ハワイの駐車違反の罰金の値段と、レッカーされた時どうすればいいのか?

ハワイでは、駐車違反の種類や場所によって罰金の金額が異なります。

以下に一般的な罰金の目安と、 実際に 駐車違反で劣化されてしまった場合にどうすれば良いのかを紹介します。

本当はこんなトラブルない方がずっと良いのですが💦
実は、ハワイでレンタカーを借りた時に駐車違反で罰金を払ったり、レッカーされてしまう人って、かなり多いんです。

なので、万が一のことが起こってしまった人向けにこちらのノートをまとめておきます。


ハワイでの駐車違反と罰金の値段

一般的な違反の場合

  • 通常の駐車違反(許可証なし、禁止エリア駐車など) → $35〜$50

  • 予約済みの駐車スペースへの駐車 → $50

  • 障がい者専用スペースへの違反駐車 → $260

普通は50ドル位で済むイメージです。思ったよりも安いですね。
(日本だと数万円のイメージなので)

特定エリアでの罰金

  • ハナ・ハイウェイ(Route 360) などの観光地では、違法駐車に対して 追加$200のサーチャージ が課されることがあります。

特定エリアの罰金はかなり高くついてしまいます。。


罰金未払い時のペナルティ

  • 15日以内に支払わない場合
    → $10の延滞料金が追加され、車がレッカー移動される可能性あり。

  • 30日以上未払いの場合
    → 追加ペナルティが発生し、大学生の場合は大学アカウントの凍結、または債権回収会社への委託が行われることも。

罰金を払わないとペナルティーでどんどん金額が上がっていってしまうので、レッカーされたら即取りに行くのがオススメです。


罰金の支払い方法

  1. オンライン支払い → eTraffic Hawaii で支払い可能です。

  2. 郵送または窓口支払い → 各地区の地方裁判所(District Court) や交通違反処理局(Traffic Violations Bureau) にて支払い可能。


もし、自分たちのレンタカーが駐車違反でレッカーされてしまったら

もし、自分たちの借りているレンタカーがハワイでレッカー移動されてしまった場合、以下の手順で対応してください。


1. まずは確認(本当にレッカー移動されたかどうか)

  1. 警察に連絡 → 盗難ではなくレッカー移動されたか確認しましょう。

  2. ハワイの警察(HPD)に問い合わせると、どのレッカー会社に運ばれたか教えてくれます。

万が一劣化されたのではなくて車が盗まれてしまっていた場合は、 警察の指示に従ってください。 


2. 車を引き取りに行く

実際にレッカーされていることがわかったら、レッカー会社の場所を確認し、引き取りに行きましょう。

その際に、必要な持ち物があるので忘れずに!↓

必要な持ち物:

  • レンタカー契約書(Rental Agreement)

  • 運転免許証

  • 車の鍵

ハワイの法律では、レンタカーの借主(ドライバー)も車を引き取る権利があります。 レッカーされた時点では、 レッカー会社からレンタカー会社にすぐに連絡が行くことはまずないので、自分で自主的に取りに行くことになります。


3. 罰金とレッカー費用の支払い

罰金とは別に「レッカー代」とやらがかかります。
レッカー移動の費用は以下の通りです(2025年時点の標準料金):

  • レッカー代 → $65

  • 距離料金 → 1マイルあたり $7.50

  • 保管料 → 1日目〜7日目: $25/日、それ以降: $20/日

  • その他の追加料金

    • ドリー使用: $75

    • 難しい積み込みだった場合: $30

    • 深夜・週末のレッカーの場合(18:00〜翌6:00): $15

支払い方法 → クレジットカード、デビットカード、現金OK。

違法な「現金のみ要求」には注意!
現金しか使えないなどと言われたり、 一般的な金額よりかなり高い額を言われたら、絶対におかしいので、消費者保護局(Office of Consumer Protection)に報告してください。 またはそこに連絡すると言うだけでもすぐに ちゃんと対応してくれるようになります。


4. レンタカー会社に報告

レンタカー会社にすぐ連絡します!

  • 罰金やレッカー費用は借主の自己負担になります。

  • 支払いを怠ると、レンタカー会社がクレジットカードに請求 する可能性あり。その際に保管料もかなり多額になる可能性があるので、自分でとりに行ったほうがずっと安く済みます。

罰金を支払い済みで、レッカー代も支払って、取りに行った場合でも一応レンタカー会社に報告しておくことがオススメです。


5. 自分の権利を知る(重要)

もし、レッカー車が出発する前にギリギリで戻れたら?

  • 車が元の場所から50フィート以内(約15m) にある場合、無料で返却させることが可能です! つまり今目の前でレッカーされそうになっている状態なら、ストップさせることができるわけです。

  • 不当な料金を請求された場合は、消費者保護局(Office of Consumer Protection) に通報できます。

日本の感覚だと自分がルール違反をして劣化されているのに、消費者保護局に通報できると言うのは意外な感じがしますが、そのあたりはやっぱり権利の国アメリカ。 ちゃんとこちらの権利も知っておくことが大事です!


まとめ

手順をまとめると、こんな感じ。

  1. 警察に連絡し、車の所在を確認 

  2. レッカー会社に行き、必要書類を持参して車を引き取る

  3. レッカー代・罰金を支払う(標準料金を確認!)

  4. レンタカー会社に報告し、契約違反を防ぐ 

  5. 自分の権利を知り、不当請求がないか注意する 

なかには、新婚旅行でハワイにきたのにレッカーされてしまって大変な思いをした人や、車を取り返しに行く方法がわからずに右往左往して、せっかくの貴重な旅行時間を無駄にしてしまった人などたくさんいます。 特に英語がわからないとこの類のトラブルはきついですよね💦

ハワイは 実はレッカーされる人がかなり多くて、 観光客の駐車違反はローカルの間でも評判が悪いので、ローカル警察が常に見張ってるような感じです。
わざと違反したわけではなくても、 駐車違反になってしまう事はよくあるので、 現地の交通ルールをしっかり確認しておきましょう!

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