無知の恐ろしさ 番外
自然気胸になった日に、部活動でシゴキを受けてしまい、自分ではっきり断れなかったこと、前回noteしましたが、実は番外編がありました(笑)
痛みがあるものの、病院を受診したのは数日先のことだったと思う。
子供の頃、「本当はこうなのに信じてもらえない」とか「本当に痛いんだ」家族に伝わらない経験が皆さんはあるでしょうか。私は決して嘘つきではないですが(笑)、狼少年のように信じてもらえないことが、記憶しているだけでもいくつかあります。
御祓で治すべし
今では笑い話になっていますが、発症したのが正月だったこともあり、痛みを抱えながら関東で有名なジャニーズも行かれる神社に行ったのです。これも...本当は痛いから人混みに出たくないと言っているのに「正月早々家族の輪を乱すなと」言われます。確かに輪を見出す行為かもしれませんが。「本当に痛いし走ると苦しいんです」。「神社に行ってお祓いして貰えば治るんじゃないか」。そんなことが現実にあるかもしれませんが、正直、息苦しいし家で休んでいたかったのです。
嫌々参拝したその神社には、それ以来嫌な思い出となってしまい参拝したことはありませんが、当然治らないのでさらに面白いことが起きます。
電気風呂がいいぞ
そんなに治らないのならば、「筋か何か?違えたのではないか」と心配した実兄が、お風呂屋さんに連れて行ってくれたのです。今ならば「筋か何か?」って何だとなりますが、当時はなんだか分からないわけです。
最近はあまり見受けられないですが、私が子供の頃は、よく電気風呂というのがありました。お風呂の中に低周波みたいなものが流れるやつで、鉄板みたいなものが浴槽内にあり、その間に体を入れるとビリビリっと痺れる感じになる奴です。勿論全く変わりません(笑)
安静が必要だった
そんなわけで、私の16歳で起きた自然気胸は、御祓で治らず、電気風呂で悪化するのです。後で調べてみると軽度ならば安静にして自然に穴が塞がるのを待つそうですが、私の場合は次の段階に進んでしまったそうで、入院して治療を受けることになりました。それこそ安静が一番だったとお医者さんに伺いました。
そんなわけで、子供の声には耳を傾けましょう!という番外編でした。
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