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【総工費400億】豪華絢爛 ホテル川久 宿泊記①

お気に入りリストに登録して、ずっと行きたかった和歌山 白浜にある「ホテル川久」に2泊3日で宿泊してきました。

ホテル川久 正面玄関口

ホテル川久がどんなにすごいかは、このNOTEじゃ伝えきれないのでぜひ公式HPで見ていただきたいのですが、http://www.hotel-kawakyu.jp/  一言でいうとバブル時代に400億円かけて建てられた豪華絢爛な美術館ホテルです。

1989年、日本がバブル絶頂期にヨーロッパ、アフリカ、アジア…、そして日本各地から夢に魅せられた一流の技術をもつアーティストが集結し、「世界の数奇屋」を作る壮大なプロジェクトが始動した。参加条件は、世界のどこにもないオリジナリティを追求すること。それだけだった。世界中の城を融合させた夢の城「ホテル川久」は、総工費400億、延床面積26,000平方メートルという大規模なものとなった。

2020年6月、30年の時を経て、ホテル川久が私設美術館「川久ミュージアム」となり幕を開ける。

https://www.museum-kawakyu.jp/

南紀白浜空港の到着間際に左手側の海辺を見ると、突然お城が現れます。

写真は公式HPからお借りしました


正面玄関 写真を撮ったこの位置までスタッフが荷物を受け取りに来てくれる


どこにでもある海辺の田舎町の一辺に、急に周りと調和がとれていないゴージャスな建物が現れます。道の奥まったところにあるのですが、私達は空港から最寄りのバス停までバスで移動、そこからホテルまで数分かけて徒歩でむかったため、現実から非現実への奇妙な移り替わり体験をすることができました。

ヨーロッパのお城のような建築


この外観もひとつひとつのこだわりがすごいです。例えばこのオレンジ色の瓦は、「老中黄の瑠璃瓦」というかつて皇帝以外使うことが許されなかった瓦だそうです。

エントランスの土佐漆喰なども、じっくり見ていくと本当にすごい。見た感じでもすごさは伝わるけど、素人の私達にはどういうものか分からなくてもったいない。
1時間のツアーにしてガイドさんに説明してほしいくらい!


象徴的なエントランスホール


中に入ると、これぞホテル川久!!
他の高級ホテルとは違う、黄金でぴかぴかのエントランスホールに圧倒されます


陽にあたる時もっとも美しくロビーを照らすように金の純度も計算されているそうです。

1本2億円の柱

天井を支える大きな柱が館内に24本ありますが、これが1つ2億円なので柱だけで48億円。ウィーンのオペラハウスなどにも見ることができる特殊な技法でつくられているって、どれだけこだわりがすごいのか😮

館内装飾も調和がとれていて素晴らしい


この特徴的な箔天井は、金箔表面積で世界No.1になってギネス世界記録™に認定されたそうです。

ドーム天井には純度22.5金の金箔が

◆ギネス世界記録™認定内容
正式英語記録名:Largest Continuous gilded Ceiling
和文記録名:最大の連続して金箔押しされた天井
記録対象:ホテル川久 エントランスホール天井部の金箔表面積
測定値:1056.97㎡
認定日:2020年8月25日
ギネスワールドレコーズ様から弊社代表へ授与

http://www.hotel-kawakyu.jp/information/detail.php?id=299
ギネス世界記録
モザイクの床も芸術品
どこを切り取っても美しい

とにかくどのスペースもぬかりなく全てが美しくて、世界観が素晴らしいです。このプロフェッショナルな仕事と情熱はディズニーに通じるものを感じました。

余談ですが、1F奥のトイレまでもすごかったです。一つ一つの個室がゆったり広く、ここにもアートの飾りがあるので「すごいから見て!」と子供を呼びにいったくらいでした。

ちなみにホテルスタッフさんのサービスレベルも素晴らしかったです。
俯瞰でみていましたが、本当にお金持ちそうなデヴィ夫人みたいな人たちにも、長い自撮り棒でセルフィーを取りまくってはしゃぐ若者にも、態度を変えることなく丁寧に接していて、全員に教育が行き届いているなぁと思いました。


さて14時からはミュゼで無料のウェルカムドリンクやスイーツをいただくことができます。

ウェルカムスイーツ&ドリンク
お水と紀州梅ジュース
コーヒーとダージリンティー
ウィスキーや梅酒などのアルコールも
マシュマロやチョコレート、ナッツなど
6mの大きな窓ガラスとヴェネチアンガラスのシャンデリアが美しい


夜は王様のビュッフェがあるのでほんの少し楽しむくらいにしました。

お部屋のチェックインまで少し時間があるので、先に館内を見学します。

エントランスホールの両サイドに芸術品が並ぶ
2Fからエントランスホールの眺め
2Fにある「斗酒千吟」という和式の宴会場入り口
70畳の和室 奥には舞妓さんが描かれた絵画
「川久」の文字が入った和風シャンデリア


どこを見ても「すごい!すごい!」と感動しながら見学をしていきます。

両脇にかかっている絵画も、横山大観、ダリ、シャガールなど、芸術の知識がない私でも知っている絵描きの作品が多数。
混雑もしていないですし、宿泊者は時間を気にせずにいつでも立ち寄れるので、しばし芸術鑑賞を楽しみました。

2Fの通路の両サイドに絵画が飾られている
照明デザイナーが設計したルーム
天井画のあるホール マイクがなくても反響する設計
ホテル建築の様子を映像や写真でも詳しく見ることができる
2Fをぐるっと一周できるギャラリー


川久ミュージアムは宿泊者以外でも有料で観覧できるようなので、ちょっとお高くて泊まれないと思う人でも、白浜にきたら絶対行った方が良いスポットだと思いました。
次泊まる時はうちの親も連れてきてあげたいな(⁠.⁠ ⁠❛⁠ ⁠ᴗ⁠ ⁠❛⁠.⁠)


素敵な高級ホテルは数あれど、芸術性にも富んでいて唯一無二の素晴らしさを感じました。

宿泊記②では、お部屋とお楽しみの「王様のビュッフェ」をまとめます。

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