JTA+TEN勉強会「自己成長の基礎知識」3.ライヒ、パールズ(20240317)
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本学会とTEN共催のオンライン勉強会を実施しています。
こちらは2024年3月17日に開催した動画です。
少人数で行う、トランスパーソナルの勉強会で、一般の方のご参加もお待ちしております。もし興味をもっていただければ、次回は以下の日程となります。
【講師】向後 善之(本学会事務局長)
【日時】2024年7月28日(日)13:00~15:00
zoomによるオンライン開催・録画配信あり
→https://transpersonal.jp/1902/
今回の要約
勉強会の目的と内容
この勉強会は、トランスパーソナル学会とTENが主催し、「自己成長の基礎知識」という本を基に、フロイト、ユング、アドラー、エリクソンに続き、ウィルヘルム・ライヒ、フレデリック・パールズ、ウィリアム・ジェームズの理論を紹介し、自己成長について学ぶ。ウィルヘルム・ライヒの理論
ライヒはソマティック心理学の先駆者とされ、体と心の関係を重視した理論を展開しました。彼は「性格の鎧」という概念を提唱し、人間の感情や性格が体の反応として現れ、それが固定化するという考え方を持っていました。また、心理学、生物学、物理学を結びつける試みも行いました。フレデリック・パールズの理論
ゲシュタルト療法の創始者。ゲシュタルト療法は、個人の体験の全体性を重視し、現在の感情や行動、思考パターンに焦点を当てる心理療法です。ライヒの人生と業績
ライヒはオーストリア=ハンガリー帝国(現ウクライナ)出身で、フロイトの理論に影響を受けながらも、後に対立。彼は性的な自由を重視し、性教育プログラムを提唱しましたが、これが当時の社会規範と衝突しました。また、オルゴンエネルギーという概念を提唱しましたが、科学的根拠の欠如から批判を受け、晩年は困難を極めました。セラピーへの応用
ライヒの理論では、人間の性格が筋肉の緊張パターンとして体に現れると考え、セラピーではこれらの「鎧」を解くことで、体中にエネルギーの自由な流れを生み出し、心理的な問題を解決することを目指します。これは、言葉によるセラピーだけでなく、体の反応を利用することの重要性を示しています。
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