何もない1日が最高の1日になるなんて:マレーシア11日目(ジョホール)

Selamat Pagi(スラマッパギ)!(おはようございます!)

と冒頭にあいさつしていますが、noteを書いてるのは夜23時です。
長らく、自分の投稿ができておらず、今日の出来事を伝えたいと思ったので今日からもう一度書き直そうと思います!

今回のメインは「お母さん」からです!(時間の無い方はこちらから!)


市内中心部へ移動

昨日までは、ジョホールのなかでも少し市内の中心から離れていた場所に泊まっていた。意外とよかったカプセルホテル。これもあとでnoteにしたいな

近くのインド系のレストランで
ロティ・チャナイを食べる。これが安くてうまい。

 ロティ・チャナイ(50円くらい)

カプセルホテルから徒歩で最寄りのバス停に行き、そのバスに乗って市内中心部に入るという流れだ。

バスが来ない

これまで、ベトナムのホーチミン、タイのバンコクに訪れたが
バスの遅延に関しては、このジョホールが最悪と言ってもいい。

他の国はもっとすごいのかもしれないけど(笑)
結局、Google Mapが言ってた時間の30分後に来た。
日本じゃ考えられない。
Mapを信じた俺が悪いのか、、、

でも、バス停には時間表も、どのバスがどの方向に行くかを教えてくれる進行表。予定表??みたいなものも皆無

バスでの温かさ

僕は、バスに乗ったが現金で支払わないといけない(これは仕方ない)
が、お釣りは出ない(これも仕方ない)

僕は、料金をちょうど払うには適した現金を持っていなかった。
そんな時に、同じバス停から乗ってきたおじさんが不足分を出してくれた。
ありがとう、おじさん

多分、中華系マレーシアンだと思う。もっと話したかったけど2駅ぐらいで降りちゃった。

ホステルに到着

agodaで予約した個人オーナーのホステル。
旅に慣れてきたので、あまりちゃんと確認しなかったが故か。。

なんと、室内にエアコンが無い!!
こんなにくそ暑い+湿度高いのに!

部屋っぽいのは良かったけど。


部屋の中

この時に、ああ確認が甘かったなと反省。
ちゃんと調べることで防げることはたくさんあります。
いい勉強代です。

あと、鍵も壊れていて心配しかない。

ご飯までの道のり

そしてパソコンをいじったり、これからの予定をホステルで考えてたら、もう18:30。早い。

ということで、ご飯屋を探しに歩くことに。
最近は、特にこの店に行く!とかを決めることなく、歩いていい感じのお店を探している
(結局、現地の人がたくさんいるお店に行く傾向があるから、ミーハーだと思うけど)

今日は、日曜日だったのか意外と人がいない。
僕が思うに、マレーシアの人は夕食は家で食べる人が多いのかな?
朝食は外食文化な気はするけど

そして、ここに来てGoogle Mapを開く。
レビューは少なかったけど、美味しそうなお店に向かう。
人がいなくても絶対ここで食べると決めて。

お母さん

そして、お店に到着。
吹き抜けのつくりがThe ローカルって感じ。
が、人は少なかった。夜19:40くらい

ただ、お店のスタッフが英語を話せず。
僕の勉強不足だが、料理も分からず、食べたいものがあるけど伝わらずに適当に注文することに。

それを見ていた子供連れのムスリムのお母さんが、英語で話しかけてくれて。店員さんと僕の間を取り持ってくれた(通訳みたいな)

マレーシアは、平気で2か国語話せたりする人がそこら中にいるからすごい。

僕は、食べたいものを伝えた。
店員さんも理解したらしく、親切に先ほどの注文を取り下げて新しくご飯を作ってくれることに。

優しさ

そして、お母さんたち家族は食事を終え、会計をすまし車に向かった。
ちょうどそのタイミングで、僕の「ナシゴレン」も到着。
本当はレストランで食べたかったが、なぜかテイクアウト形式に。
(彼らも今日は早く帰りたかったのかな?笑)

そして、僕も支払おうとすると
「お母さんが払ったよ」と店員が一言。

僕は、急いでお母さんたちの方へ向かう。
出発準備中だったのか、ぎりぎり間に合った。

「本当にありがとう!いくらだった??」
と聞いても、
「いいわよ。旅を楽しんでね!!」「have a good day!!」の二言。

僕は、お母さんの優しさに感動して、甘えることにした。
本当は、もっと話したかったけど日曜日の夜に家に帰ろうとしている家族を引き留めるわけにはいかない。僕は、この瞬間を忘れないようにして

だから一言声をかけた。
「一緒に写真を撮ろう!」
「もちろん!」
お母さんも、子どもたちも楽しそうにピース✌

忘れない思い出

帰り道

胸が熱くなった。今日は、特に何もない1日だった、
本当にさえない1日。

でも、人の優しさに触れることができたとき、本当に幸せを感じた。
(お金を払ってもらうことが優しさではない)

テイクアウトの「ナシゴレン」を片手に
暗い車道を一人歩く(歩道なんてない、車社会)

胸が熱く、感謝の気持ちに包まれていて、少し涙が出そうだ。
「どうして、関係ない外国人にこんなに優しくできるんだろうか」
「僕は、人に対して思いやりの気持ちを持てているのだろうか」

そして、
「次は、少しだけ誰かに優しくなろう」と思った。
そのナシゴレン美味しかったな。


 テイクアウトのナシゴレン

あの家族のみんなが素敵な生活を送れることを祈ってます。
人の優しさって偉大だな。
僕も、そうなりたい。

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