えきねっとトクだ値と障害者割引を併用
2025年4月1日より、精神障害者保健福祉手帳を持つ人でもJR各社で障害者割引を受けることができるようになる。
そこで今回は、障害者割引と「えきねっとトクだ値」の併用について書いていきたいと思う。
JR北海道/JR東日本の新幹線や特急列車の予約ができる「えきねっと」を使って、障害者割引のきっぷを購入することができる。
2024年現在は身体・知的障害者のみが利用できるが、25年4月以降はおそらく精神障害者も利用ができるようになると思われる。
えきねっとで障害者割引のきっぷを買うためには、まずえきねっとに会員登録する必要があるのはもちろん、「マイナポータル」に利用者登録をしなければならない。
マイナポータルに登録したら、えきねっとに障害者手帳情報を登録できる。
https://www.eki-net.com/top/jrticket/guide/certification/first/#required
えきねっとを使えば、毎回みどりの窓口に並ばずともきっぷを購入できるようになるので、大変便利だ。
ビューカードを使って決済すれば、3%がポイント還元される。
加えて、新幹線eチケット利用特典の2%還元もあるので、合計で5%分のポイント(JRE POINT)が手に入る。
(ゴールドカードなら還元率10%)
さらに、早めに特急券を予約すれば、通常より安い料金で新幹線に乗ることもできる。
この「えきねっとトクだ値」と呼ばれる割引商品は障害者割引と併用することもできるため、場合によってはかなりお得になる。
https://www.eki-net.com/top/jrticket/guide/certification/first/#headingM_02
例えば、東北新幹線の場合、東京~仙台(やまびこ)が片道6,400円に、東京~新青森(はやぶさ)が10,510円になる。
北陸新幹線については、東京~上越妙高が5,420円、東京~金沢が8,430円。
上越新幹線なら、東京~越後湯沢が3,920円、東京~新潟が6,240円。
(障害者割・トクだ値14を適用した場合)
私の地元は越後湯沢から電車で1,000円くらい(障害者割引)の場所にあるから、つまり往復1万円で帰省できるということになる。これは凄い。
「トクだ値14」は出発14日前までに予約する必要があるが、通常よりも4割~5割近くほど安い金額になるので、予定が決まっているならぜひ買っておきたい。