スペイン語学習におすすめの教材ー参考書編ー
スペインでの語学学習を始めたのは1年半前。
スペイン到着時は何も理解できなかった私ですが、語学学校での授業は勿論、様々な教材やツールを活用した自習の甲斐もあり、現在ではスペイン語で仕事できるまでのレベルにブラッシュアップできました。
インプット学習のお供として愛用してきた参考書、特に初学習者向けの9冊ご紹介します。
全て日本の書店で購入できるもので、一部はKindle等の電子書籍で購入できるものもあります。
文法
文法から学べるスペイン語
私が1番最初に購入したスペイン語の文法書です。
スペインへ渡る前に、この本を使ってスペイン語文法の大枠を理解することができました。
文法事項の説明はとてもシンプルで分かりやすく、スペイン語を学び始めるには最適な1冊です。
数は少ないですが練習問題も各文法事項ごとに用意されているので、自身の理解度をチェックするのに便利です。
新版 スペイン語の入門
1冊目よりも見やすさは劣りますが、それぞれの文法事項が詳細に説明されていて辞書のような位置づけとして、授業で理解しきれなかったポイントを振り返る際に大活躍の文法書です。
スペイン語接続法 超入門
スペイン語学習者が避けては通れない壁とされている、接続法を初心者向けに噛み砕いて説明している1冊。
ホストファミリーから「接続法は例文で覚えたほうが分かりやすいと思うよ」というアドバイスもあり、この中で紹介されている例文を覚えながら接続法を学習しました。
極める! スペイン語の基本文法ドリル
文法解説2割+練習問題8割で構成されたこのドリルは、文法書などを通して理解したポイントを徹底的に体に染み込ませる為のスパルタ問題集です。
極める! スペイン語の動詞ドリル
スペイン語学習における最大の敵である「動詞の活用」をこれまた大量の練習問題で身につけることができます。
私は苦手意識のあった直接法現在の不規則活用と点過去を中心に反復練習をしました。
単語
これなら覚えられる! スペイン語 単語帳
英語と比較しスペイン語の単語帳はかなり選択肢が少ないのですが、その中でも各方面でおすすめされていた1冊。
テーマごとに単語がまとめられており、テーマによってはイラスト付きで単語を覚えることができます。
また前回の記事『スペイン語の世界。「スペイン語」は実は1つじゃない。』でご紹介した「日常会話で必要な単語数1,500」をこの1冊でカバーすることができます。
スピーキング
気持ちが伝わる! スペイン語リアルフレーズBOOK
ネイティブが頻繁に使う挨拶や相槌、決まり文句を集めた1冊。
海外ドラマを見ていてもよく登場するフレーズばかりです。
「とにかく」「そう言えば」「らしいね」など、日本語でもよく使うようなフレーズをスペイン語でも自然と口に出せるようにするための特訓教材です。
改訂版 口が覚えるスペイン語 スピーキング体得トレーニング
リアルフレーズBOOKよりも比較的長めの文章を特訓したいと思い、こちらのKindke版を購入。
日常的に使う決まり文句や表現を1問1答形式で練習できます。
但し解説はほとんど無いため、文法を一通り学び終えてから取り掛かると学習効率が高いと思います。
リスニング
改訂版 耳が喜ぶスペイン語 リスニング体得トレーニング
ディクテーションと音読の特訓教材。1ユニットの文章が短いため取り組みやすいことに加え、扱っている内容がスペインの歴史文化に関連しているため、語学以外の教養も身につけることがきる1冊。
英語と同じように音が繋がったり欠落したりするスペイン語に慣れる、更にはネイティブの音声を聴きながらの発音の練習にも最適です。
いかがでしたか?
参考書選びで迷われている方にとって少しでも有益な情報となれば幸いです。
次回はYouTube編をお届けします。
無料で楽しみながら学習できる、更には「文字を見るのがしんどい」という日の息抜きとしても活用できるチャンネルをご紹介します。
それでは、Hasta luego.
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