リニア2027年開業出来る?
こんにちは。新型コロナで大騒ぎになっている中、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
今回は、2027年に品川〜名古屋で開業予定のJR東海の中央新幹線(リニア方式)について書いていきたいと思います。
実は開業まで7年を切った
中央新幹線は今のところ、2027年に開業する予定なので、開業まであと7年もありません。
よく話されている北海道新幹線、札幌延伸ですらあと10年なので、もう本当にすぐです。
名古屋まで開業した後、すぐに新大阪延伸工事が出来れば、2037年頃には新大阪まで繋がる予定です。
テレワークなどがトレンドになっている今、移動が大きく変わりそうですが、人々が全く移動しなくなる、はずはないので日本の大動脈を担う中央新幹線の重要さはこれからも変わりません。
2027年開業に間に合わないかもしれない
もう間近に迫っている中央新幹線の開業。しかし、最近これが危うくなってきていると言います。
もし、予定通り開業できなければ、準備してきた沿線の自治体などに多大な影響を与えます。
一体何があったのでしょうか。
静岡県の水問題
リニア中央新幹線のルートは一部静岡県内を通ります。しかしながら静岡県内には新駅ができる事はありません。
かなり山奥を通過するのみだからです。
その通過する部分には大井川と言って静岡県の大切な水源となる川の上流があります。
これは大きな問題であり、重要な課題なのでここでは詳しくは紹介しません。
静岡県知事は水問題の解消をもってリニアの工事という姿勢です。これはある意味静岡県として素晴らしい判断だと言えます。県民の命の水を守るため、この問題を曖昧にさせたままにせず、しっかり解決させようという知事の決意です。また、静岡県内でリニア完成後にメリットがあるかと言えば、東海道新幹線の静岡停車の増便くらいだと思います。そうであれば、水問題を解決させたい、これも当然です。
一方の、JR東海側もできる限りの対策をし、それを静岡県に提示、理解してもらおうという姿勢です。
これはどちらかがわがままを言っている、とは私は思いません。このような問題はこれまでもあり、どちらかが譲り合う、折れる事で前進してきました。
今後の行き先に注目です。
JR東海は6月中に着工したい
この件についてJR東海は6月中に工事を着工させたい狙いです。
もしこれが叶わなければ、2027年の開業に間に合わないそうです。先ほど言いましたが、これは大きな損失になると言えます。
まとめ
静岡県側も、また沿線自治体、日本経済にとっても重要な問題です。
当事者には当事者にしか分からない問題もあります。
今後どうなるのかわかりません。まさかこのまま工事は凍結となり、すでに着工している区間も工事中止になる事は無いとは言い切れません。静岡県を外れて大きなルート変更になるのかもしれません。はたまた、JR東海側が素晴らしい対策を打ち出してきて、円満に工事が出来るのかもしれません。わかりません。
よろしければ「リニア 静岡県」で調べてみてください。色々な記事が出てきます。
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