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自分は“大人”だ、という人へ 学生より
世の中で大人と区別される人達は
子供のことを何も知らない
自分の子供がいる人さえ
その子について知ろうとせず
自分の頃の記憶や経験だけで
決めつけたりする傾向がある
私は現在学生だ
学校や家族と生活していく中で
「いやいや大人って分かってないなぁ」
っていうことが多い
なんなら大人に対して
「本当に子供やってました?」
って思うこともある
そんな私達子供のことをよく知らない大人に向けて
少し知っておいて欲しいことがある
反抗期について
誰しもが訪れるであろう反抗期
反抗期にもタイプがあると思うが
大抵は親に強く反抗したり
口が悪くなったり会話がなくなったり…
しかも思春期ということもあり
より接し方が分からなかったり
大人側がイライラすることが多いだろう
…すみません
プラスで厨二病とやらもトッピングされてしまうと
本人すらも制御出来ないバケモノが誕生してしまう
そんなムズカシイ時期に差し掛かる中高生だが
意外とこっちもこっちで意味があったり
ちゃんと考えた上でそうなってしまう場合もある
例えば小・中学生では大人しい子だったのに
高校に入ってから親に反抗するようになった人
この2文だけではどんな背景の末
反抗するようになったのか定かではないが
環境の変化だったり考え方の変化が大きいと思う
様々な場所から人が集まる高校で
良くも悪くも様々なことを吸収したのだろう
小・中学生の時の自分では気づかなかった
親との考え方との違いや自分の立場について
「それって違くないか間違ってないか」
兄弟との格差や誰かの発言について
「本当にそうなのだろうか」
などなど疑問や違和感が自分の中で生まれる
これもある意味“視点が増えた”“成長した”と言える
自分の価値観が広がった、とでも言っておこう
だが今までその事について
何とも思わなかった訳だから
解決方法が分からない
親のやり方や考え方に
疑問なんてぶつけたことがないから
どう伝えればいいのか分からない
だから口調はキツくなるし
よく分からないところにイライラしたりする
もちろん他にも色々なタイプがあるし
要因があるだろう
進路の事だったり友達関係だったりでも悩んでいて
それを家庭内で発散させちゃう…みたいな
人に迷惑かけるのは良くないと思うし
正当化してるように感じるかもしれないが
反抗期が悪いことじゃない
成長過程のひとつであるから
ただただ当事者も解決方法が分からないだけで
人に迷惑かけたいだとか
親に反抗したい気分とかではない
だからこそ大人には
「見守る」という手段を知って欲しい
「そっとしておいて」と言われたらその通りにしたり
口数が少なかったら立場を想像したりだとか
心配なのは分かるが無駄に干渉しすぎると悪化する
ぶっちゃけめちゃくちゃ腹が立つし
「私の何を知ってそれを言ってるの」と
疑問でしかない
大人の行動や言動に悪意がないことは知ってるが
それでも自分軸を造っている最中の
私達に対して何を言っても響かない
適度な距離感が大事だ
もし私達子供が解決方法を見つけたり
手伝って欲しいことがあれば申し出る
その時まで待っていて欲しい
いじめについて
最近の学生の所謂“いじめ”は
物理的な暴力や暴言でも
ネットで悪口や変な写真を回したりでもない
今のいじめの風潮は“空気感でいじめる”ことだ
最近の若い世代は昔以上に
その場の空気や雰囲気を操るのが上手い
小さい頃からネットやゲームなどで
文字だけでコミュニケーションを取っていた
それが理由なのか定かでは無いが
いじめが目に見えなくなっている
例えば仲間外れになるまでの過程を比べてみると…
昔は暴力・暴言や明らかなものだったり
SNSでのグループから除外されたりなど
証拠が残る見えるいじめだ
だが今は空気感でいじめる
クラスに入ったら目配せしたり
会話していると苦笑いだったりなど
証拠はないし確信がないが
ただモヤモヤする見えないいじめだ
勿論どちらも辛いのは変わりないが
タチが悪いのは今のいじめだ
なんせ証拠が無いんだから
しかも当事者以外に気付かれにくい
先生や親など大人に話す時も
伝えることが難しいし信用されにくい
「あなたの勘違いじゃないの」って
どれが本当でどれが嘘か分からない時代だけど
せめて親には自分の子供の事を信じて欲しい
間違っても
「あんたもなんかしたんじゃないの」とか
「そんくらい許してあげなさいよ」とかは
絶対に言わないで欲しい
どんな状況でも子供を信じてあげて欲しい
子供が親に求めている言葉は
「気付いてあげれなくてごめんね」なんかじゃなく
「1人で頑張ってたんだね」だ
そして「これからは一緒に戦おう」と
味方になって欲しい
まとめ
私達学生より数十年多く生きている
大人が作成した教科書を使ってる
当たり前である
そんな大人たちが作る教科書は
学業の面なら支障はないのだが
道徳など様々な答えがある教科書は
割と解釈不一致だったりする
例えば先程あげたいじめだったら
仲間はずれだとかよくあるものを題材に
いじめについて考えたりする
どんな話でもそうだが結局大人は私達に
「いじめは絶対にダメ」ということを伝えたいらしい
確かにダメだとは思うが大抵の話は
「それだけで判断できなくね」と思うことがある
いじめの受けた被害者が
元々誰かをいじめる加害者だったら
「いじめられても仕方ない」「自業自得」
などの意見が若い世代のものだが
教科書ではそう書いてはいない
「どんな状況であろうといじめはダメ」らしい
お互いをいじめたら喧嘩の類になると思うが
そんなのお構い無しに無理くりでも
「いじめはダメ」ということを訴えてくる
結局どんな内容であれ
「そんなんならなくね笑」みたいな展開の話が多い
大人の世界で作られた話に
共感なんてできないし考えも深まらないし
なにより偽善にしか思えない
現実はそんなに甘くはない
大人が知ってるのか疑問に思えてくる
そんなよく分からない世界を押し付けられるから
反抗するのだと思う
もっと詳しく納得できるような話をして欲しい
昔は結婚して子供を産んで家庭を作ることが
幸せだと思われてきたし
それを目標に生活してきた人も多いだろう
だが今は違う
多様性とか自分らしく生きるとか
そっちを優先して生きようとしてる
結婚願望はないし子供も要らない
という人が増えてる世の中だ
社会は移り変わっている
あの頃は〜だとか昔は〜だとか
そんな話は求めてなくて
今を未来を見て欲しい
そして意見を聞いて欲しい
読んで頂きありがとうございました
めちゃくちゃ個人的な意見ですし
文章構成が壊滅的で読みにくいかもしれないですが
とにかく私達若い世代のことを
もっと知ってて欲しいです
自分の価値観に囚われず先入観で判断せず
その人自身を見てあげてください
育児や労働などして頂き
ありがとうございます&お疲れ様です
貴方は頑張っています!
明日も乗り越えていきましょう〜