解離・離人研究
障害となる解離症状では、日常生活のあらゆることや人と関わるあらゆることがトラウマのトリガーになっていて、身体は怯えていて、人から傷つけられることを恐れています。自分では自覚できていないかもしれませんが、身体は脅かされる可能性を想定して、逃げ道を探っていたり、息が浅くなっていたり、こわばっていたりします。解離症状は色々とありますが、身体のある部分が勝手に動く、歩きづらくなる、動けなくなる、話そうと思っても声が出ない、声が聞こえなくなると、目が見えなくなる、気づいたら何時間もぼーっとしている、もの凄く眠たくなる、地に足がつかず上空から見下ろしている、記憶が思い出せない、思考や感情の働きが鈍くなる、身体の感覚がぼやける、自分を何人かの自分が傍観している感覚がある、頭の中で自分を攻撃するような声が聴こえる、理由も分からない無力感に陥るといった様々な心身の機能障害があります。