【建設対話】ライブラリー建設開始|ライブラリーを作るという哲学 / 文化的探究の始まり
こんにちは!
工事中のTransit Library よりお知らせです。
Under Construction LOUNGE での建設対話を更新しました。
1回目の音源の登場人物は、
リサーチャー・詩人の@shokei612(三浦祥敬) と哲学研究者の@mircea_morning です。
建設対話はこのような流れで始まりました。
登場人物の @shokei612 が、「ライブラリー」を作る文化プロジェクトを始めたいという着想を得て、コンセプトが固まらないまま直感的に知り合いである @micrea_morning 氏に連絡しました。
※ @micrea_morning 氏はプラグマティズムの哲学者「ジョン・デューイ」が唱えていた図書館の重要性を自身の博士論文にて扱っています。
建設対話の中身は、2020年今現在、何を捉え直し、実践していけばいいのかを模索するような雑談(アイデア発想の時間)になっています。コンセプトの骨子は、@shokei612と @mircea_morning で固まりきる前に出していきます。今後、「コモンズ(共有資源)」「文化継承」などの観点から、時にはゲストを迎えて建設対話を実施していく予定です。
建設対話のトピックはあっちこっちに飛びます。ストレートに工事が進まず、もどかしい思いをされることもあるかもしれませんが、工事中ということでお許しいただければと思います。
さらに、建設対話によく出てくるメンバーもいる一方で、一回切りの関わりの方々もいます。建設に関与した人の名前は、公開する場合と、「よみびとしらず」として匿名で参加いただくこともあります。工事現場にはたくさんの方々が訪れますので、
カフェで近くの席の会話を聴くように、作業中のBGMとしてどうぞ♪
建設対話 アーカイブ vol.1 の流れ
今回の音声では、まず始めに @shokei612 が、「ライブラリー」についての着想をまとまりなく話しています。それを受けて、@micrea_morning が様々な本の知見や考察を共有しながら、ライブラリーのコンセプトを探究していきました。
音源
Sportify から聴くのが便利です!
Sportify - Under Construction LOUNGE
https://open.spotify.com/show/0j9N93fCA0EPF8gBPH3hSj
Anchor からも聴いていただけます。
建設対話メモ
30:06
・贈与とプールされるお金で生かされること
・協同組合の仕組み
・お金を手放す儀式
・本来的な意味での共産主義
・お互いに奴隷にしない関係性をつくるコミュニティ
・贈与者が全面化しないシステム
38:21
・有用性・合理性・効率性・フローな文化の性格を持つ資本主義をどうする
・資本主義全盛時代におけるメンタルヘルスの問題
・自分を躁にしなくてはいけない
・脱資本主義的な時間をつくる中にワクチン的なものがある
・村上春樹の物語論ー白魔法
・物語を描くことが人を邪悪にも、健やかにもする
・ポエティックなアプローチ
・ 歌やリズム、詩が理性的な哲学領域に先行していたのでは
・現代に足らないと思う感覚「詩」
・人生を過去と未来に拡張する.
46:22
・プロジェクトの消失、エモさ?
・消失の条件、星になって終わる「コンステレーション」
・消失することを意識していたコミュニティ 例:ニコニコ学会β
・頭のエモさを取り戻す
・どのジャンルに載せるか
・ヨーゼフボイスの社会彫刻
・「詩にする」poetisized という英単語
・ホドロフスキーのポエティックマネー
52:28
・ライブラリーとブロックチェーン
・自治の感覚 / 判断をすることを権威側に受け渡さない
・精神的な恒常性・居場所
・京大の吉田寮
・ライブラリー内2階
・ゲームの力を借りて、雑談的コミュニケーションを起こす
・目的を設定し、雑談ができる状況を作り出す
62:00
・今後の動き
・会員制でのコモンズへのアクセス
・ライブラリーの各階層を作っていく工事を進めていく
・動的に作り続けていくこと
・目的は成長する(ジョン・デューイ)
・屋台感
・ホームページを作る
・ブクログを使ってまずは本棚を作る
・「本棚」に体験と本などが並列に並ぶ
・サブスクリプションをコミュニティか化する
・時間を借りる / 読書は読み通すことではなく本との接点を作ること
・時間を過ごすことでの存在を感じることへの視点の転換
・共に過ごすことと共生すること
・イベントは時間を共に過ごすこと
・ビジネス。今だけ、ここだけ、あなただけという連想を失ってしまうこと
・共に過ごすがもたらすスケールしない何か
・スケールと疲弊
・テンプルの語源、tempus
・宗教的時間感覚から工業的時間感覚へ。そして自然的時間感覚
・時間に関する自治の感覚
・自然に依存してきた文化(自然との関係性を分断しないあり方)
80:30
・ジョンデューイのライブラリー論/ライブラリーに返ってくることの重要性
・生活の身の回りにいろんなことを知る手がかりがある
・生きる活動としての生活。自分の生命力を表出させていくこと
・過去残されてきた蓄積と照らし合わせてアイデンティティを見出していくこと
・地図を図書館に蓄積していく
・地図は目的があるもの・地図を伴って、自分の足で歩く
・星、トランジット法、内的世界の移り変わり
・蝕というモチーフ、不確実性の比喩
・世界の見方を知っておく
・世界観の違う人たちと共に過ごす
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