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当たり前の事を当たり前に

いい事言う界隈がWeb上には存在するんだけど、意外と普通の事を少し賢い言い回しで言ってるのがバズってるのを見ると、どれだけ日本人が当たり前の事に日常的に触れてないかが散見される。

哲学っぽい話を140字ギリギリに収めてそれがバズると「確かに」「分かる」「大事だよね」が溢れる。いいねを押してはそのような5万とある投稿の中に埋もれていきおそらく大半は3時間後には忘れている。

SNSの偉大さは能力のある人が見つかりやすくなったのと同時に、能力差がえげつないくらい明確になった。さらに能力のある振りをするのが上手い人も出てきた事は言うまでもなく。

手軽に貴重な言葉を拾える代わりに貴重性を軽んじてしまう。どれが今の自分に必要な救いなのかすら分からなくなる。

だから私がWeb上で反応を示すのは軽いものばかり。そこにいい話は必要ないと判断している。せっかく発信できるツールがあるのだから…と著名人は群がるが、そこで破滅仕掛けた人間がどれほどいるか。たった140字以内の言葉で炎上する。それだけの文字も操れない人はそもそも文字を扱う事に向いてない。即刻ご自身のフィールドに戻られて人生を謳歌して頂きたいとは思ってしまう。

自ら炎上させてる場合を除いてね。

当たり前の事は当たり前に常に頭に入れて生きていた方がいい。いくつも脳内を占めていろという訳じゃなく常に対人にいい緊張感を持って接していれば失敗は起きないと思っている。

SNSやWeb上での「いい言葉風」のものに操られてはいけない。

自分を確固たるものにして生きていけばいい、ただそれだけの単純なお話。


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