことが起きた後で、気持ちを切り替えるのは簡単ではありません」
―また一歩前進したように思いますが、いかがでしょうか。
「特に準備には力を入れました。そのおかげで、最も重要な時期に、本当にフレッシュで、身体的にもベストな状態で臨むことができました。
フランスチームのアウトサイドヒッターは全員がプレーできる能力を持っています。誰もが1番自信を持ち、よりフレッシュで、良いシーズンを迎えようとしています。1日の真実が翌日の真実とは限らないので、来年の夏にどうなっているでしょうか。
このポジションには強力なメンバーが揃っているので、それを利用し、お互いに協力し合い、健全な状態を保つことができます」
―ユーロについて一言お願いします。フレッシュな状態という話をしていましたが、その状態を保つことができなかったのでしょうか?
「それは間違いないですね。オリンピックの後、私たちの頭はまだ空を向いていました。精神的にも肉体的にも疲れていました。
この大会のためだけに準備してきたチームとのハイレベルな試合では、戦う準備ができていなければ負けてしまうのです。
しかし、これは私たちが改善しなければならない部分であり、もっと早くページをめくる方法を知り、たとえ以前に大きなことを成し遂げたとしても、次の大会に集中する必要があります」
―シーズン中にベルナルジーニョ(フランス代表監督)から連絡が来ることはありますか?
「はい、彼はポーランドを訪問したいと言っています。すべての選手を、クラブでどのように働いているかを見て、報告会をしたいと。
また、フィジカルトレーナーも来てくれると思います。フォローアップをして、来年の夏に向けて最高の準備をするためにね。それはとても良いことです」
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