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パパ育休のススメ

こんにちは!トランスコスモス・デジタル・テクノロジーの広報担当です。
今回はパパ育休明け・パパ育休中の社員に、パパ育休の取り方・過ごし方についてインタビューをしました。

<インタビューに協力してくれた社員のお2人>
★Kさん

当社のパパ育休第一号。パパ育休先輩として取得までの苦労もお話してくれました。

★Sさん
絶賛パパ育休中にも関わらず、お子さんとの日々をお話してくれました。

■パパ育休の取得
―まずはパパ育休を取得した背景などあれば、教えてください。
Kさん:
子どもが生まれたら絶対に取得しようと思っていました。世の中的にもパパ育休が一般的になっていますし、一番大変な時期の子育てに自分も関わりたいと思いました。また私の周りでもパパ育休を取得している人が多く、取得するのは当たり前と思っていました。
 
Sさん:
奥さんの妊娠が分かって、社内に制度があるので活用したいと思っていました。またその直前のタイミングで、会社からのアナウンスもあり申請しました。
 

■パパ育休第一号の戦い
―取得第一号のKさん、1人目ならではのお困りごとはありましたか?
Kさん:
社内で情報がまとまっていない・更新がされていない、というのはありましたね。何を見たらいいのか、どのような申請が必要なのか、会社に一つ一つ確認しながら進めました。細かい話ですが、申請書の記載例のようなものもなくて、具体的にどのように書けばいいのか分からなく、厚生労働省の資料を見たりもしました。
 
―会社の制度の見直しのキッカケとなったと聞きましたが・・・
Kさん:
キッカケというと大げさに聞こえますが、右往左往している間に古い情報のままだったり足りていない部分を、担当の方がまめとめてくれました。またパパ育休取得者も賞与の対象なのか、会社の福利厚生の一部である図書月間制度や資格取得奨励金も利用できるのかなども、合わせて確認しておきました。取得を宣言した直後はちょっと大変でしたが、育休に入る直前はフォローしてもらい、手続き面では安心してお休みに入ることができました。
 

■不安はいっぱい
―お休みに入って、気づいたことはありますか?
Sさん:
そうですね、実際にとってみると金銭面の不安はありますね。あと今後、実際にいつ・どのくらい育児給付金が支給されるのかもドキドキです。
 
Kさん:
最初の給付金の支給は思ったよりも遅かったと思います。お休みに入る前にお給料3カ月分くらいは蓄えておいた方が安心です。必要だと思ってベビーカーとかオムツなどを用意したのですが、想像以上の出費で驚きました。
また自治体によっては出産育児に関する給付制度があるので調べておくとよいですね。
 
Sさん:
あとボーナスのタイミングも考えておくといいですね。
 
Kさん:
確かにもらえるのかもらえないのか、ソワソワしました。お金の話ばかりですみません笑
 
―お仕事の不安はどうしたか?
Kさん:
引き継ぎがちゃんとできるのか、とっても不安でした。結局最後はギリギリになっちゃったのですが、皆さんが温かく送りだしてくれたことに感謝です。
 
Sさん:
お休み中ですが、仕事はスムーズにいっているのか、、、など今も気になってしまっています。また戻った時のイメージがつかなくて、Kさんと私以外にも今後取得してくれる人が増えたら、みんなもっと安心してお休みが取れるのかなと思います。

先輩パパとして取得当時のことを詳しくお話ししてくれました

■パパ育休中の過ごし方
―ご家族の反応はいかがでしたか?
Sさん:
いまは寝かしつけとかオムツ替えなど、やれることからやっています。半年も休んで何してたの、と言われないように出来ることからやっています。産まれたばかりの時はまだ働いていて、夜に会いに行くという生活だったので、やっと一緒に育児をしている感じです。
 
Kさん:
「出産したら動けないよ!」と事前に奥さんに言われていたので、心の準備はしていました。私たちは2交代制をしていて、常にどちらかが子どもの面倒を見られる体制をとっていました!
 
―お子さんと触れ合う中で感動したエピソードなどはありますか?
Kさん:
自分の手に気が付いてじっと見て動かしたり、舌をだしてみたら真似してやってくれたり、変な言い方ですが人間っぽくなっていく姿を見れたときは感動しました。
あと自分の父性本能があると気が付きました。やっぱり子どもは可愛いんです。
 
Sさん:
昨日できなかったことが今日できていたり、毎日成長をみるのは楽しいです。こういう時に泣くんだなど、発見の毎日です。私はパパ育休を取得したばかりなので、これから一緒の時間を楽しもうと思います。

お子さんをあやしながら、インタビューに答えてくれました

■先輩パパとして
―これからパパ育休を取得する方へのアドバイスはありますか?
Sさん:
やっぱりお金の面ですね。ちゃんと蓄えておくのと、自治体によっても給付されるものが違うので調べておくといいと思います。業務も早い段階から調整しておくと良いです。私の場合は関わっているプロジェクトの終了期間が読めていたので、それに合わせて調整をしました。ただ引継ぎなどもあり、休む前は普段やっていること+αの仕事が発生すると思っておいた方いいです。
また第一子ということもあり日々探り探りです。事前に動画サイトなどで勉強していても、いざそうなった時に思い通りにいかないことの方が多くて。。。知識として持っておくのはいいですが、勉強したことが自分の子に必ずしも当てはまらないと思っておいた方がいいです。
 
Kさん:
それは本当に思います!事前に仕入れた知識がその通りに活かせるほうが少なかったと思います。あとは、他の子と見比べてうちの子は。。。っていう感情になってはダメだと思いますね。その子その子で違うので他の子と比較しないで見守る、という心構えでいることが大事だと思います。
それと出産予定日はあくまでも予定と理解しておくことが必要です。予定日は先だからと思って、できることを先延ばしにするといざという時にとても焦ります。
最後に、これは自分が悔しい経験をしたので共有しますが、通信機能がないカメラの用意をオススメします。私は新生児の病室ではスマホの電源を切るように言われ、写真をあまり撮れなかったので。。。病院の方針によるので全員に当てはまるわけではないのですが、事前に写真撮影についてのルールを調べてスマホの利用がNGであれば、デジカメや使い捨てカメラなど用意しておくと、私のような悔しい思いはしないと思います。
 
―パパ育休はオススメしますか?
Kさん・Sさん:
はい、絶対に取ったほうがいいと思います!子どもと一緒にいれる時間は長くないので、ぜひ制度を使ってほしいです。
 

お二人とも、ありがとうございました。
新米パパとして奮闘しながらも、お子さんの成長を楽しく見守っている様子が伺えました。