英語業界の詐欺


明治時代から続く日本の英語教育において、文法訳読方式は長年にわたり主流の学習方法として採用されてきた。

この方式は、英語の文法を詳細に学び、その文を日本語に翻訳することを重視している。

しかし、この方法が本当に英語力の向上に寄与しているのか、またその歴史的背景や問題点について考えないといけないレベルに達した。

文法訳読方式の起源と歴史的背景

明治維新以降、日本は西洋の知識や技術を急速に取り入れる必要に迫られました。当時の目的は、英語を使って直接コミュニケーションを図ることではなく、西洋の文献を翻訳し、日本の発展に役立てることでした。

そのため、文法と翻訳に重点を置いた文法訳読方式が採用されました。この方式は、限られた時間で効率的に知識を得るための手段としては適していました。

功:文法訳読方式のメリット

1. 文献の理解:詳細な文法知識により、複雑な英文を正確に理解し、日本語に翻訳できる能力が養われました。これは、明治期の日本にとって必要不可欠なスキルでした。

2. 受験対策:文法や読解力が重視される日本の受験制度において、この方式は高得点を取るために有効でした。

3. 体系的な学習:言語の構造を論理的に学ぶことで、英語の全体像を把握する助けとなりました。

罪:文法訳読方式のデメリットと問題点

1. コミュニケーション能力の欠如:実際の会話やリスニングの訓練が不足しており、英語を「使える」状態にはなりにくい。

2. モチベーションの低下:複雑な文法規則の暗記や翻訳作業は、多くの学習者にとって退屈であり、英語学習への興味を失わせる原因となりました。

3. 非効率な学習:実用的な言語習得の観点から見ると、文法訳読方式は効率が悪く、時間の浪費につながります。

嘘の歴史:隠された真実と誤解

文法訳読方式が長く続いた背景には、いくつかの誤解や意図的な情報操作が存在します。

1. GHQの占領政策の影響:戦後、GHQは日本の再軍備を防ぎ、思想統制を行うために教育制度を改革しました。英語教育もその一環で、コミュニケーション能力よりも文法や読解に焦点を当てることで、日本人が英語を実用的に使うことを制限しました。

2. 教育産業の利害関係:文法訳読方式を続けることで、教科書会社や予備校、塾など多くの教育関連企業が利益を得てきました。新しい教育方法に移行することは、彼らのビジネスモデルに影響を与えるため、変革が進みにくい状況があります。

3. 「英語は難しい」という神話の固定化:英語は難解であり、長年の学習が必要だという誤った認識が広まりました。これは、複雑な文法や翻訳に焦点を当てる教育の結果であり、本来の言語習得のプロセスとはかけ離れています。

現代への影響と批判

現在でも、日本の英語教育は過去の遺産を引きずっています。その結果、多くの日本人が学校で6年以上英語を学んでも、簡単な会話すらできないという現状があります。これは、教育システム全体の問題であり、個々の学習者の努力不足ではありません。

1. グローバル化への遅れ:世界が急速にグローバル化する中で、日本人の英語コミュニケーション能力の低さは、国際競争力を低下させています。

2. 効果的な学習方法の無視:科学的な研究では、言語は大量のインプット(特にリスニング)とアウトプットを通じて自然に習得されることが示されています。しかし、日本の教育現場では未だにこの方法が軽視されています。

3. 学習者の負担:無駄な暗記や翻訳作業に多くの時間を割くことで、学習者は本来の目的である「言語を使ってコミュニケーションする」という目標を達成できずにいます。

未来への提言:英語教育の改革

日本の英語教育は、大きな転換期を迎えています。過去の非効率的な方法を見直し、実用的で効果的な学習方法を取り入れる必要があります。

1. 大量のリスニングとアウトプットの重視:言語は聞くことから始まります。4000時間のリスニングで英語がペラペラになるという事実を教育に取り入れるべきです。

2. コミュニケーション能力の育成:実際に英語を使って話す、書く機会を増やし、言語を生きたものとして学ぶ環境を作る。

3. 教育者の再教育:教師自身が新しい教育方法を理解し、実践できるように研修やサポートを充実させる。

4. 教育政策の見直し:国レベルで英語教育の目的と方法を再定義し、効果的な教育が行われるよう制度を改革する。

結論

明治から続く文法訳読方式は、その時代背景や一部の利点を考慮しても、現代のニーズには合致していません。この方式に固執することは、日本人の英語力向上を妨げ、国際社会での立場を弱める結果となります。

過去の歴史や誤った神話にとらわれず、科学的根拠に基づいた効果的な学習方法を採用することが急務です。英語教育の目的を再確認し、真に使える英語力を育成するための大胆な改革が求められています。

日本の未来を担う若者たちが、国際社会で活躍できるよう、教育界全体が一丸となって英語教育の変革に取り組むべき時が来ています。


要はね、正直なところ、英語に限らず本当に言語を話したいなら、その言語を聞くしか無いって「気づいた人が勝ち」ってことになってるんだよね。申し訳ないけど、所得水準が低い旧植民地だったインドとかでは普通に英語が話せる。それは、日常生活で使うからなんだよ。

ざっくり言うと、GHQとか政権側の「ごまかしと詐欺」なんだけど、まだ同じやり方を繰り返してるってわけ。わけわかんない英検とかToeicみたいな利権産業が蔓延してて、英検1級持ってても話せない人がたくさんいるのが日本の現状なんだよね。この構造って、組織レベルではもう変えようと思ってもほぼ無理なほど根深く浸透してるんだよ。

マーケティングで、声の大きいバカがいろんな商材をばらまいたり、使えない教材を大量に出版してるよね。東京みたいな大都市で、外国人がたくさんいる場所でも日本人は日本語しか使ってないし、そう考えると、結局は個人で言語を身につけるしかないってことなんだよ。

そして、英会話教室とかToeicみたいなバカげた勉強をする前に、まずは英語が聞けるようになるべきだよ。そんな無駄な勉強しなくても、スコアなんて簡単に上がるんだからさ。

自分も受験勉強で相当やったけど、全然成果を感じなかった。あれは国ぐるみの詐欺だと思ってるよ。騙されてることに気づいてない文法至上主義の人たちや、予備校の先生、学校の教師もね。

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