【西国三十三か所】第32番札所 繖山 観音正寺
先にご紹介した西国30番宝厳寺、そして西国31番長命寺に続き、同日(2024年6月22日)、第32番観音正寺まで参拝してきました。
この後ご紹介するように、3連続厳しい石段登りで足がガクガクな感じになりましたが、満願まであと一歩と、半ばランナーズハイのような気持ちで乗り切ることができました。
そして何より、梅雨入り直後ながら3か寺を雨に見舞われることなく参拝できたことに、なによりも御仏のご加護を勝手に感じた次第です(32番参拝後、駐車場で出発の準備をしていると雨がチラホラ。我ながら晴れ男としての幸運を実感しました!)
全札所最難関ともいえる石段!
観音正寺への山道、石段は往時は西国札所中最大の難所といわれていたそうです。
現在は林道が開通し、割と楽になったそうですが、写真のとおり、不規則な石が並ぶ石段が長く続くので、かなりハードでした。
昔の人々の巡礼の厳しさに思いをはせながら、現代の文明の利器を使いながらの巡礼のしやすさを実感した次第です。
駐車場から20~30分くらいで本堂に到着します。
ご本堂は1993年の原因不明の火災により焼失し、歴史あるご本尊、千手千眼観世音菩薩も焼失してしまったとのことでしたが、2004年に新たに復興。
落慶したとのことです。
本堂から見下ろす近江八幡の市街地の様子はとてもきれいで、ちょっとした登山気分を味わうことができました。
さて、足掛け10年がかりで満願を目前に控えた西国三十三か所巡礼。
年内には華厳寺を参拝し、満願したいと思っています!
かつておとずれた青岸渡寺の美しさを思い浮かべながら、次の旅の予定を立てています。