所有意識と所属意識「私たちの本当の本当の所属はどこにあるのか?」(×士心オンラインサロン Part-1)
こんにちは!
工事中のTransit Library よりお知らせです。
Under Construction LOUNGE での建設対話を更新しました。
▼登場人物
・リサーチャー・詩人の@shokei612(三浦祥敬)
・京都の飲食店・士心オーナーの 浜村さん
上記2名の建設対話です。
建設対話はこのような流れで始まりました。
▼建設対話のコンテクスト
(現在、 @shokei612 は、飲食店(名前:士心)の2階に住んでおり、浜村さんともう一人の住人と共同生活をしています。)
士心が主宰しているオンラインサロンに @shokei612 が Transit Library を関与させたいという相談を持ちかけ、その会話をレコーディングしています。オンラインサロンには、三浦も関わっており、Transit Library をオンラインサロンと何らかの形で関わらせてみるということをすでに浜村さんより承諾済みの状態です。
Transit Library の組織やコミュニティとの関わりづくりの一つの模索の一つの例として音声を聞いていただければと思います。
両名の興味は、「所有の問い直し」と「共有のあり方の再編」で重なっています。中央集権的なコミュニティのあり方から、自立分散的な人の集まりへの移行を所有意識を問い直しながらどう進めていけるかについて、話している会話をぜひお楽しみください。
登場団体 / 組織 / コミュニティについて
▼士心について
士心は世界平和という大義を掲げ、志ある人々が飲み語らい繋がり、新たな事を興す場として2011年に京都で創業しました。そして、士心を創業して以来、老若男女多くの志ある人々と出会い、彼らは北海道から沖縄、世界各地で活動しております!中には国連本部や紛争現場の最前線、貧困地域等で活動する仲間もいます。国内外で活躍する経営者や教授、志ある若者達や女性達との繋がりを更に深めていくために、本サロンでは定期的にオンライン上で集い、国内外の社会課題について語り合い、志を応援し合う仲間づくりをしています!
また、コロナショックをきっかけに、今まで人類が地球環境や家族、地域との繋がりを犠牲にして、砂上の楼閣の様に発展させてきた現代文明に限界が訪れつつあります。これからの時代、金融崩壊や戦争等、何が起こってもおかしくない時代に突入していきますが、その時に何よりも必要なのは「人との繋がり」であり、「自然に寄り添った生き方」だと思います。人類は長い間、家族や村の人々と助け合い、自然と共に生活していました。本質的な豊かさや幸せとは何か?本サロンでは世界中の志ある人々と共に人類にとっての本当の幸せや平和を追求して参りたいと思っております。
士心オンラインサロン | 士心 Samurai restaurant
▼建設対話の工事中の注意
建設対話のトピックはあっちこっちに飛びます。ストレートに工事が進まず、もどかしい思いをされることもあるかもしれませんが、工事中ということでお許しいただければと思います。
さらに、建設対話によく出てくるメンバーもいる一方で、一回切りの関わりの方々もいます。建設に関与した人の名前は、公開する場合と、「よみびとしらず」として匿名で参加いただくこともあります。工事現場にはたくさんの方々が訪れます。
カフェで近くの席の会話を聴くように、作業中のBGMとしてどうぞ♪
▼音源
Sportify から聴くのが便利です!
Sportify - Under Construction LOUNGE
https://open.spotify.com/episode/25NG3WfxbgcmPNgOgEhlcV
Anchor からも聴いていただけます。
https://anchor.fm/transit-library/episodes/Vol-4-efehcm
▼建設対話メモ
・所属は縄張りのようなもの
所属意識をぼやかした方が安心なのでは
・地球に所属していること自体が安心
・村意識が通信手段の影響でぼやけていくと同時に所属意識が薄まっていく
・役割によって所属が分けられていったこれまでの「会社」
・リチャード・セネット『不安な経済 漂流する個人』
・近代化によって、生まれ育った場所からの解放が起こっていった
→自分のルーツがわからなくなって不安になることの増加
・アフリカで生まれ、大移動した人類はルーツをどう捉えていたのだろう
→絶対的なルーツを持つための宗教の開発?
・ハラリ『サピエンス全史』
・協力するために同じ物語を信じる / 農耕社会の形成と宗教の相性の良さ
・工業の時代の後に生きる私たちの自然の感覚の欠如
・私たちの所属意識、アイデンティティはより複雑に
・大地の感覚と切り離されることではなく不安感
地球に根差していると感じることによる安心感
・地球自体がルーツがよくわかっていない引越し中の存在
(流れに身を任せて移動している)
・ルーツをどこまで遡ればいいのか?
<生物的ルーツとしての「嫌気生物!?
・ルーツはどこまででも遡れるから、
宇宙自体をルーツと捉えることもできるのでは
・所属は一時的な身の安全を感じるもの
・属しているルーツ観 / 根元としてのルーツ観
(ただ流れがあった / 全てのものが流れを共にしている)
16:35
・大きな流れに自分が位置していると思うと
不安が解消されていくのはどうしてか?
・文化の流れに自分があることでの不安の解消・身を委ねることでの安心
・身を委ねることの怖さ / コントロールへの恐れ
・ホロコーストにおけるアイヒマン。凡庸さの悪。
・より良き身の委ね方とは?
・自分たちの身を守るための仮初の身の委ね方 / 社会秩序を守る
・自然という土台に身を委ねること
・狩猟:自然の恵み / 農耕:自然を制御
→社会を作っていけるんだという錯覚の発展→不安感?
・自己や組織を守るために社会の流れに身を委ねることの危険性
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