自動導入とオートガイド
私の愛用する赤道儀は古いも古い、五藤光学のMark-Xです。
(今は五藤テレスコープなのかな?)
買ったのは二十数年前
その後、2軸モータードライブを追加で購入し、鏡筒もタカハシのミューロン180Cに載せ替えました。
そのMark-Xを自動導入とオートガイドができるようにした話です。
と言っても、馴染みの望遠鏡ショップに「出来ます?」とお願いし、天体自動導入装置 DOG NS-5000を手配していただき、使い方を教えてもらったわけで、私自身がいろいろ物づくりをしたというわけではないのですが。。。
写真がオートガイド中の様子です。
調整も何もしてないですが、アークトゥルスを追尾しています。
システムとしては
・赤道儀:五藤光学 Mark-Xと2軸モータドライブ
・鏡筒:タカハシ ミューロン180C
・ガイド鏡:ZWO 30F4 MiniScope
・ガイドカメラ:ZWO ASI120MC
→鏡筒のアリガタを長い物に交換し、コバンザメ方式でガイド鏡を積載
・自動導入装置:DOG NS-5000
・ソフトウェア:ステラナビゲータ7、PHD2
です。
ノートPCとNS-5000はWi-Fiで接続し、HW VSP3 - Virtual Serial Portで仮想COMポートを割り当ててステラナビゲータと接続しています。
(Wi-Fiを使ってしまうと都合が悪いのでBluetoothでの接続に変える予定)
ガイドカメラとノートPCはUSBで繋ぎ、PHD2でオートガイドをします。
PHD2は非常に優秀で、パラメータ等を全くいじることなく、使うことができました。
ポイントはキャリブレーション時にモータの駆動速度を最も遅い速さにしないことですね。キャリブレーション中にPHD2が赤道儀を動かして学習するんですけど、モータの速度が速いままだと、ちょっと動かしてすぐに「ガイド星を見失いました」とエラーが出て四苦八苦しました。
M13を入れてのガイド精度はこんなもんです。
良いのか悪いのか分かりませんw
これでデジイチやZWOをつけて撮影をしてみてどうなるかですね。