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タクシーの稼ぎ方も「ロバート・キヨサキ法」である。

ロバート・キヨサキの大ベストセラー「金持ち父さん貧乏父さん」という本があります。マルチ商法でよく使われる本として手垢がついてしまいましたが、考え方はお金を稼ぐ上で重要です。今回はこのロバ・キヨを切り口にタクシーの稼ぎ方を説明します。




1 金持ちに早くなれる人はレバレッジを使う

「お金持ちに早くなれる人はレバレッジを使う」
「自力だけでお金持ちになろうとするから普通の人は成れない」
「凄い速度でお金持ちになる人は他力を使っている」

私が就活していた時に迎専ゲイセンという言葉がバズっていました。右も左も分からない頃でしたが、私のお金センサーや臭覚にひっかかりました。「無線の中でも凄いやつ」程度のイメージでしたが、これやりたいと思いました。

田端氏の言っていることをそのままタクシーにします
「100万ドライバーに早くなれる人は無線を使う」
「流しだけで100万ドライバーになろうとするから普通の人は成れない」
「凄い速度で100万ドライバーになる人は無線を使っている」

2 営収=他力×自力

レバレッジとは簡単に言えば指数関数的に増幅される他力です。ラーメン屋に例えます。旨いラーメンを作っても年収は席数×回転数が上限です。しかし秘伝のタレや隠し味を誰でも作れるようにマニュアルに落とし込めればフランチャイルズ化できます。本人は遊んでいても、チャリンチャリンと儲かります。勿論、努力は美しいです。ただ1人の努力は頭打ちがあります。もしスケールを追求するのならレバレッジを作る・見つける努力の方向性も必要です。

「お金持ちに良い意味で楽して成りたい人は自分1人だけで全部しようとするのではなく、どうやって他力を使うか」


3 タクシーと漁は似てる

今の営業所に決める前に5~6社説明会にいきました。乗務員ベスト10を見せてもらいました。ベスト10の半数は歴1~2年目でした。新人とベテランの逆転現象が起こっていました。その現象を起こした要因の1つはやる気です。やはり新人の頃は誰でもフレッシュなやる気がある。もう1つの要因が無線。タクシーと漁は似ています。川より沿岸に、沿岸より沖合に、沖合より遠洋に魚(お金)はいます。そして釣果はKKD(経験・勘・度胸)のある丸腰のベテラン漁師よりも、ハイテクな魚群探知機のある漁船にのっている新人漁師の方が上でしょう。ベテラン程、ハイテクな機材を使えない、あるいは使おうとしません。今、タクシーで稼いでいるのは遠洋(都心5区)で無線を軸に営業している新人です。


KKD(経験・勘・度胸)な自力型ベテランよりも、ファミコン世代の他力型新人の方が稼いでいる。

4 田端氏もK2Jに目をつけるはず

「気合・覚悟・効率」
「安易に精神論に飛びつくヤツは大嫌い」
「ところが最後の最後で精神論はめちゃくちゃ大事」
「最小の努力で最大限の結果が出る仕組みを作った上で最大限の努力をする」

この動画を見て共感した方はうちの社長に会ってみた方が良いです。うちの社長は自ら就活フェスに足を運ぶ現場の人。初めて会った時、しきりに「どんどん聞いていいよ」「どんどん質問して」というのが口癖でした。社長の人柄で弊社に決めた方もいます。

田端氏が仮にタクシードライバーなろうと就職活動をして会社選びをするとします。おそらく弊社に気が付くでしょう。どこのタクシー会社に入社すると幸せになれるのか?という定性的な正解はありません。何故ならば、個人の価値観は千差万別だからです。しかし、どこが稼ぎやすいのか?といった定量的な正解は論理的に考えれば分かります。

□定性的な正解は出せない
□定量的な正解は出せる


最後に・・

「奢侈品」という言葉があります。「必需品」の対義語で、贅沢品という意味。「必需品」を扱う仕事は不況に強いですが「奢侈品」は不況に弱いです。私はアフターコロナ世代のドライバーなので不況は経験したことがなく好景気しか経験したことがありません。タクシーは奢侈品と必需品どちらかと言えば、奢侈品です。稼げるうちに稼いでおく。これはタクシードライバーのセオリーだと思います。特に複数のお子さんを抱えるお父さんなどは。弊社はあなたを金持ち父さんにするタクシー会社です。事実です。無線以外のレバレッジもあります。


次回は

◇どんな変数が稼ぎやすさを決定しているのか?

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