リモートワークのBGMアプリ・サービス
リモートワークになり、自宅で勤務するというこれまでになかった生活はいろんな価値観を生みました。昨年流行ったのが、自宅での勤務スペースを作ると言うこと。人によってこだわりはあるようで、机、ワーキングチェア、ディスプレイ、会議用のカメラetc いろんなものを買い替えたり、新調したりしていますよね。
僕もアーロンチェアや会議用ライトを導入してきました。でも、一番こだわりがあるが故に未だ試行錯誤しているのが、BGMです。会議の時はもちろんオフにしているものの、それ以外の時は、なるべく仕事に集中できるような音楽を求め、日々探しています。「今日は、そんな試行錯誤の記録として僕のBGMの変遷を紹介します。
1.Radiko
最初は、いろんな事務所でもあるようにFMを流していました。J-WaveとかInter FMとか。その日の気分に応じて放送局を変えるというパターンです。しかし、ラジオ大好きっ子としては気分は乗るものの、ついついDJやパーソナリティの会話に気を取られ仕事に集中できていないことがわかりました。ラジオに出演される方って声を商売にされているから、やっぱり話す内容も魅力的で、聞き入っちゃうんですよね…。
今でも流すことはありますが、それほど長時間流すことはしていません。
2.SOMA FM 「Grooved Salad」
iTunesにも初期から登録されている老舗の米アンビエント系インターネットラジオ局SOMA FMのエレクトロニカ系チャンネル。サンフランシスコ発のドネーションラジオです。約40のチャンネルがありますがその中でも「Grooved Salad」は選曲のクオリティが高く、20年近く配信されています。聴きたい曲が最近ないなあというときにはこのラジオを聴くという最後の砦のようなチャンネルです。ここで知った曲をiTunesで買ったことは数知れず。仕事中もマッチしますね。エレクトロニカというジャンルだからでしょうけど、アンビエント性も持ち合わせているので、環境音楽としても十分機能するのです。
僕も一年に数回、寄付しています。
3.AI BGM「Mubert」
これを知った時は衝撃でした。AIが作る曲を配信するアプリ(iOSとtvOSに対応)なんですが、その曲は十分なクオリティを持っていたからです。「機械が作った曲なのに…。でも聴いちゃう自分」ショックと同時に新しい未来を見てしまった気がします。AIがその場で自動生成するので、歌モノは対応していないようで、基本クラブミュージック系を中心としたインストルメンタルです。
特に仕事やフィットネス時のBGMとして優れているように思います。ミニマルな構成による繰り返しそれが徐々に展開していくのが、いい意味で邪魔にならないものが多いです。無料だとチャンネル数も限られるものの、有料のサブスクにすると大量のチャンネルから好きなものを選んで聴けるようになります。以前は「study」や「work」というそのまんまのチャンネルがあったのですが、見直しが入ったのかそれらがなくなり、「adam」「eve」などの意味不明なものから「ambient」「piano」「acoustic」など、ジャンルをさすものが増えてきました。僕のようにシーンごとに使う人は少ないのかな?
それでも仕事にあうチャンネルは存在していて、おすすめは「minimal 120」です。
4.MixCloud
MixCloudは主にDJの人たちが自分のミックスをアップしたりしているアプリで、こんな大物が?!っていう人も配信していたりします。当たり外れもありますが、自分が好きなDJがMixCloudを利用していると、それはめっけもんですね。
僕は大好きなMixMaster Morris(The Irresistable Force他)が偶然利用していて、彼のミックスを仕事中流したりして聴いています。彼は基本ジャジーなアンビエントですのでちょっとまったりしてしまいがちですけどね^^;
5.Apple Music
最近行き着いたのが結局これです。面白みがなくてすいません。
最近のApple Musicはプレイリストに力を入れてきているのではないでしょうか。プレイリストはやはり数がたくさんないと飽きてしまうと思いますし、実際にApple Musicのプレイリストにそんなに期待してきたわけでもありませんでした。でも、最近は見かけたことないプレイリストや切り口が面白いと思えるプレイリスト(「心の小旅行」とか「呼吸を整えるビート」etc)が多くなってきて、充実してきたと思います。また、Apple Musicのスタッフだけでなく外部の方によるセレクト(無印良品やバイクエクササイズスタジオのFEELCYCLEなどもプレイリストを公開しています。)も増えていてそれも、飽きさせないカタログになっています。
試行錯誤してみた結果、現時点ではは、四つ打ちのクラブミュージックで歌モノではない、インストルメンタル、かつ無機質で反復性のあるあまり起伏に富まない楽曲が一番集中できそうに思います。(もちろん、人によると思いますが)
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