北海道旅行記:「ありがとう、どうみん割」の旅(3日目:紋別市内を散策)
旅3日目(2022年10月7日)
3日目は、紋別から。今日は路線バスで、「滝上」に行こうかとも思っていたが、あまり気が進まないので、紋別市内を観光することにした。
宿泊している「オホーツクパレス」は朝食付き。バイキング形式の朝食で、ホタテを食べることもでき良かった。
朝食を食べ、ホテルを朝8時半過ぎ出発。連泊しているので、今日もこのホテルにお世話になる。
まずは、「氷紋の駅」にある紋別駅跡を見る。ここ紋別には、かつて名寄本線という路線があった。
本線と名がついている通り、北海道の路線の中では比較的乗客も多かったと思うが、1989年に廃止された。
せめて遠軽~紋別までの区間でも残せなかったのかと思うが、高速バスや道路と比べると、札幌や旭川へ出る時に遠回りになってしまうから、不利だったのだと思う。
そんな紋別は鉄道こそないが、バスは充実している。市内循環バスのほか、興部、湧別、遠軽、滝上など、各地へ向かう路線バスが運行している。札幌や旭川に行く高速バスももちろん走っている。
バスが多いエリアは、気楽な気持ちで旅ができる。まだバスは使わないが、ターミナルに戻る時はバスで行こうと思う。
とりあえず、バスターミナルから市街地を見ながら、紋別の道の駅がある場所まで行こうと思う。
紋別市役所。紋別市は人口2万人ほどの自治体で、オホーツクエリアでは北見や網走に次ぐ都会ということもあり役所も立派だ。
海に近い道をひたすら進んで行く。
歩いていると、徐々にオホーツク海が見えてきた。
さらに進むと、道の駅オホーツク紋別に到着。寄り道しながら歩いたので、バスターミナルから1時間近くかかった。
道の駅の売店は、「流氷科学センター」内にあった。ここでカントリーサインマグネットを購入。
「ステア前」というバス停が近くにあったが、本数は少なかった。
紋別市のカントリーサインにもなっている、かにのオブジェ。紋別はカニが有名なのかな。
道の駅を見たので、今度は「海洋公園」にやってきた。
流氷砕氷船「ガリンコ号」もあった。
さらにオホーツク海沿いへ近づくと、海洋交流館という施設に辿り着く。ここにはセイコーマートも入っている。(ホットシェフはない)
周辺には飲食店も少ないようだから、ここで昼食を買った。
海が見えるベンチがあった。人も少ないから、ここで昼ご飯を食べる。
鮮やかな海がすぐそこにある。とても美しい風景だ。
昆布?のような物体も見えた。
さて、昼飯を食べたので、一旦紋別ターミナルまで戻ろうと思う。
スマホで時刻表を調べてみると、近くに「オホーツクタワー入口」というバス停があるらしい。
「オホーツクタワー」とは、↑の看板の④に書かれている建物のこと。近くまで行ってみたかったが、釣り人が多かったのでやめた。
歩いて、「オホーツクタワー入口」のバス停までやってきた。ここから紋別ターミナルまで戻る。
このバス停は紋別と遠軽を結ぶバスが通っており、1~2時間に1本ほどの本数が確保されている。ローカル路線バスにしては本数が多い方である。
12時21分発、紋別ターミナル行きに乗車。バスは6分ほど遅れて到着。
車内には、3,4人ほど乗客がいた。1人は紋別市街地のバス停で下車し、私を含む残りの乗客は全員、終点の紋別ターミナルで下車した。
時刻はまだ12時40分。ホテルに戻って休むにはまだまだ早すぎるから、「紋別市立博物館」に行く。
観覧客はほぼおらず、むしろ工事か何かで来ている業者の人の方が多かった。
その後は、紋別市の図書館に行く。私の所感だが、オホーツク地方は図書館が充実している自治体が多い気がする。
引き合いに出すのもあれだが、後志にある人口1万人の岩内町の図書室は、人口の割にはかなり規模が小さかった。
Googleマップで検索してみるだけでも分かる。オホーツクは、独立した「図書館」を有している自治体が他よりも多い。
図書館は本を読む、借りる場所としてだけでなく、勉強する場所としても重要なので、学生にとっては必要不可欠な施設だと思う。特に塾や自習室が少ない地域では。
私も田舎出身で、図書館を除けばほとんど勉強する場所がない地域で受験生をやっていたから、これはよく分かる。
さて、図書館を一通り回ったから、後は適当に散策。
紋別厳島神社。最近は、なんとなくその街にある神社に行くことが多くなった。理由はよく分からない。
紋別市中心部にある「はまなす通り」。飲み屋が並ぶ通りで、紋別の「すすきの」といった感じだろうか。
この写真だけだと寂れているように見えるが、さらに先に行くとスナックや飲み屋の看板が所狭しと並ぶエリアがあった。
歓楽街の規模は、人口が同じくらいある留萌市より圧倒的に大きいと思う。
私にコミュ力があれば、旅先の飲み屋にふらっと入り、地元の人とのふれあいができたのだが…
ああ、疲れてきた。昨日は19時まで移動だったから、まだその疲れが完全に取れていない。
時刻は14時半。まだ早いけど、今日はこれくらいで終わろうかな。
夕飯をセイコーマートで買い、ホテルに戻る。
ホテルでエレベーターに乗っていると、「自動販売機で興部のヨーグルトを売っている」というチラシが貼ってあった。
興部町とは、紋別の西側にある自治体。私は今年7月に訪れたが、その時は興部の牛乳やヨーグルトを買いそびれてしまっていた。
「ここでも買えるのか!」と思い、さっそく1階フロント横にある自販機へ。
飲み物やカップラーメン(「やきそば弁当」もあった)のほか、興部のヨーグルトも売っていた。値段は330円。
少し高いが、記念に買っていこう。
これが実物。味は確かにヨーグルトという感じだった。興部産の乳製品をいただけて良かった。
旅4日目の様子は、次の記事でお伝えします。最後までお読みいただきありがとうございました。
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