milestone MS-i1 endurance 個人的ファーストインプレ
界隈で噂になっているマイルストーンから出た新しいヘッドライト。少し気になる方もいらっしゃりそうなので個人的ではありますがファーストインプレを書いてみようと思います。
まず自分のライト遍歴は
・LEDRENSER NEO10R
・UltrAspire lumen60
・PETZL SWIFT RL
となり、必然的にコレらの使用感との比較になります。
商品を手に取り最初に思ったのはライト本体部分のプラ素材が、NEO10Rに比べて少し安っぽい感じました。
その関係なのか、照射角を変える時のクリック感が一番閉じた状態(水平方向)だとやや固く走りながら角度を変えるには少しストレスを感じた(これはアタリが出れば改善されるのかは様子見)
地味ですが、装着していいなと思ったのは
まずフィット感を調整する箇所が左右にある事。
これ、皆さんはどうなのか分かりませんが
自分の場合は結構伸びる(へたる?)のが早くて何度も調整するんですが、NEO10Rは片側のみで調節するので前後のパーツの位置も調整し直さないといけなく煩わしさがありましたが
MS-i1は左右少しづつ絞められるので位置がずれず
フィット感を維持するのに効果的だなと感じました
あと、ライトの切り替え
NEO10Rユーザーなら分かると思うのですが熱暴走対策なのか数分で少し光量が落ちます。走れるトレイルでペース上げたい時に、僕的にはあれが結構煩わしくて、光量の切り替えで最初の光量に戻してます。その際、NEO10Rの切り替えパターンはHigh→Mid→Low→OFF の順なのですが、このoffになる時が一切明かりのないトレイルでは一瞬真っ暗になるのでどうしてもペースが落ちます。
変わって今回のライト
こちらも対策されており、公式レポートには2分で少し光量が落ちるとあったけど(詳しくは後述)ワンクリックで点灯後Low→Mid→High→Ultrahigh→Low〜と四段階をループするタイプなので真っ暗になる瞬間が無く
僅かな事ですがとても走りやすいなと感じました
実走編に行く前に最後、気になってたあれ
バッテリーの互換性問題。
純正バッテリーは専用のケーブルが付属し、USBtypeCで電源を取れる予備バッテリー的な使い方も売りにしており同社トレイルマスター同様専用を買い足しなのかと貧乏ランナーには切実な問題でしたが、結論。
普通に18650バッテリー使えました。
保証書にも他社製の電池使用での誤作動は保証して無いとあるので完全な自己責任ですがサイズも一緒ですしよほど変なメーカーの物でない限り自分としては使えると判断しました。これは嬉しい。
ちなみに重量の実測もしましたが
NEO10Rとほぼ同じでした!!なんなら重量バランスの関係か少し軽く感じます。
長々と書きましたが結局ライトとしての性能はどうよ?ってことで手持ちで一番スペックの高いiPhone 13proにて裏山で動画を少し撮って来ました。
まずはMS-i1。
続いてLEDRENSER NEO10RとPETZL SWIFT RL
最後はMS-i1 でLowから最後UltraHigh まで連続して。
光の質に関しては
今まで使っていたNEO10Rが前面を白い光が円状にくっきりと照らす感じですがMS-i1はやや自然光に近い色で真ん中に芯を残し前方を少し広めに照らし出す感じ。視野内での照射面積の広さのおかげか数値よりも明るく感じました。NEO10RとSWIFT RLのいいとこ取りと言えば同両製品ユーザーにはイメージしやすいかな?
この明るさならUltrAspireのLumen600の出番はなくても行けそう。
なにより、今回このライトを導入する経緯としてNEO10Rのキリッと白い光が目に辛くなってきたから、、、歳のせいなんて言うと諸先輩方から怒られそうですが、ウルトラなんて少しでもストレスを減らす事が後々の完走に繋がるスポーツだと思うので
何が良いものが無いかと探していたところの目に止まったのがコレ。
そして実際目に優しかった!まだ数十分程度ですがその場でNEO10Rと走り比べた限り、照射範囲の広さとクール、ウォーム、2色のLEDを混ぜた少しオレンジがかった光のお陰で目への負担の少なさを感じました。
光量に関してもいつもNEO10Rでは600Lumenで走ってましたがMS-i1ならMIDの260Lumenでも充分。HIGHなら安心。ULTRA HIGHの1000Lumenは明る過ぎて中々使わないかも、、、
まだまだこれからオーバーナイトで使ったり色々なシチュエーションで走ってみたいですが、今のところこ税込10000ちょっとで買えるなら損は無いと思います!
以上拙い文ではありますが
ファーストインプレッションでした。