日本人、外国に行ったら自意識過剰(社会不安)を克服できる説

最近オーストラリアに旅行で来ているが、オーストラリアに旅行として来て驚いたことがある。
マジで誰も他人のことを1ミリも気にしてなさそうな雰囲気だ。

電車に乗っていても電話は普通だし、その辺で寝ている人もいる。
そしてゴミの細かい分別やらがない。
至る所にゴミ箱が設置されている。

店員は日本のような感じではなく、変に遜った感じでもなく、機会的だ。
マックなんか完全キャッシュレスで注文する機械に入力したら自動的に出てくる。
そして日常生活では日本のように何か年齢やら地位による年功序列を感じることも全くない。

誰が誰でも「you」であるしなんか〇〇さんやオマエといった地位による区分のような状況が成立しない。

で、この状況で日本のように「浮く」と言うのはマジで逆に困難だろう。
路上で寝ていてもおそらく気にしないだろうし、変な髪型にしたり友人と騒いでも誰も気にしない。

おそらく、「ヤバい」の閾値が明らかに違う。
刺青なんて当たり前だし、人種やら言語、髪色なんて誰もバラバラで気にしていない。
日本のように少しでも礼儀やら常識からズレている行動があると説教やらが怒るがここではそんなことは起こらないだろう。
カスハラなんか起こりそうにも無い。

「そして老人が全くいない」
高齢者が本当に存在しない。
いるにはいるのだが、要介護レベルは多分出歩いていない。
移民のビザの年齢制限があるのかなと思っている。

よくその辺にいる責任者出せ!と騒いでいる日本のクレーマーなんて誰も気にしないし、そんなのがいたら追い出されるだろう。

こんな環境で幼少期から育ったら、自分が他人からどう思われているのだろうか?とか
人前で何か発表する時に全く気にしないはずだろう
よほどの事をしない限り注目は集まらない。

だから外国人が日本に来たら適応できないだろうなと容易に想像できる。
この状況なら相当困難だ。
幼少期から背並びで並ばされて来たりクラス制度やら班のようなグループ、頭髪検査やら、様々な角度で軍のような同一化教育を受けて来た日本人とは適応できない。

もし外国人がが高校野球のような環境で坊主にしろ、走れ、〇〇をしろのような命令を受けたら彼らはおそらく反抗するだろうし、病んだりすぐに退部することになるだろう。

こんな環境ならまず会社の流動性が高く組織に仕えるなんかなく、クビになるだろうし嫌ならすぐ辞めて別の環境に就職することになるだろう。

まず、コレが世界標準だとしたら日本は明らかにズレている。
もし、この外国人集団に〇〇やれとか先輩後輩なんだから下っ端なんだからコレしろとか常識を押し付けても動かない。

日本は病的に自意識過剰になる要因が揃っている
東京のような無関心とは違う。
東京で「常識的な行動という縛り」から外れたらすぐにバカにされ、SNSで晒しものになるだろう。

国によるだろうが、この西洋的価値観の国に行けば誰もあなたのことなんて気にしない。
過干渉的価値観が好きなら日本にいればいいと思う。
それとも他人に無関心で個人的自由を持ちたいなら外国に行けばいい。

昔いたサッカー選手の「中田英寿」を覚えているだろうか。
全員がそんな感じの価値観だ。

自意識過剰やシャイが日本人に多い理由がそれだ。
ここで生きるなら、自己主張するのが当然で
それをしてすらも浮かないし普通だ。

全裸で踊るみたいな明らかなクレイジーな行動をしない限り「普通の価値観」が明らかに広い。
だから自意識過剰なんて無くなる。

ここから導き出されるのは、陰キャラや自分に自信が無いとかいわゆるネット上で言われる「チー牛」みたいな自意識過剰や対人恐怖症が発生するのは、日本の同一化政策を受けた制度上の問題から起こりうる問題があると思う。

遺伝子レベルだとしても、この価値観で育つと最初から陰キャラ的な要素は全く強化されない。

もし、社会恐怖を感じるのならどこか西欧的価値観の国に行ってみたらいいのではないか。
あなたは友人ではない、他人という存在からは、全く誰にも関心を持たれていると感じないだろう。

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