はい! ここでドーンと進展しましたよ!
読んでて「ぎゃー!」ってなりませんか? 私はなります。
(私、同じ話を何百回読んだとしても、毎回「この先どーなっちゃうの!?」とワーキャー騒げるタイプです)
みんな気になるであろうマクレイ先生の台詞は、
です。
全編を通してマクレイ先生の台詞というのは少ないのですが、その中でここが唯一、二人称として「サリー」が使われる場面です。
マクレイ先生、サリーのことサリーって呼んでたんだね…。
松本恵子版は「ああ、サリー、あなたは私が鉄でできていると思っているんですか?」、町田日出子・村岡花子版は「ああ、サリー、僕が、鉄でできているって思いますか?」です。
どちらも、それなりによそよそしい感じ。
個人的には、ここはやはり大きな転機になる台詞なので、格好良く決めたいと思っていました。
あと、日本語の感覚なのですが「名前を呼び捨てにするほど近しい間柄の男女であれば、敬語ではないだろう」という気持ちもあり、ここは徹夜の勢いに任せた場面だからということもあり…ちょっと勢いのある感じにしました。
しかし、男性の台詞を格好良く翻訳するのは難しいですね。現実でそういう格好良い台詞を言ってる人に会ったことがないから、わざとらしくなってしまうというか。
世の中に、格好良い台詞が日頃からもっと出回れば良いのに。
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