![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/85681868/rectangle_large_type_2_25cc26253e192aa53ee18fd1efe6ae78.png?width=1200)
幸福度の話。
ブータン。世界一国民の幸福度が高い国。
それがここ10年程で満足度が下がっているという話を昨夜聞いた。何故だと思う?と問われピンときた。
「SNS?」
「Yes!」
世界を知ってしまったが故に自分は幸福ではなかったと認識した層がたくさんいたと。
世界にはとんでもない金持ちやとんでもない生活をしている層がたくさんいる事を知って自分と比較してしまったのだ。
衝撃だった。そうか。
幸福の本質を見つけてるから幸せなんだと思っていたけどそうではなく世界を知らなかったから幸せだったのか。そんな夢がない話は久しぶりに聞いた。
どうしても他人と比較はしてしまう。
先日、マツコデラックスがテレビで言っていたシーンが切り抜きされTwitterでバズっているのを見つけた。
「SNSでは分かりやすい幸せの形をみんなに見せている。結婚だとかお金とかお家とか。これは他人に幸せを委ねている事。みんなに賛同してもらう事で幸せだと思っている。他に幸せの形なんかいくらでもあるのに分かりやすいのがそれくらいしかないのよね。だから他人に左右されない幸せの形を見つけないと。」
私も以前noteで同じような記事を書いた事がある。
他人を巻き込んだ幸せはいずれ崩れると。
これにまだ気付いていないいい大人が一定数いる事に驚いたけれど近年インターネットが普及したくらいの国ならその現象が起きても仕方ないのかなと思う。
何度だって言うけど幸せの対象を消えゆく物にしてはいけない。私の幸せは格闘技観戦や映画鑑賞。
コロナが出回り現地観戦は難しくなったものの、今はPPVで見られるし映画もこのコロナ禍で有料動画配信サービスが活発化して自宅で観られるようになっている。
好きな格闘家がいなくなる事はあるかもしれないけど格闘技そのものがなくなる事はない。(おそらく)
極論、今の現役の方が明日全員引退してもまた明後日から新しい格闘家がデビューを果たす。
私の幸せが崩れる事はない。
こういう話を周りにもするのだけどいかんせんピンとこない友人もいるから体験してもらった上でまたこの仮説を検証したいと思う。
幸せの定義は人それぞれだけどはっきり言えるのは固定概念に囚われた従来の形に満足する事なく自分の幸福度を高めるために視野を広げて欲しいと心から願う。