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ハワイで一番綺麗なラニカイビーチの行き方と、行く前に知っておきたいこと7つ

ラニカイビーチは、 ホノルル空港のあるオアフ島のカイルア・エリアにある、世界でも有数のめちゃくちゃ美しい絶景ビーチです!

30年ほど前からアメリカのトップビーチの常連で、「全米No.1ビーチ」に選ばれ続けています!(このランキングは、フロリダ国際大学の教授が、砂質や水質など50の評価項目を基に毎年発表しているものです。)

ラニカイビーチは、その美しさから「天国の海」とも称され、現在も多くの人々に愛されています。 昔は「知る人と知る秘密のビーチ」という感じの位置づけだったのですが、最近はどのガイドブックでも紹介されていて、Uberやレンタカーを使った気軽に訪れることができるようになりました。

わたしもよく行くし、最高のビーチなのですが、実は注意点がいっぱいあるビーチだと思ってます…! 今回のノートでは、これからラニカイビーチを訪れる人のために「行く前に知っておきたいポイント」を まとめて紹介します⭐️


ラニカイビーチの行き方<アクセス>

何かビーチへの行き方は、いくつかあります。

1. レンタカーでの行き方

ホノルル(ワイキキ)からのルート

  1. H-1 フリーウェイ東方面(EAST) に乗る。

  2. Pali Highway(パリ・ハイウェイ / Route 61) を北東方向へ進む。

  3. カイルアタウンに入り、そのまま Kailua Rd(カイルアロード) を進む。

  4. カイルアビーチパークを通過し、Mokulua Dr(モクルアドライブ) へ入る。

  5. 駐車禁止じゃないところに路駐

  6. ビーチへの小道(Beach Access) を探して徒歩でアクセス。


2. バスでの行き方(公共交通機関利用)

ワイキキからのルート

  1. TheBus(ザ・バス)Route 60 or 67 に乗り、カイルアタウンへ向かう。(所要時間:約1時間〜1時間半)

  2. カイルアタウンで Route 671 に乗り換え、ラニカイ方面へ。

  3. ラニカイのバス停で下車し、徒歩でビーチへ(約5分)。

注意点

  • バスの本数が少ないため、時間に余裕を持って行動すること。

  • 帰りのバスの時刻を事前に確認しておこう!


3. 自転車で行く(カイルア・エリアから)

  1. カイルアタウンまでレンタカーやバスで行く

  2. カイルアタウンで レンタサイクルを借りる。
    (ショップ例:Kailua Bicycle, The Bike Shop)

  3. カイルアビーチパークを経由し、ラニカイビーチへ(約15分)。

  4. ビーチ近くのフェンスなどに自転車を停め、徒歩でアクセス。

注意点:

  • 自転車は住宅街の邪魔にならないように駐車する。

  • 日差しが強いため、水分補給を忘れずに!

4.一番おすすめ:Uberで行く

最後に、一番お勧めしたいのが「Uberで行く」という方法です。
ワイキキから直接Uberで訪れてもいいと思いますし、 レンタカー派の人は、カイルアの街に車を止めて、そこでUberを呼んでラニカイビーチの入り口に行くのがオススメです。 私は、最近はもっぱらそうしてます。
そうする場合の、カイルアの一番お勧めの無料駐車場や、Uberを呼ぶスポットなどの細かい情報は、別記事で紹介してます。

注意点:

ラニカイビーチでUberを呼んで帰る時に、体が砂まみれだったり、濡れた水着を着ていたりすると乗車させてもらえないので、きちんと拭いて着替えれるように準備します。

ラニカイビーチに行く前に知っておきたい注意点

主にレンタカーに行く人向けの注意点になります。

1. 駐車場が全くない→路駐のみ

ラニカイビーチには公共の駐車場が一切ありません。
なので、ドライブで行く場合は近くの住宅街に「路上駐車」する必要があります。
その際、必ず駐車禁止エリアを避け、住民の迷惑にならないようにしないといけません。

アメリカの途中は、結構日本とルールが異なっている部分も多く、 NO PARKINGのサインがある所では、駐車はもちろん停車(運転手が座ってて一時停止の状態)すらNGです。

2. 路駐のルールがめちゃくちゃ厳しい

このエリアで路駐する場合は、ローカルルールをしっかり守る必要があります。ローカルルールと言うよりも、一般的なアメリカのルールに沿ってれば問題ないのですが。

まずは白い線から一切はみ出さないように停めること。 ミラーが少しはみ出ているだけでもレッカーされてしまうので、 ミラーもしっかり畳んでおきます。

まず、この辺の家のゲートの前やポストの前は、NO PARKINGサインがなくても絶対に駐車NGです。 さらに普段はオッケーの場所であっても、たまになぜか駐車禁止の看板が立ってる時期があり、その時もだめです。

この辺りは、結構しっかりレッカー車や警察が回っていて 「10分だけ車を止めて、海を見に行っただけなのに、レッカーされてしまった」みたいな人がかなりたくさんいます💦 一度レッカーされてしまうと、自力で取りに行かないといけなくて、めちゃくちゃ大変になります。 しかも罰金も高いです。。貴重な旅行時間が無駄になってしまうので、ルールは確実に守りましょう!

3. 土,日,祝は近隣路駐が禁止になることもある

おそらく、このエリアに住む住民たちからかなり多くの苦情が出ていて、「渋滞で生活がままならないこともある」とのことで、2025年以降、土日祝などめちゃくちゃ混みやすい時期はそもそもこのあたり一帯が完全に路駐禁止になることがあります。

どこを頑張って探しても路駐できるような場所はないし、あったとしても、他の観光客に絶対に取られてしまっているので、 困難を極めます。週末や祝日などはラニカイビーチに行く事はお勧めできません! どうしても行きたい場合は、 カイルアビーチから歩いて行くか自転車で行くの2度って感じです。

4.工事等の影響で、 数ヶ月間路駐禁止の期間もある

わたしも、先日2月に実際にラニカイビーチに行った時にこれにハマってしまったのですが、 なんとカイルアビーチの一番大きな駐車場が工事で閉鎖されている影響で、ラニカイビーチのほうも路駐できる場所が一切なくなっていました。 普段は大丈夫な場所も全部NO PARKINGのサインが出てるって感じです。

おそらくカイルアビーチに止められなかった人が、たくさんラニカイビーチのほうに流れてきてしまうから、事前に渋滞を防ぐためにクローズしちゃってるんだと思います。

ちなみに、早くとも2025年3月15日まではこの工事は終わらないそうなので、 多分ずっと この期間は路駐できないはずです。この時期に行く人は要注意。

5. カイルアビーチから歩くのは実はかなり大変

南海ビーチへの行き方を調べていると、「カイルアビーチから歩けばオッケー」と書いてあることが多いのですが、実際行ってみてわかったのはカイルアビーチから歩くのはかなり大変ってことです。
ビーチをそのまま歩いて行けばたどり着ける感じかと思っていたのですが、全くそうではなくて、一旦ビーチから道路に戻り、交通量の多い道路の歩道を坂を登ってさらに下って、やっとラニカイの住宅街にたどり着くって感じなんです。
そしてハワイは常夏の島。昼間は炎天下なので「この距離を20分とか歩くのはきついな〜」って感じでした。 (日本でも、夏に日向を20〜30分歩くのは大変ですよね💦)しかもラニカイ方面のビーチへ行く車がたくさんいて、 真横で渋滞もしてるのでちょっと危ないです。
冬の2月であっても厳しかったので、真夏はちょっととても無理という感じ。小さい子は熱中症になりそうな暑さなので、子連れも厳しいです。

6. トイレ、シャワー、更衣室なし

ビーチの周辺には、公共のトイレやシャワーが全くありません。 住宅街なので、トイレを借りられるようなレストランやショップもありません。
また、 隠れて着替えるような場所も全然ないので、必要な場合は、近くのカイルアビーチパークを利用したり、 てるてる坊主型の体に巻きつけて中で着替えられるタイプのタオルなど、日本から持参すると便利です!
また、周りにはビーチレンタルショップや売店などもないです。パラソルやタオル、日焼け止めなど、必要なものはすべて自分で持参です。
濡れた水着やタオルは、その後自分でずっと持ち運ばないといけないので、ドライバックを一つ用意しておくとめちゃくちゃ便利ですよ。

7. レストランや売店、日陰がない

レストランや売店はないので、お腹が空いたり喉が渇いてもスナックや水を買える場所はないです。
なので、とくに水はしっかり持参したほうがいいです!
あと、ラニカイビーチの特徴として、他のビーチと比べて日陰が全然ないんです。
少しだけあっても、他の人たちやローカルが使っているので、だいたい太陽の下でずっと過ごすことになります。とくに朝は、東から照りつける太陽でもろに炎天下。「子供や友達だけ泳いでもらって、自分はビーチでのんびりする予定」 という人で、 かつ「日焼けをしたくない」という人には厳しい環境かもしれません。

8.ライフガードもいない

監視員がいないため、 万が一溺れてしまった際には、誰も助けてくれませんし、 基本、自己責任のビーチです。
遠浅の海などで、そこまで危険ではないのですが、特に波が高い日は注意して遊泳しましょう!とくに子どもからは目を離さないように。
カヤックなどで「モクルア島(通称:ザ・モークス)」まで行くのもおすすめですが、潮の流れや天候をチェックしてから出発しましょう!

9. 危険生物に注意

めったにないのですが、たまに秋ごろに浜辺にクラゲやカツオノエボシなどがビーチに打ち上がっていることがあります。 特にカツオノエボシは猛毒なので、見つけても絶対に触らないようにしましょう。
子供と行く場合は、到着前に「ビーチでは変なものには触らないように」と伝えておくと良いかもしれません。


9個も注意点を書いてしまいましたが、これだけ見ると、「やっぱやめよう」っていう人も多いかと思います。
でも、この9個のデメリットを上回るほどにラニカイビーチは美しいんです。

わたしも、いろいろと不便なのはわかってても、ハワイに行くたびに絶対に一目見たいと思って訪れてしまってます。笑
あとはいろいろ攻略方法わかってきたので、 楽しめている感じです。

おすすめの時間帯、楽しみ方

ラニカイビーチは、オアフ島の東海岸側にあるので「朝日がとても美しいスポット」として有名です。
また、駐車スペースが争奪戦になることも多く、どのガイドブックでも「朝早く行くこと」がお勧めされています。

ただ、朝は海が逆光になるので、そこまできれいなブルーに輝きません。
一番美しい海を見られるのは、実は「お昼ごろからお昼過ぎ」の時間帯。

順光で、海がより一層鮮やかに!

夕方になってくるとすぐ近くに山があるため、早めに日が陰ってしまいます。

なので、わたし的におすすめなのは、午前中遅めの時間帯にこの辺のエリアまで移動して、 砂浜でお弁当やテイクアウトなどでランチを食べながら美しいビーチの景色を楽しむこと。

ラニカイの住宅街のすぐ裏の山に、「ラニカイ・ピルボックス・ハイキング」というハイキングルートもあり、ビーチとモクルア島を一望できる絶景スポットになっているので、体力のある人はラニカイビーチと合わせて楽しむのもおすすめです!

ハワイでも指折りの絶景!

ちょっと急な道のりですが、片道30~45分のハイキングで頂上に到着でき、サクッと楽しめます。出発場所はめっちゃわかりにくいですがGoogle Mapだとここがスタート地点です。

そして午後は、カイルアの街のショップを巡ったり、美味しいグルメを食べに行ったり…好きなように過ごせます♪
マカダミアナッツパンケーキで有名な「Boots & Kimo’s(ブーツ&キモズ)」、ハワイアンブレックファストの人気店「Moke’s Bread & Breakfast(モケズ)」あたりが定番ですね!

詳しくは、「ラニカイ、カイルアを楽しむためのパーフェクトガイド」の方で紹介してます♪
あと、カイルアとラニカイのすぐ近くの超穴場ビーチも紹介してます。駐車場もあるし人少ないし、シャワーやトイレの設備整ってるし、しかもラニカイ並に綺麗な海なので、子連れはそっちがおすすめ。


まとめ

ラニカイビーチはまさに天国のようなビーチ🏝️

これだけめんどくさくても絶対に行ってほしいし、一目見てみてほしいってくらい、ここのビーチは最高に綺麗です!!

めんどくさくてハードルが高いスポットだからこそ、人もあまりいないし、極上のプライベート感を味わいながら、全米ナンバーワンのビーチを楽しむことができます。

事前準備は大事ですが、押さえるところは押さえた上で、最高の時間を過ごしてください!


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