40代がマネジメント研修を受けて思うこと
つい先日、5時間の社内のマネジメント研修を受けました。
正直、
「意味あるかな?」
と思ってしまいました。
なぜそう思ったか、記事にしてみたいと思います。
①強制参加に対するモチベーション
研修を受ける際、参加者に学習意欲がないと受けても意味がないものになってしまいます。
新入社員などは、とにかく早く一人前になるために、なんでも学びたいと思っている人が多いでしょう。そのような場合、会社で研修メニューを準備して、仕事をするのに最低限必要な知識を学んでもらうというのは、とても意味があると思います。
そうではなく、ある程度仕事ができる人がスキルアップのために受ける研修も、新入社員と同じように強制参加にしていることがあると思います。
私も毎年のように強制参加の一斉研修を受けています。
会社としては、成長のために研修の機会を与えている、と思っていると思いますが、会社側の思いと裏腹に、私は年々研修に対するモチベーションが下がってしまいます。
また、私が受ける研修では、毎回かなりの確率で恥ずかしいゲームをやらされます。これが地味に精神的に苦痛です。正直これだけはなんのためにやっているのか、わかりません。
②課題は皆同じではない
今解決したい課題は、人それぞれです。
例えば、私の場合、メンタルを病んでいる部下や、年上の部下との接し方に悩んでいます。
別の人は、自身のモチベーションに悩んでいたりします。
やはり、皆今1番の課題の解決方法を知りたいのではないでしょうか?
③社内研修だと交友関係も広がらない
外部研修ですと、異業種の方と交流があったりします。ときにそれは、研修そのものよりも財産になることがあります。
ただ社内研修の場合、参加しているのは同僚、上司、部下なので、普段からコミュニケーション取っていれば、ほとんどそのようなメリットはありません。現にこれまで社内研修をきっかけに仲良くなったという話は聞いたことがありません。
大企業だと違うのかもしれませんが。
④何を教わるかよりも誰から教わるか
私は誰に教わるか、がとても重要だと思っています。自分が目標としてる人や、理想に近い人の研修のほうが、心に刺さるのではないでしょうか。自分の心に刺さるからこそ、共感し、本気で実践することができます。
それは、研修でなくてもセミナーでも講演会でもいいと思います。
逆に会社が選んだ人から、会社から与えられたテーマでなにかを学んでも、私の場合、どこか腹落ちしないところが残りました。ただ何かしらの実践することをコミットしないといけないというケースが多かったので、形だけ実践したりしてしまっていました。
⑤知識は自分で手に入れることができる
学びは必要です。最低限の知識も必要です。
しかし、本やYouTubeなどで色々なビジネス知識を得ることが出来ます。
同じテーマでも色々な角度の考え方があるので、複数のものをみて自分に合ったものを参考にすればよいと思います。
企業における理想的は研修とは
会社が行う一斉研修は、とても日本的な考えなのかもしれません。
アメリカでは研修を行うのではなく、学ぶチャンスを提供するという考え方で、一斉研修ではなく個々で学ぶ機会を探すのだそうです。
私もその考え方のほうが、合っていると思います。個人が自分に必要な知識やスキルについて考え、自分で学ぶ機会を探し、組織はそれを支援するほうが成長するのではないでしょうか。
成長する意欲がそもそもないと言う人は、きっとどんな研修を受けてもあまり意味がありません。
今私が勉強したいのは、認知行動療法です。
心理療法のひとつですが、仕事でも活用できるのではないかと考えています。
その分野について自分で調べてみたいと思っています。
今年中に何かしら勉強したいと思いますので、また記事にしたいと思います。
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