![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/97358938/rectangle_large_type_2_f926f91ce2a0835b731e7bd4ee3cd988.jpeg?width=1200)
今と未来を繋ぐためのフィッティング
ワンポイントレッスンの初回、何を書こうかと考えていたらまたいつものように難しくなりそうだったので、朝食を食べてリラックスしているときに気負わずに書いて見たいと思います。
最近SNSを見ていると多少なりとも面識のある人が自転車のフィッティングについて投稿しているのをよく見かける様になりました。時期的にそういうタイミングなのかと思いましたが、この手の話題は1年を通して少なからず目にします。
自転車は機材を使うスポーツなのでどれだけフィジカルに優れていても力が伝わらなければ速く走ることが出来ません。その為自分の力がスムーズに伝わるよう、力が発揮できるよう自転車のセットアップには本当に苦労します。私自身も現役の頃ミリ単位の微妙な調整やサイズで測れないような感覚的な調整に苦労した経験は数え切れないくらいあります。
ある程度経験を積んだ選手であれば"いま速く走れる"セッティングに拘ることは必然性があると思います。ただ一方でまだ成長過程にある選手が"いま速く走れる"セッティングに拘りすぎると未来の可能性を狭めてしまうことも少なくありません。
速く走るあるいは強くなる為に克服しなければならないウィークポイントは誰にでもあるものだと思います。それを隠すために"いま速く走れる"セッティングに頼っていては克服できるものも克服できなくなってしまうでしょう。
"いま速く走れる"セッティングをしながら将来のあるべき姿をイメージして、「これからどんな取り組みをしていけば良いか?」そんなことを相談できるフィッターを探して見てください。フィジカルが変化したり年齢を重ねれば自転車のセッティングも変わって行きます。一度フィッティングすれば終わりでは無く、自分の成長に合わせて何度でも相談に乗ってくれるフィッターは選手の競技生活にとって大切なパートナーになってくれると思います。
トレーニングに関する質問はこちら : Google foams