MTFのホルモン治療はいくらかかるのか?ぶっちゃけます。
前回、ホルモン治療をするうえで
病院を選ぶコツ等について紹介しましたね!!
ホルモン治療を開始してから、
3年が過ぎました。
今回は、私がこれまでの治療で掛かった金額を暴露したいと思います。
2022年
ーーー<通院頻度・治療方式>ーーー
・通院頻度は月2回
・卵胞、黄体の2種類を注射
に、に、20万円…⁉
みなさん安心してください。
この年は「睾丸摘出」の手術を受けた為、
特別に高額となっているだけです(笑)
とはいえ、私は紹介制度を利用して
手術費自体は16万程度でしたから
相当安く済んでいる方です。
睾丸摘出の詳細・体験談については
こちらでお話ししていますのでぜひ
👇
この手術費を差し引いた残りが
ホルモン治療費だと仮定すれば、
ざっと4万ちょっとです。
私の病院は
注射は1回あたりだいたい1300円、
約6カ月に1度の血液検査が
だいたい5,000円くらいでした。
私は通勤定期圏内なので
安く済んでいる方だと思いますが…
そうでない方が多いと思いますので、
この金額にさらに交通費が乗っかります。
2023年
ーーー< 通院頻度・治療方式>ーーー
・通院頻度は3週間~4週間に1回
・卵胞のみを注射
この年はほんと~に安上がりでした!!
およそ前年の10分の1ですね(笑)
睾丸を摘出したおかげで通院頻度が少なくて済み、かつ黄体ホルモンが不要となり卵胞ホルモンのみの注射に切り替わった為、これが功を奏しました。
(まぁ…実際のところMTFに黄体ホルモンを投与するというのは、海外では一般的に不要とされているんですが、それは私が勉強をして後々知った事なので仕方がない)
ある意味、早いこと睾丸を取る決断をして良かったです。黄体と早くお別れが出来たし!(何だかんだ卵胞よりも肝臓への負担が大きい気がするので…。いかんせん、海外では黄体をMTFに入れる事例がほぼないので有益な文献が少なかったです。)
2024年
ーーー< 通院頻度・治療方式>ーーー
・通院頻度は4週間~7週間に1回
・卵胞のみを注射
・途中でパッチ、ジェル等の経皮材に変更
まだ2024年が終わってませんが、
年末に血液検査を受ける予定なので
だいたい7万くらいになりそうです。
まとめると…
◆交通費◆
往復460円×通院回数(※)
※使うホルモン剤等によって変動(下記参照)
◆治療費◆
<注射>
約1,300円×24回=31,200円
※月2回注射の場合(卵胞のみ)
<パッチ(貼り薬)>
約4,000~5,000円×12 or 24回=48,000~96,000円
※エストラーナテープ7枚入を1 or 2セット処方の場合
<ジェル(塗り薬)>
約6,000~7,000円×8 or 15回=56,000~90,000円
※ル・エストロジェルを1 or 2缶処方の場合
※1日4プッシュ
※お住まいの地域や、病院・薬局により診察料、処方代は大きく異なります。また、中には通院距離が遠い方も居らっしゃいますので一例としてご覧ください。
どのホルモン剤を使うか?
また一度に処方してもらう量によっても大きく異なるわけですね。
やはり、一度にできるだけ多く処方してもらう方が
通院回数が少なくて済む他、
処方代も割安になっていきます。
ホルモン剤の選び方については
こちらの記事もぜひご参照ください。
👇
みなさんの治療費も
ぜひ教えてくださいネ❣