借金地獄本番です。

カードは5枚くらいあったと記憶していますが、その限度額がパンパンになっていきました。お金が入ったらまずは返済。すると枠が空いてまた借りる事が出来るので、限度額いっぱいまで借りて生活費に。その繰り返しでした。

ただ少しずつ枠が縮んでいくので限界は見えていました。

もう立ち止まらなければいけない状態です。

もう借りても返せないのは分かっていましたが

ネット銀行の黎明期だったので、新興の銀行の審査が甘く更に50万円ほどの枠が出来ました。

破滅のゴールが少しだけ遠のきました。

この頃は過払い金返還が全盛の時代。

完済しているカードなどありませんから、無縁と言えば無縁なんですが、債務整理というのをすれば適正金利に引き直されるので、古参のカードは返済の必要が無くなるものもあると分かっていました。

いろいろ調べると自己破産という選択肢もあります。

でも、こんな状態に陥っているのを妻は知りません。

家族も知りません。

この後、返済を止めた時点で、妻には全てを話すことになるのですが。