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公共交通の衰退はあるかもしれない
こんにちは。今回は、最近私が思っている、「公共交通のこれから」について考えていきたいと思っています。
コロナ以前、公共交通は好調だった
コロナ以前、つまり2019年までは鉄道などの公共交通機関は年々利用者がゆっくりと増加傾向にありました。
これは、世の中のトレンドである、シェアと言う流れによるものだと思います。
車は自分で持たず、シェアカーを利用するか、鉄道を利用したりする事です。
また、高齢ドライバー問題も年々深刻化していき、免許証の自主返納も流行?しました。
コロナ禍、公共交通は不調
2020年から、世の中は新型コロナウイルスによって大きく変えられました。感染症の特性上、公共交通は一定の感染リスクがあり、人々は自然に公共交通を避けています。
今や、スーパーやコンビニ、テーマパークなどはソーシャルディスタンスを保つため、足元にラインを引いたり、「密です」と言われたりします。
そんな中でも、ソーシャルディスタンスが保てない鉄道や航空機、バスはコロナ禍においては圧倒的に不利です。
実際に、JR各社のお盆時期の新幹線、特急列車の予約状況は前年の半分にも及んでいません。
また、航空会社も一時期より増やした便数を再び減らすと言った動きまであります。
やはり、今年の公共交通は大きな打撃を受けているのです。
対して高速道路は前年よりもやや減りつつも、大きな減少は無いとの情報もあります。やはりソーシャルディスタンスが保てる自家用車での移動が安心なのでしょう。
コロナ後、以前に戻るのはだいぶ先では
以前のように、飛行機は毎回満席で飛ばして、東海道新幹線は昼間でも通路側まで埋まると言ったようになるにはいったいどれくらいの時間を要するのでしょうか。
通勤ラッシュがなくなる事は鉄道会社にとっていい面もありますが、旅行に行く際、長距離移動が自家用車にシフトすれば、それは深刻な話です。
とは言うものの、旅行者全員が車で移動すると言うことになるのは、おそらく不可能です。
道路の混雑の問題もありますので、全てがシフトすると、車は全く意味を持たなくなります。
自動運転技術の台頭
自家用車のデメリットとして、事故率が鉄道、飛行機よりも相当高い、そして所有コストがどうしても一定額はかかってしまう、また移動中は運転以外のことができず、時間が無駄であると言う理由から、ノーマイカーがトレンドでした。
しかしながら、事故率の問題、移動中の時間の問題は自動運転技術の台頭で変化するかもしれません。
私の言う自動運転とは、車に乗って、目的地をセットし、ただ乗っているだけで、到着すると言うものです。渋滞は自動でAIが判断して回避します。
もはや運転免許証も必要ありません。そんなレベルになれば、鉄道利用はますます減っていくことでしょう。
残念なことですが、蒸気機関車から電車に変わった時もそんな感じだったんだろうと思います。
まとめ
自動運転技術はこれから最も注目していくべき交通系のワードです。
もちろん新幹線や電車、飛行機にも自動運転が増えていくことでしょう。
これからの発展に注目です。