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女一人、世界のヌーディストビーチに挑む…!【実際に行った5ヶ所も紹介】
「ヌーディストビーチ」というものが存在することを知ったのは、10年ほど前にわたしが旅に出てからでした。
タイで出会ったバックパッカーの友達が、「世界中のヌーディストビーチを巡る」というとてもユニークなテーマで旅をしていて(※男性です。)、そんな世界があるのか!!とビックリ。
いろんな興味深い話を聞いて、「わたしも行ってみたい!(というか見てみたい←興味本位)」と思ったのがきっかけでした。
新しい扉を開けてしまった…!!
ヌーディストビーチとは?
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ヌーディストビーチ(nudest beach=裸ビーチ)とは、その名の通り「裸の人がいけるビーチ」。
ヌードでいてもOK
もしくはヌードでいないといけない
ビーチのことです。
「ヌード具合」は、各ビーチや人によって様々
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ヌーディストビーチというと、「そこにいる人全員がヌード」を思い浮かべる人が多いと思いますが、そういうビーチは圧倒的に少数派です。
ヌードといっても、上だけヌード(トップレス)の人が大半を占める場所もあれば、服を着ている人もいるところ、本当に全部脱いでいる人など、ビーチによって様々。
だいたいのヌーディストビーチは「ヌードになってもいい」という許可が降りているところ、というだけなので、
「行ってみたら誰もヌードじゃなかった」
なんてことも十分あり得ます。なので、もしヌーディストビーチに行くなら、「どれくらいの人がヌードなのか」もあらかじめチェックしておくといいです。(誰もヌードじゃないのに、自分だけ脱ぐのはかなり勇気がいります)
ヌーディストビーチは世界中に100ヶ所以上ある!
公共のヌーディストビーチは、大小・有名無名を合わせると、全世界に100カ所以上あります。
中には、「特にルールを設けていない」ため、勝手にヌーディストビーチになった、というビーチもちらほら。
どこも特徴的なのは、「ヌーディスト」たちが集まる場になっているということ。
ヌーディストとは、和製英語で、英語では裸でいる主義のことを「Naturism」「nudism」などと言います。英語で、「naturism beach」など調べると、彼らの通うビーチが紹介されています。
「自然の、ありのままの姿で海と触れ合う」
事を目指している人が多いです。
もしくは、単純に「服が嫌い」「服が肌にまとわりつく感じが嫌い」という人もいれば、「綺麗に日焼けしたい(水着跡を残したくない)」という理に適った理由でヌーディストをしている人もいて、人それぞれです。
世界中のヌーディストビーチ
ヌーディストビーチシーンは、ヨーロッパが一番盛り上がっています。
盛り上がる、というか「ヌーディストビーチの数」と「ヌーディスト」が多い、って事です。(あとはカジュアルに楽しむ人も多い)
アメリカやオーストラリアにもいるのですが、どちらかというと「超限られた一部」だけで、特にセレブや金持ち、特定のこだわりのあるライフスタイルを貫いている人が多いみたいです。
また、中東やアジアにはヌーディストはほとんどいないですね。
アジアでは、最近少しずつ増えてきているようで、東南アジアをはじめ小規模ながらヌーディストビーチも増えてきているそう。(中東は、宗教的に今後もかなり厳しいと思いますが…)
印象的には、ヨーロッパはカジュアルに楽しめる感じ、北米や英語圏はライフスタイルと紐づいている感じ、アジアはまだ発展途上?です。
プライベートのヌーディストビーチもある
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また、公にはなっていない「プライベート・ヌーディストビーチ」もあります。
こういうところは、大金持ちと友達になったり、「ヌーディスト協会」的なところに登録すると入れるようになったりするらしいです。
また、法律が厳しい国でも、「誰にも見られない私有地」であれば裸でいてもなんの問題もないので、岩に囲まれたような隠れビーチサイドのプライベートハウスを買って、自分のビーチを勝手にヌーディストビーチにする、という人も多いみたいです。
世界のヌーディストビーチに行ってみた
今回は、
ヌーディストビーチ初心者でも気軽に行ける
有名なスポット
を中心に、わたしが行ったことのあるところや、友達が絶賛していたビーチも含めてまとめてみました。
1. レイディーベイビーチ(オーストラリア)
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おそらく、日本人の間では一番有名なヌーディストビーチ、Lady Bay Beach。日本人もよく訪れているようです。
大都市の「シドニー」から、車でたったの15分ほどのところにある、かなりアクセスの簡単なヌーディストビーチです。
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入江に隠れている感じで、プライバシーが保てる地形になっています。
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ただし、ここは超高級エリア。
周辺に住む富裕層も遊びに来る隠れ家ビーチで、ここには本物のナチュラリスト(元から裸で生活している人)も多く、中にはここに来るために近くに引っ越してきたり、別荘を持っているナチュラリストもいるんだとか。
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地元の人や、常連さん(?)で賑わっているような雰囲気でしたが、ふつうに観光客もいました!
2. レックビーチ(カナダ)
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次に紹介するのは、カナダのバンクーバーにある「レックビーチ(Wreck Beach)」。
カナダ最大級のビーチで、レイディーベイビーチのひっそり感と比べると、ものすごく開放的で広大。週末には数百人もの人が訪れます。
敷地が広い分、ヌーディストたちはポツポツと離れて場所どりをしているので、「他人を気にせずヌーディズムを思いっきり楽しみたい!」という真のヌーディストには最高の場所です!
ただし、ここはアクセスがちょっと大変。高台にあり、500段以上ある階段を頑張って登りきった人だけが、ここのビーチにたどり着くことができます。
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ただし、カナダなのでお察しの通り冬はめっちゃ寒いw
泳いでる人はまず一人もいません。(写真は冬)
人がいるときは写真撮影は禁止です。
3. イビサ島のエスキャバレット・ビーチ(スペイン)
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次は、イビサ島のEs Cavalletビーチ。
イビサ島は、「ヒッピーの島」としてとても有名で、超有名クラブが乱立する「クラブ天国」。つまりパーティーアイランドなわけです!
その自由な雰囲気はここのビーチにまでおよび、なんとイビサ島が公式に定めているヌーディストビーチがいくつもあります。
エスキャバレットは、そのうちの一つで、とても美しい海が広がる絶景ビーチ。ほとんどが観光客のヌーディストビーチなので、わりと気軽にチャレンジできます。
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美しい海、自由なヌーディストたち、眩しい太陽と、最高の条件が揃っていてとってもおすすめ!わたしが行った時は、着ている人・着ていない人が半々の感じでした。
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4. マヨルカ島のエス・トレンク(スペイン)
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またまたスペイン!マヨルカ島の「エス・トレンク」は、なんとファミリーでも楽しめるヌーディストビーチ!(脱ぐのは大人だけです)
子供もたくさんいて和やか&めちゃくちゃ海が綺麗なので、普通に遊びに行くのにもおすすめなビーチです。
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完全にヌードになっている人はほとんどいなくて、上だけ脱いでいる人がほんの少しでした。
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たぶん数あるヌーディストビーチの中でも最も美しいビーチの一つだと思います!
5. パンプローヌ・ビーチ(フランス)
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フランスのコード・ダジュールにある「パンプローヌビーチ(プラージュ ド パンプローヌ)」は、今も昔もヌーディストたちの憧れの地!!(らしい)
「ヌーディストビーチの発祥地」としても知られている、世界でも最も有名なヌーディストビーチの一つです。
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高級リゾートエリアなので、ここに来るのはセレブが多く、ファミリーやカップル、友達同士など様々なグループがやってきます。
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芸能関係者も多く、美人も多いんだとか。(ヌーディストビーチを巡っている友達に教えてもらったw)
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でも、ヌーディストOKなのはパンプローヌビーチの一部だけで、そこ以外ではNG。ちゃんと「Naturalist」向けの看板が立っているのでチェックしていってください。
ヌーディストビーチを楽しむためのルールやエチケット
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各ビーチによって、ルールというか暗黙の了解のようなものがあります。
特に多いのは、「写真撮影やスマホ・カメラの使用禁止」
(↑)これは、本気でちゃんと守らないととんでもないことになります。文字通り、つまみ出されます。わたしが今回のブログに使用している写真は、どれも大丈夫なところですが、、、
また、あまりないですが「ヌードでないといけない」タイプのヌーディストビーチで水着を着ていたら、周りからなんとなく冷ややかな視線を送られるかもしれません。
というか、きっと水着を着ようとも思わないはず。
人間とは不思議なもので、周りの全員が裸だったら、自分一人だけ水着でいるのが恥ずかしくなるものなので。
郷に入れば郷に従え!ということで、思い切って水着をとってエンジョイしましょ〜。
初心者は、観光地としても有名なヌーディストビーチへ!
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ヌーディストビーチは、結構有名なところだと「観光地」としても有名です。
「ヌーディストビーチに行きたいけど、気づかずにルール違反してしまいそうで怖い」
という人は、観光客も多いヌーディストビーチにいってみるのがおすすめ。そこにいるのはほとんどが観光客で、ルールやエチケットもそこまで厳しくないので、ビクビクする必要ないです。
日本人にとってだけでなく、世界中の人にとって「ヌードでいてもいいビーチ」はユニークな場所なので、興味本位・ちょっと見てみたい、というかんじでやってくる人はとても多いんです。
ヌーディストビーチの観光地化で困ることも
しかし、観光地になると地元のヌーディストたちは困ってしまう人も多いです。
特に嫌われるのは、「一見の観光客で、身体をジロジロ見てくる人」。
ヌーディストたちは、身体を「見せたい」訳ではなく、ただ服を着ないという主義でやっているだけなので、やっぱり人に「見られる」のは不快なのです。
自分がヌーディストビーチに行く際にも、(自分が脱ぐ・脱がないに関わらず)なるべく他の人の方を見ないように気をつけてました。
気持ち的には、
「他の人は関係ない。ただ、この海を楽しむ」
というマインドです。
ヌーディストビーチでは、ナンパも微妙かも
そんなわけで、ヌーディストビーチはみんないろんな思いやこだわりを持って訪れているので、ナンパはちょっと微妙だと思います。
イビサ島などの観光客が多いところならまだいいかもですが、下手な事をすると追い出される可能性もあるので…
まあ、日本人で海外でナンパしようとする人は少ないかもですが…それぞれのビーチの「空気を読む」のがいいと思います。
ちなみに、ヌーディストビーチマスターの友達いわく、逆ナンは結構ありらしいですよ。笑
まとめ:ヌーディストビーチは、ルールを守って楽しもう!
以上、ヌーディストビーチについての紹介でした!!
わたしの友達は、今までに数十か所のヌーディストビーチを訪れたと言っていましたが、印象的だったのが
「高級エリアほど、ヌーディストビーチが多い」
「お金持ちのヌーディストは、だいたいプライベートのヌーディストビーチを持っていて、そこでパーティをしたり休暇を過ごしたりしている」
「ヌーディスト・レイクもある」
などなど。
かなり興味深い話でした!!
わたしも、世界中のヌーディストビーチのいくつかに行きましたが、なんとなくヨーロッパのヌーディストビーチはかなり開放的で「脱いで当たり前」という雰囲気があり、ヌードでも過ごしやすい気がしました。(ヌーディスト率も高い)
また、「水着を着ている人も半々」というビーチだと、逆に思い切って脱げない場合もあるので、もし「絶対脱ぎたい!!」というなら「脱ぐ」のが当たり前のビーチに行ってみるのがおすすめです。
ちなみに、海外にはこんな専門書もあります!
↑日本でも手に入るので、気になる人はチェック。真面目に、定番から穴場までしっかり紹介してあります。Amazonはレビューが面白いです。笑
ルールやエチケットを守って、ヌーディストビーチを楽しみましょう〜!
帰国後、日本のヌーディストビーチに行ってきた話を次のブログで紹介します!