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南アフリカでもメスを22

Day 28&29

ラスト勤務、ラスト24時間…
やはり週末は修羅場。月末の給料日、ヨハネスブルグのサッカーのダービー戦が重なってみんな飲むわ興奮するわ…らしい。
土曜日は5件もオペケースあって、肺門部損傷あって開胸のオペもあったみたい、、、そのオペは羨ましい…!
日勤帯もぱたぱたと、、、学生とかインターンが胸腔ドレーン入れるの指導したり。拙い英語なのに優しかったからか、あなたはベストな先生だ、と🤣

夜勤はやっぱり刺創銃創のオンパレード、、、
オペケースは2件。
腹部銃創で、銃弾が腹壁に残ってて、CTだと臓器損傷がいまいちはっきりせず、審査腹腔鏡手術を。腹腔鏡手術もするんだ!と少し驚き。腹腔内は問題なく、銃弾創部から取り出しておしまい☆まぁ、お腹痛がってなかったからね☆

2件目は腹部銃創。心窩部から左背部に抜ける傷。バイタルは安定してるけど明らかに臓器貫通してるし、お腹痛がるし、尿は明らかに血尿だし…緊急オペへ。
代表の傷自体は小さいけど、肝損傷、胃損傷、結腸間膜損傷、左腎損傷…大腸が問題なかったのは不幸中の幸い。腎臓は軽く縫合して寄せて、大網充填してた。止血のために。urinomaの予防にはならないみたい。

その後も患者は途絶えず寝れず…
最後の病棟回診して、今回のすべての研修が終了。
帰りにボスに挨拶。本当にオペが好きなのが伝わってきたし、オペ上手いし、本当によくやってくれた、と。次はもっと長くこいよ、と。嬉しいなぁ、、、

これでひとまず今回の研修はおしまい。
必ずまた戻ってこよう。次は3ヶ月以上来て、がっつり執刀させてもらおう🔥

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