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裁縫スキルのないオタクが手縫いで推しぬいを作った話

お疲れ様です、おたぬです₍ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ₎

素体とフェイスワッペン使って初めての推しぬいを作ってから間もないんですが、今度は型紙から推しぬい、作ってみました!

完成品はこちら₍ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ₎<カワイイヨネ💚


奮闘記、読んでください😊


※グロ画像はないですがぬい作成の過程の写真もあるので苦手な方は注意してください。



◾️型紙から推しぬいを作るまで

初めての推しぬい作成の記事はこちら。

市販の素体とフェイスワッペン使ってぬいちゃん作ってある程度満足してたんですが

ワッペンの微妙なズレやほっぺに向かって入ってるダーツの縫い目が気になっちゃって…

顔にあんまり縫い目が入ってない素体ちゃん、ないかなぁ…ってネット徘徊してたらこれは可愛い!ってぬいちゃんが!

このまん丸フォルム、推しちゃんじゃないですか₍ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ₎!!
なんなら内股気味の足や体格もデフォルメしたそれっぽい!

筆者のLINKさんはXで無料型紙も配布されてるようですが記事購入させて頂きました🧵🪡

おたぬが不慣れなので何回かやらかしたけど、すごく作りやすかったです😊
チャレンジできてよかった。



◾️準備したもの

・ぬいクロスボア(髪用)
・ぬいトリコット(肌用)
・刺繍糸
・刺繍枠
・綿
・針金
・マルチペンチ

髪用のクロスボアは前回の残りが半分くらいあったと思ったんだけどどこにも見当たらず(間違って捨ててしまったのかも)多めに2個購入。


ぬいトリコットはナイレックスという薄手で表面が少しザラっとした生地です。
写真を撮り忘れたのでショップさんのアドレスでご紹介。

ナイレックスは若干チープなのでぬい作りにおいて敬遠する人もいると聞いたのですが(実際安いです)、肌で使用するにあたっては個人的には問題ない感じです。

₍ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ₎<むしろ髪との質感の違いを表現できていいと思う

綿詰めたあとの感触はシルバニアファミリーみたいな感じですね。

なによりこれ、透けるのです₍ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ₎!

透け透けまくりですねー

刺繍シートとかなんかめんどくさいって理由からなんとおたぬちゃん、生地に直接お顔を描き込むという暴挙に出たのです₍ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ₎!

表生地がループになってるんで少々描きにくいですが。トレースする事は可能です。

余談ですがおたぬは普段iPadで絵を描いてます。
2本指タップがパソコンで言うところの【Ctrl+Z】なんですが、型紙トレースしている時にただの布を何度か叩いてしまいましてね…。癖って抜けない



型紙トレースに使ったペンはこちら✒️

安心してください。フリクションペンです。

フリクションペンはドライヤーの温風で綺麗に消えるのです₍ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ₎!
マジでふんわり綺麗に消えてびっくりしました😳



髪用のクロスボア

これは素体ちゃんの髪で作った時と同じもの。


刺繍糸

茶系を中心に使いそうな色を。
もっとデザインのイメージを膨らませて買えばよかったとちょっと後悔。

刺繍枠は直感的に12cmを選びました。

余白が結構余るんで布が勿体無いかな…って近くの百均で10cmも買ってみたんだけど持った感じ12cmの方がしっくり塗る感じでした。

₍ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ₎<このあたりは好みだねー


綿

特にこだわりはなくユザワヤさんに売ってたのを買いました。
近くの100均にもあったんでいつでも補充できる₍ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ₎



100均のペンチ

カラーワイヤー(1.6mm)も購入したんだけど撮り忘れちゃった🙃

「ぬいにワイヤー入れるのそんなに難しくないし動くとかわいいからお勧め」って聞いたのでチャレンジしてみる事に。

素体ぬいちゃんでスケルトン入りが思いのほかよかったというのもある。

左の子、頭がえらい事になってんな🙃

右の子が骨入りなんだけど、顎を引けるってそれだけで大分可愛くなるんですよね。

このアングルにも耐えられるのはスケルトン入りならでは₍ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ₎




◾️推しぬいができるまで

・ボディを作ろう

LINKさんの有料記事の型紙を使わせて頂いたで詳細は避けますが、初心者でもすごく作りやすい型紙でした。

…が、いろいろやらかしてしまい、合計3回(いや、4回か?)やり直しています。

やらかしその❶

生地を汚してしました🥺

ずばり原因はこれ

戦犯:マット代わりにしていたデニムのハギレ

清潔な手で扱ってたし、なにこの黒ずみ?ってまぁ当然ですわな。
摩擦で色移りしたみたいで泣く泣くやりなおす事に😢

2回目は綿をパンパンに詰めすぎて背中の縫い合わせ部分が修正不能に。
ナイレックスはかなり強い生地で少々の事は破損しないですが、圧縮された綿が硬すぎて修正したくとも二進も三進もいかなくなってしまったのです🙃🙃🙃

想像の5倍は綿を詰めろと言う先人たちのおしえに従ったのですが、何事もやりすぎは良くないですね₍ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ₎

この狸、加減を知らない。



3回目がこちら

コロンビア!!

ちょっと腕の縫い付けミスったかな₍ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ₎?
慣れた分だけちょっとやっつけ仕事になっちゃったかも。

骨もLINKさんのポストを参考にさせて頂きました!



LINKさんの型紙、可愛いフォルムのぬいちゃんなんですが兎に角小さいんです。

腕とかこのサイズです🙃

裏表で縫って裏返すのが超大変でした。

小さいが故、顔もボディも何回かやらかしても余裕で布が足りたのは良かったですが笑


・顔の刺繍

今回1番苦戦したのはここ!

刺繍初チャレンジはコレなんですが、色々とひどい😣😣😣

初心者だから下手で当たり前だしある程度の妥協も必要だと思いますが、なんというか雑すぎる😣

流石にリテイクですわ🙃🙃🙃



おたぬは普段絵を描く時ベタ目で描く人なんで…

Xアイコンのホームユニギー
2023夏毛バージョンに想いを馳せるなど
叶わなかった2024夏の陣ユニ

ぬいちゃんの瞳にはすっごく苦戦しました💦

ぬいのベタ目刺繍って事故りそうだし、なんとなく瞳孔やハイライト入れてみたんだけどしっくりこなくて…

宜保ちゃんの瞳が天然アイライン入ってる風の強い瞳って事もあって
実在の人物の推しぬいなんであまり奇抜な目の色にも出来ないし…でそこからのスタートでした。



ほぼノー学習で1度目の刺繍をやらかしてから動画や講座をみておたぬなりに学びました。
最初から難しい事をしようとせず、大きめのパーツで丁寧に。

最終的にできたお顔の図案がこちらです。

ちょっと怖い₍ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ₎💦

刺繍しやすいように全体的にパーツを大きめに、ハイライトと瞳孔も大きくとりました。

トレースしやすい様に線のみで表現してるんで若干怖くはありますが、ぬいに寄せた図案&刺繍のやりやすさを考えてのデザインなんでやっぱり違和感はあるなぁ…

ぬいの顔の刺繍に関してはYouTubeでも学習させて頂きましたが、個人的にすごく勉強になったのはこちら


特に瞳のデザイン、参考にさせて頂きました₍ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ₎

おたぬ自身、1度失敗をやらかしてるので「あー、ここをこうすればあの失敗は防げたかな?」とか
「ここの処理はこうすればやりやすくなるかなー?」とか本当に為になりました!

例によって刺繍シートを使わず直接書き込んだのですが、ちょっと線が怪しいところあってやっぱりヨレちゃいましたね🙃

多分生地の保護の意味合いでも刺繍シートは使った方がいいと思います。

次やる時はちゃんと刺繍シート使おう!



ちょっと眉毛が歪んでる🙃

拙いかも知れないけど丁寧に…

ひと針ひと針丁寧に

きっと千代崎も丁寧に扱ってくれるから…

刺すとこずれちゃった🙃🙃🙃

針を通した時にポイントズレてる事がちょいちょいあったんどけど、都度都度糸抜いてやり直してます。
拙くでも丁寧にをモットーに頑張りました。

千代崎野球クラブも宜保ちゃんを丁重に扱うようにᐢ₎!!!

2本どりのサテンステッチ、超苦手😣😣😣

2本どりサテンステッチがボコボコになってしまうので瞳の中身は1本取りでいきました。
刺繍に自信ネキニキ、pleaseアドバイス₍ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ₎

はい、できましたー₍ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ₎

ネットのぬいの者たち刺繍上手すぎですわ。
初心者はアラが目立たない様に黒を使わない方がいいって納得です。
濃いグレーや茶色がいいと思います。


・やらかし発覚

ここまできてまたもやおたぬのやらかしが🙃🙃🙃

ナイレックス生地ってぬいちゃんに使う時横向きで使うのが一般的との事。

おたぬちゃん、最初は横向きで作成してたのに「縦の方が綺麗にみえる」って感覚から縦向きで裁断しちゃってた🙃

あっちゃー、これ上手くいくのかな?
ナイレックスはそんなに収縮する生地じゃないから大丈夫かな?
あー、へたこいたー🙃🙃🙃

流石にここまできてやり直す気力もなく、また一体ちゃんと仕上げることも大事という思いから強行する事になりました。



・頭部縫合

顎を合わせて
縫合⭐︎

後は後頭部を合わせて綿を詰めて…

!!!!!

み、耳の位置が😱😱😱

誤魔化し強行しようかと思ったんだけど流石にズレ過ぎなので左耳形成手術を行う事になりました。

推しちゃんのぬい、技術不足以外のところで妥協したくなくて

₍ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ₎<できるだけの事はしたいのです!

うーん、この辺りかな?
綿を取り出して
縫い直し⭐︎

ちょっと手術跡が残っちゃったけどあまり目立つところじゃないしいいかな?
(流石にここでやり直しは終わる気がしないので💧)



・【意外?】苦戦した綿詰め

綿詰め、正直舐めてました。

「え?綿、詰めるだけでしょ?」

愚かなおたぬはeasy息抜き作業タイムとたかを括っていました。

詰めるだけだけどそれが難しいのです。


しっかり詰めないと綺麗にラインが出ないし、ドンドン詰めていくと綿が硬くなってその先の綿が足らないところに詰められなくなったり、バランスよく詰めないと骨が表面に透けて出てきちゃいます。

黒のカラーワイヤー使っちゃってる余計ね😓

100均のカラーワイヤー、黒しか置いてなかったから…



多分、本当にほんの少しずつ綿を詰めていくべきだと思うんです。

煙みたいな綿の量で十分詰まります

おたぬはせっかちでガサツなんで気を抜くとすぐ綿の量増えていびつになっちゃうんだけどね( ゚∀゚) アハハハハノヽノヽノ \ / \ / \

顔はいい感じにパンパンに詰められました🙂

何回も詰め直したけど顔は可愛くふくらんだよ😊
琉球ᤊ₺ㄘのご加護があった₍ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ₎!

後頭部もまん丸😊

なかなか後頭部が丸くならなくて苦戦したけど【詰める】→【隙間を見つける】→【煙の様な量の綿で埋める】→【固める】ってイメージでピンセット使ってバンバン詰めまくりました。

力入れて詰めまくったんで綿詰めしてる時軽い腱鞘炎みたいな症状が出たりしたよ🙃🙃🙃

この狸、いい塩梅を知らない。

綿詰めの工程でも2〜3回やりなおしていますね。
カチカチに詰めた綿をほぐしながらやり直しました🧸



あまりうまくいかなかった顔の刺繍も…

ボツ刺繍(右)と採用刺繍(左)
お顔綿詰完了

綿詰めてかわいくなったネ₍ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ₎!



・頭部接合術

【ボディ】左:1.3倍、右:原寸

ずっと原寸で作ってたんだけど比率がしっくりこなくて1.3倍のボディを作って採用しました₍ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ₎

骨があったおかげで頭と体の接合部がある程度固定されてたんでこの工程は然程苦戦せずにすみした。



・髪を作ろう

この工程は合計3回やり直しました。
最も苦戦した工程のひとつと言って良いでしょう。

₍ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ₎<「家康が最も恐れた男」並に苦戦工程があるね!

…最も苦戦したぬい作成工程で強力打線組めそう🙃



●1回目

ウィッグタイプ

●2回目

ウィッグタイプversionⅡ

●3回目

貼り付けタイプ

ちなみに髪型のイメージはこれでした。

宜保ちゃん髪型変えすぎ問題

今の短いカット、かわいくてカッコよくて大好きなんだけどなかなか表現が難しい。

最終的には似せるというよりイメージとぬい的表現を優先させました₍ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ₎

それでは失敗を振り返っていきましょう。



・髪作り1回目

おたぬは髪をパーツに分けて貼っていく手法で髪を作っています。

これはおたぬが裁縫より工作の方が得意だからって部分が大きいです。

前髪・中段・下段に分けて設計してます。

作り方は型紙作ってクロスボア二重にして貼り付けて切ってきます。

パーツ作りは「裁ほう上手」という布用接着剤を使ってアイロンで圧着しています。

伝家の宝刀・裁ほう上手さん
裁ほう上手のみで作ったユニトート

これは去年作るだけ作って満足したやつ〜
ってなわけで、裁ほう上手の扱いはまずまず慣れてます✌️



1回目はLINKさんの有料記事、「ぬいぐるみ用ウィッグの作り方」を参考にさせていただいたので詳細は省きますが
設計の甘さとウィッグの土台がうまく作れずズレてしまった結果髪型が崩れてしまったんですよね。

LINKさんのウィッグの作り方はこちら

おたぬが不慣れで上手くいかなかったけど、なるほどなって作り方でした₍ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ₎
またチャレンジしてみたい。


まち針で仮止めの時はそこそこだったんだけど…
どうしてこうなった/(^o^)\

一因に身体に合体させない段階で作っちゃったってのはあるかも。

コロコロ転がって貼りにくかったのと身体とのバランスが掴めなかったです。

前髪微調整したりしたんだけど…うーん…

やっぱりやり直す!



・髪作り2回目

今度は素体ぬいちゃんで作ったウィッグと同じ手法を取りました。

クロスボアでウィッグの土台を縫ってそれに貼り付けていく手法。

₍ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ₎<失敗が怖いのでウィッグタイプに逃げてしまうー

今回は頭部の型紙があるから楽勝だね⭐︎(盛大なフラグを立てる)



はて?ウィッグのサイズが…

同じサイズで作ったはずなのに全然足りませんね。

綿をパンパンに詰めたんでちょっと伸びたのかな?
まぁいいや、続行〜。

₍ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ₎<死亡フラグ、ビンビンじゃねーか。



型紙を作っていくよ٩( *˙0˙*)۶

型紙作りはダイレクトに当てて描き込んでます

DAISOで買った型紙用の不織布を使って切ったり貼ったり微調整しながら型紙設計してきます。

こんな感じでー



はい、出来た☆

ᤊ₺ㄘの妖精🧚ギギだよ⭐︎

なんとか形は保ってますがウィッグの土台がパツパツでまち針取った瞬間ズレが生じてます。

型紙(不織布)と実際の生地の厚みの違いやまち針分の浮きの計算が出来ていなかった事と接着剤の付け方に問題がありイメージとは違う仕上がりに。

この辺りは慣れもあるかと思いますが、どうしようもないウィッグのズレは修復できませんでした。

作業中恒例ラップに包まれたギギ

なんかもう坊主頭が1番かわいいまである。



・髪作り3回目

覚悟を決め頭部にパーツ直貼りする事に。
これでズレや浮きは解消できるはず。

ボンドとはがし液を調達

GPクリア(接着剤)の容器が破損して使い物にならなくなったんで新調。
ついでにはがし液なるものも購入。…奈良のDAISOさんで笑
(奈良まで行って何買ってんのさ)


汚いメモ書きだなぁ…

流石がに疲れが出てきたんでかなりのパーツを再利用しています。

2回目のウィッグ(中段)は左にヨレてたんですよね。

なのでちょっと要領かましてヨレてない右側パーツを反転して型紙にしました。

多分左右対称じゃない方が自然なんだろうけど絶対に失敗したくなかったんでここは妥協です。

今のおたぬの技術のいっぱいいっぱい。


スタンバイ⭐︎


  *``・*+。
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 。∩∧ ∧   *
+   (・∀・ )*。+゚
`*。 ヽ  つ*゚*
 `・+。*・`゚⊃ +゚
 ☆  ∪~ 。*゚
 `・+。*・+ ゚

はい、出来ました₍ᐢ⓿ᴥ⓿ᐢ₎



後ろ姿もプリチー🥰
まん丸でメチャかわいい♡〜٩( ╹▿╹ )۶〜♡


反省点や改善点もあるけど一生懸命作った推しぬいちゃん、ほんとにかわいい🥰🥰🥰

みんなも推しぬいを作ろう٩( *˙0˙*)۶

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