ジーニーの回送
ジーニーってタイトルは小山田壮平が長澤知之に向けて作ったandymoriの曲で、今回はこの長澤知之に注目して書こうと思います。この長澤知之もアーティストとして活動してて僕は歴が浅いというか上澄みしか汲み取ってない人間なので、ここの人間がどうとか、今までどんな経歴があるだとか全く知らないけれど、長澤知之の回送って曲が刺さる人にはグッと刺さるので聴いてほしい。
「僕は町を出たんだ もう嫌になったんだ 千羽鶴を折るように歩む生活の往来に 朝までファースト フードで知らない人たちの日本語を聞きながら バックパックを抱いて寝る 夢を見るまで夢を見る」
このAメロですな。朝までファーストフードで知らない人たちの日本語を聞きながらっていう歌詞が他人との境界線をはっきりと分けてる気がして、孤独感を表してるなと思う。バックパックを抱いて寝るっていう歌詞も、行き場のない孤独を表しているようで切ない。夢を見るまで夢を見る、あーなりたいこうなりたいと考えて悩んでる間に眠りにつく。
「何日も何十日も雲のように漂って辞めやすいようなバイトを転々として理由を探していたけど、ある日ある娘と会ってまた嫌になったんだ それまでの世界にもこの歌にも白けてしまって」
会っちまったんだなここで
「僕は愛情を知った君を守りたくなった
お金に代えられないもののためにお金にへばりついた 僕が戻って行った諦めと忘却と千羽鶴を折るように歩む生活の往来に」
お金に代えられないもののためにお金にへばりついた。モヤモヤはあるけど、でも生活は続いて行く。
全て夢の話か
まだ回送の歌詞の一部の話しかしてないし、まだまだ書き足りないけど、書きすぎると面倒くさくなる、面倒くさい人間なので自分が書留められる範囲で書きました。
他にもセンチメンタルフリーク、夢先案内人、蜘蛛の糸、マカロニグラタンetc
生活の焦燥感、孤独感、幸福身近に有るものや自分に無いものを表現するのが凄くうまい。
文章でいくら良さを書き記したとしても、表現できてないと思うので、andymoriから入った人でもALから入った人、どっから入っても良いので万人受けはしないかもしれませんが長澤知之の曲を聴いてみてください。