なぜ定時制高校のことは本にされにくいのか?
お久しぶりです。
今回も更新が遅くなってすみません。
今回は私がnoteでブログを始めた理由の一つについて書きたいと思います。
私がnoteでブログを書きたいと思った理由の一つに、
「定時制高校のことを書き残したい」
と思ったことがきっかけにあります。
定時制高校のことは以前にも書きましたが、時代や地域、立地などによって、様々です。
私は1992年(平成4年)~1996年(平成8年)に通っていて、苦学生というより、落ちこぼれが最後に通う高校というイメージが強かった時代です。
暴走族もいましたし、タバコを吸っている生徒もいました。(成人している生徒もいますので、タバコはOKでした。しかし、未成年はもちろんダメですよ。)私は吸わないので、タバコの煙は苦痛でしたが。
面白くて、個性的な人も多く、おかしなエピソードもたくさんありました。
私は高校を卒業し、大学の夜間へ行ったり、その大学を体調を崩して中退したりして、大人になり、ふと、思ったことがあります。私以外に定時制に通ったことがある人のエピソードも知りたいなと思ったのです。
そして、図書館で本を探したり、amazonで本を探したりしましたが、本にして書き残している人は少なかったです。
何冊か見つけて、図書館で借りたり、古本で買って読んだりしたのですが、じっくり書かれている本は一冊くらいですね。(その方の本の題名や名前は失念しております。申し訳ありません。)
ネットでも定時制高校のことを書いている人を探して、ブログなどを読んでいるのですが、やはり、少ないですね。
私自身は定時制高校のことをブログに書いているほうだと思うのですが、私自身も少ないのかな?と思いました。
なので、noteのブログで書こうと思いました。
ただ、定時制高校はエピソードが書きにくい面もあると思ってもいます。
私自身も書けるエピソードは思いつくうちの50%を下回るので、出回っている文章が少ないのは仕方のないことのように感じ、「他の人も書きにくいのかな」と思いました。なので、ネタに困ることは目に見えています。
面白いから書きたいな、と思うエピソードでも誤解を招きやすい可能性があるなあ、と思うので、書くのが難しく感じます。
それと、需要がないのかな、とも思います。
あるある、という共感性もないですし…。
また、定時制高校に通ったことのない人は定時制高校のノリがわからないと思うのです。
昔、「探偵ナイトスクープ」を見ていたら、当時探偵をやっていた、桂小枝さんが全日制の高校生に対してやるノリで定時制高校生に接していたのを見て、
「やっぱり、定時制高校生の感じって、知られてないよなあ…」
と思いました。
案の定、定時制高校生のノリはあまりよくなかったです。定時制高校生はテンションが低い人が多い(私を含め、自分で経験した限り)ので、多数で「オー!!!」というノリはないのです。
私が定時制高校を「断片だけでもわかってもらえそうな資料」と思うのは、アメトーークが「日曜もアメトーーク!」の時に放送した「定時制高校芸人」(アメトーークのBDやDVDの40巻の中に入っています)が良かったと思います。「日曜も~」の放送の時間帯(18:57~)というのもあったとは思いますが、定時制高校を馬鹿にすることなく、または自虐することもなく、優しい、配慮のある内容で、流せる範囲で番組を作っていただいたな、と感じ、たいへん、うれしかったことを憶えています。私のもう一つのほうのブログでも書かせていただきました。(なので、後に放送された「高校中退芸人」の、あのことは残念だと思いました。ネガティブな話になるときは具体的な地域名や高校名は伏せるべきだと思います。内容が面白かっただけに残念です。)
芸能人、著名人でも定時制高校出身であることを隠してはいないのですが、多く語る方は少ないです。私が知っている限りでは今田耕司さんとか劇団ひとりさんとか詩人の谷川俊太郎さんとかですね。
私が知っている中で芸能人で積極的に話しているのは武田真治さんとイシバシハザマの石橋さんくらいですかね。
石橋さんはブログでもエピソードを書いていらっしゃいます。(ブログのアドレスは、http://blog.livedoor.jp/ishibashitaka/archives/3479600.htmlです。)
結論としては「需要がない」「共感性がない」「内容が書きにくい」という感じになってしまいました。
定時制高校のことを書き残さないといけないとは思っていませんが、(文章の最初のほうに「定時制高校のことを書き残したい」と書きましたが、「書いていくうちに考えが変わっていった」ことを付け足すのを忘れていました。お詫びし、訂正いたします。2019年8月21日 0時53分頃、追記と訂正)存在として、または自分の体験として、めずらしい高校だと思うので、文章に残したいなあ、と思ったのもあります。いろいろ考えて思うのは、上記のような理由もあるので、マイペースに書こうかな、数にこだわるのはやめようかな、と思っています。
まとまりのない結論となりましたが…。申し訳ありません。