AKB48で繋がるアジア圏①
今タイでBNK48が熱い。
あのAKB48のタイ版だ。
その怒涛の勢いは日本のかつてのAKB48人気を彷彿とさせる。
もはや社会現象と言っていいだろう。
BNK48版の「恋するフォーチュンクッキー」のMVはわずか4ヶ月でもうすぐ1億ビューだ。(とても良いMVなのだが、残念なことに現在日本から見れなくなった。)
スーパー、ショッピングモール、マッサージ店とあらゆる所でこのタイ版「恋するフォーチュンクッキー」がやたらとかかっている。
メンバーのサイン入り写真がヲタ界隈で160万円で取引されるなどBNK人気は過熱する一方。結成1年で一気に国民的トップアイドルグループへと駆け上がっていったのだ。
タイはこれまでも親日国と言われてきたが、実際には薄く広く親日感情が広がっているだけで具体的に「何が」というのがなかった。日本のポップカルチャーも一部のオタクを除けばタイではあまりポピュラーではなかった。
しかしここにきてBNK48を通して日本のアイドル文化に触れ、一気にタイで日本の存在を高めた。親日ステージも一段上がった。いや多分一段どころではない。
毎年冬はタイで過ごしているのだが、以前は事務的な対応だったホテルのチェックインの時さえ、今年は日本人と分かるといなや満面の笑みで「BNK48を知っているか?」と聞かれる塩梅である。
私自身は元々AKB48にも全く興味がなかった。
正直、AKBの印象と言えばフリフリの洋服を来てブリッコしている小学生のお遊戯会だと思っていた。
だが国境を超えて何が人々を熱狂させるのか、不思議に思ってAKBのMVをタイで見始めた。
全てのMV、プロヂューサーの秋元康氏のドキュメンタリーとかラジオとかも全部見た。
いや~、ハマりました。
小学生のお遊戯会なんて全くの偏見でした。
何ていうのかな、これはもう一級のエンターテイメントですな。
今では毎日お気に入りのMVを繰り返し見ています。
もう私もヲタですよ、はい。
秋元康氏、天才!
AKBは今更私が語るまでもないが、BNKについてはいろいろとあるので、また次回。