dopeな論文beef
BEEFとは?
ヒップホップの世界では、「BEEF」と呼ばれる対決がある。
詩(LYRIC)にはメッセージが込められている。LYRICの発するメッセージ、およびアーティストのあり方・立ち振舞いに疑問をもった場合、対決をしかけるのがBEEFであると僕は思っている。
対決の申し込み方としては、自身が書いたLYRICで異論申し立てるのがヒップホップの作法だ。
アカデミックの世界
僕は修士で離脱し、ドクターまでは進学していない。しかも、僕は卒論相当のレポートをほぼ担当教官にフルで書き直して頂き、なんとか卒業した残念なカスである…。
大学院にいたときは、結構まったりとして居心地の良い場所だった。だから、アカデミックの世界で抗争が起きるなんて、僕には知りもしない世界だった。
論文beefと次の世界へ
ジェンダー論の世界で論文炎上が起きたらしい。
特に人権が絡むジャンルであり、定量的・定数的ではない部分がある世界だから、見解の違いや主義主張の違いから、ネット炎上が起きやすい分野のような気もする。
論文には論文で、抗議する。
もしくは、学会自体に抗議する。
それが正しいと僕は思う。
SNSで野次馬が叩くのは、しょせん野次馬でしかない。LYRICがかけない野次馬がアーティストをフルボッコにしてるのと同じこと。
beefから素晴らしい作品が生まれたり、アーティスト同士の理解や交流が深まることもある。
論文には論文で対抗する。
ネットでフルボッコにしてる人達は何かが違う。SNSで研究者どうしの連絡や、意見表明・スタンスの表明はわかるが、論文自体を書けない人がSNSでフルボッコにしてるのは何か変だ。
論文や発表による議論が重なることで、定義や見解が次の世界に進み、求める何かへの理解が深まっていくのは、確かことなのではないかと僕は思う。
でも、そんな生意気なことを言ってる僕は、ただの観客。僕は、時間のある時に、少しずつ読んで触れてみることからはじめよう。
おまけ
女性か男性か、雄か雌かしか語彙がない日本語自体に問題と言うか、危険性があるような気がしてきた。日本語は、中国古代の発想や儒教とかが影響して二元論ベースなのかな。
まぁなんというか、アカデミックの世界も意外と怖えーー(´;ω;`)