北海道旅行記:温泉ホテルの旅(1日目:札幌⇒せたな町)
旅の準備(2022年9月26日)
北海道旅行、それは面白いが、私の場合、少し「プレッシャー」も付きまとう。
「○○に行かなければ」と考え、それに囚われてしまうのだ。
そこで今回は、ゆったりした旅を目指し、「温泉ホテル」を重点に置いた旅をしたいと思う。
目的地は、私がまだ行った事がない「せたな町」と「豊浦町」だ。
さっそく、宿を探す。せたな町で有名な宿は、上皇ご夫妻も宿泊されたことがある「温泉ホテル きたひやま」だろう。
「きたひやま」に電話してみる。夜9時頃だったが、繋がった。28日に1泊したいと言うと、素泊まりならOKとのこと。
「せたな割」についても聞いたら、ワクチンを3回接種していると、宿泊料金の割引を受けられるようだ。(居住地はどこでもOK)
無事に予約を取れた。次は、豊浦町の宿だ。
豊浦には、「どうみん割」が使える「天然豊浦温泉 しおさい」という宿がある。インターネットからどうみん割プランを予約することもできる。
「訳あり和室」というプランがあった。部屋にトイレやお風呂、洗面所がないが、1泊実質2000円台で泊まれる。
まあ1泊だから、トイレやお風呂がなくても良いかと思い、こちらのお部屋を選んだ。
旅1日目(2022年9月28日)
旅の1日目。今日は、札幌からせたな町まで行くつもりだ。
札幌からせたな町には、高速バスが走っていない。長万部まで行って、路線バスに乗り換える必要が出てくる。
長万部には、特急北斗で行くのが速いのだが、料金が高い。交通費を節約するため、まずは高速バスで東室蘭まで行き、東室蘭から特急に乗りたいと思う。
札幌~室蘭間には、中央バスと道南バスが高速バスを走らせている。
札幌~室蘭は通常、往復で4310円かかるが、今回はさらに安い「らくとくスマホチケット」を使っている。
これを使うと、往復料金がなんと3220円になる。破格の安さだ。
札幌駅前ターミナルから、「高速むろらん号」に乗車。室蘭は人口8万人ちょっとあるため、需要も高いようで、乗客も結構乗っている。
高速道路を通り、途中「登別」のバス停で数人が下車。登別温泉に行く観光客にも需要があるようだ。
その後もぽつぽつと下車があり、「東室蘭駅東口」では、私を含め2人下車した。
東室蘭駅に着いたのは12時前。とりあえず駅前のお店で昼食を食べる。
東室蘭駅西口に、「西口駅前食堂」というお店がある。食券形式で、色々なメニューがいただける。駅前にこういうお店があるのは嬉しい。
昼食を食べたので、駅で特急のきっぷを買う。
東室蘭駅から長万部駅まで、自由席で行くと乗車券、特急券合計で2800円ほど。
13時39分発の特急北斗に乗車する。北斗は苫小牧や東室蘭で降りる人も多いため、自由席は空いていた。
東室蘭から1時間ちょっとで、長万部駅に到着。
長万部からは、函館バスの路線バスに乗り換え。
函館バスは、旧国鉄瀬棚線の代替バスを運行している。長万部駅から、中ノ沢駅、国縫駅を経由して、今金町、せたな町に向かうバスだ。
本数がそこそこあり、特急北斗とも接続しているため、旅行客でも利用しやすい。交通系ICカードも使える。
バスに乗って、せたな町へと向かう。長万部駅の時点で乗客は3,4人ほど。
途中、2人が「今金」のバス停で下車。今金町内の他のバス停から乗車があり、乗客は5人ほどになった。
せたな町に入り、「北桧山高校」のバス停から高校生がどっと乗ってきた。
20~30人くらいの数だろうか。バスは一気に満員になった。
私は、北桧山高校のすぐ先「寿町」で下車する。混んでいて、降りられるか心配だったが、何とか降りることができた。
寿町バス停を選んだのは、セイコーマートが近いから。夕飯をセコマで調達する。
北桧山は、かつて国鉄瀬棚線の駅があったところ。商店街もあり、しっかりした街ができている。
函館バス「北桧山ターミナル」は、国鉄瀬棚線の北桧山駅の駅舎を再利用している。
もう夕方になってしまったので、ホテルにチェックインする。
「温泉ホテル きたひやま」に宿泊する。せたな町は民宿や旅館は充実しているが、ホテルはここくらい。
かつて上皇ご夫妻が北海道南西沖地震の被災地を訪問された際、宿泊された宿でもある。
チェックインしたら、さっそくお風呂に入る。日帰り入浴の人も多く、結構にぎわっていた。
お部屋はこんな感じ。一般的なホテルとあまり変わらない設備だった。お風呂はついていないが、トイレや洗面所はある。
部屋には、「三本杉せんべい」が置かれていた。せたな町で作られたお菓子らしい、美味しかった。
セコマで買った夕飯を食べ、本日は終了。
2日目の様子は、次の記事でお伝えします。最後までお読みいただきありがとうございました。
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