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はじめまして - トランダイチと申します。

22歳で女性から男性へとトランスし、31歳でオランダへ渡蘭、現在は現代アーティストとして生活する者です。このnoteは私自身が日々思ったことや、経験したことを徒然なるままに書き溜める記録の場です。


移動歴


0歳 ー 横浜にて、一般家庭の長女として出生。
3歳 ー 家族で埼玉に引っ越し、青春と呼ばれる大抵のことをそこで経験する。
22歳 ー 大学卒業目前の1年と満たない期間、当時の彼女と友人の3人で大学近くの安アパートでルームシェア。ホルモン治療、胸オペ(乳房切除、乳腺摘出の略)を経て男性としての生活を徐々に始める。
23歳 ー 大学卒業後、愛知の片田舎に就職。第一次遠距離恋愛。
24歳 ー 埼玉の実家に引き上げる。僅か1年ほどで早々にサラリーマンを離脱。
31歳 ー 2020年夏、コロナ真っ只中にもう一度学業へ戻るべく渡蘭。第二次遠距離恋愛。
34歳 ー 2度目の大学卒業、彼女との同棲を開始し遠距離恋愛終了。


はじめに


子どもの頃の夢は、消防士→獣医→学校の先生。
物心ついた頃から何となく“周囲の人と自分の違い“にモヤモヤを抱える。
その違いをはっきりと理解した小学校高学年、特殊メイクのアーティストになって、自身の容姿を変えたいと思うようになる。現実的に教師になるということも考えたが、高2の担任サチコに美大進学を提案される。サチコの一声で、何の疑いもなく美術の道を志す。
一浪を経て、日本の美大へ進学。日本の美大を出る時には、就職が決まっていたし、アーティストになりたい、なるなんてこれっぽっちも思っていなかった。とにかく一人の人間として自立することが最優先だった。早く親元を離れて、せめて一人前の人として扱われたかったのだ。
幼少の頃から抱えていた性別違和について、アーティスト・美術の道を目指した過程、30歳を過ぎてからの海外留学、日本ではなく海外へ移住した経緯など、少しずつ記していこうと思う。
22歳女性から男性へ、31歳日本からオランダへ、トランした人の記録。

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