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モノレールって何???
こんにちは、今回はモノレールを紹介したいと思います。
モノレールとは?
モノレールというのは、
モノ(mono ただひとつの)+レール(rail 軌条)
という意味です。一般的な鉄道はレールは2本通っていてその上を2つの車輪が走りますよね。
モノレールはそれが一本しかないのです。
しかし、一般的な鉄道のようなレールではなく、特殊なつくりになっていて、一本でも安定するようになっています。
見た事がない方も多くいらっしゃるのがモノレールだと思いますので、一応貼っておきます。
Mbdortmund - 投稿者自身による作品, GFDL 1.2, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=10435669による
モノレールは何がいいのか
なぜ、モノレールという乗り物があるのでしょうか。普通の電車じゃダメなのでしょうか。
モノレールのいいところ、特徴を見ていきましょう。
・高架化する際に大変容易である
モノレールは上の画像にもあるように、電柱とそれほど変わらないくらいしか、道路を占有していません。逆に、新幹線の高架を思い出してみてください。せっかく立体構造にしたのに、下の部分は盛土か、橋のような構造でも土地が有効に活用されていない(出来ない)ですよね。また線路の幅の分、それ以上の土地が必要になります。モノレールは土地の買収が容易なのです。
・ゴムタイヤを使用すると騒音が少ない
モノレールは動力をレールに伝える際、ゴムタイヤを使用する事があります。その場合、騒音の問題が解決できるようです。確かに普通の鉄道は騒音が少し心配ですよね。
・雪や雨、勾配に強い
モノレールは構造上雪や雨に強く、坂道にも強いものがあるようです。
ほな全部モノレールでええやん
上記のようなモノレールの利点を聞くと、全部モノレールでいいじゃん!とお思いになる事でしょう。
だって、鉄道の不便な、雨に弱い、踏切が鬱陶しい、騒音が激しい、この三点セットを解決してくれるモノレールは素晴らしいではないか!と思うのだから無理もありません。
しかし、モノレールにはなかなか難しい問題も抱えているのです。確認していきましょう。
・車両構造が複雑で車両価格が高価
車両の構造は、普通の電車とは異なり、搬入方法も通常とは少し異なるので、その点でコストが増加しています。
・レールの抵抗が大きい
まず、鉄道がなぜ鉄のレールに鉄の車輪なのかというと、摩擦が極めて小さいからです。乗客がどんなに多くて重くても、レールと車輪の間の摩擦が小さいのでコロコロと転がります。しかし、先ほども申し上げたようにモノレールは動力をゴムタイヤで伝えている事が多く、車などと同じような摩擦になってしまい、電気をよく使います。
・乗客の避難が困難
画像のようなモノレールでは避難場所がないため、避難が困難です。新幹線を思い出してみてください。もし地震などで緊急停車したとしても、線路上に出て、車両から離れることはできます。
・輸送力が若干少ない
電車の輸送力は様々な交通機関の中でピカイチです。船でも、飛行機でも、乗れる人数は決まっています。電車はいくら詰め込んでも基本的に大丈夫です。物理的に入らないところまで詰め込んでもしっかり動きます。モノレールは車両が小さくなりがちなので、輸送力が若干少ないと言えます。
まとめ
今回は、モノレールについて簡単にまとめました。モノレールに関しては私も勉強不足だと思うので、勉強して、またまとめたいと思っています。ありがとうございました。