国道についている番号の意味
今回は、道路(国道)についてまとめていきたいと思います。
まず、国道とは?
まずここからです。国道とは、国が管理維持している道路のことで、私たちが普段から「国道」と呼称しているのは、一般国道と言われるものです。
一般国道は全国の道路のいわゆる幹線で、10万人の都市と都市を結ぶ場合、などと言って規定されています。
県道などは、それ以下の道路のことで、地方自治体(都道府県)が維持管理しています。地域密着型といったところでしょうか。
(一部の国道は地方自治体が維持管理します)
2ケタ国道について
国道には2ケタ国道(1ケタも)と3ケタ国道がありますよね。いや、当たり前じゃ無いか、と思われる方もいるかもしれません。
「だって、番号を割り振っているのだから、そりゃケタ数は変わるでしょうよ」って感じで。笑
確かにそうなのですが、国道の2ケタ以下は実は99線あるわけでは無いのです。
1950年代に決められた、道路交通法を元に現在の道路は作られています。
そこには一級国道と二級国道とで分けられました。
つまりそれ以降は大きな都市と大きな都市を結ぶ道路にしか、2ケタは使えないと言うことになります。
それが規定されたのは2ケタが57路線でした。
現在は58号線までありますが、これは沖縄が日本に返還された時に決められました。
ちなみに2ケタ国道は鉄道路線で言う○○本線と言うイメージでいいと思います。
そのほかは全て3ケタの国道です。
3ケタ国道について
先ほども言った通り、3ケタ国道は2ケタ国道を補完する形で道路が張り巡らされています。現在は507号線まであります。しかし統合などによって、欠番が生じています。
新しい国道について
上記のような法則から考えると、一級国道、二級国道ともに、まだ増やすことが出来るように見えますが、もうすでに日本の道路網は完成していて、一級国道はもちろん、二級国道も増える可能性は低いと言われています。
まとめ
いかがだったでしょうか。普段から利用している国道。皆さんの家の近くの国道は一級国道でしたか?二級国道でしたか?意外とそう言う点から道路を見てみるとおもしろいですよ。ありがとうございました!