【TTO通信】#003 Pineを覚えると売買ルールのアイデアが検証可能に
こんばんは、しゅん@Trade Techです。
前回はTradingView新講座の話でしたが、
Pineスクリプト関連の新講座も、もちろん制作中です。
一般的なプログラミング言語とは異なり、
PineはTradingView上でのみ利用できます。
一般的な言語に比べてコードが書きやすいため、
習得は比較的容易です。
例えば移動平均線を計算したければ、
ta.sma(close, 25)
と書くだけで
25日移動平均線を自動計算してくれます。
そして、
このPineスクリプトが一番すごいのは、
売買ルールを作って検証ができる点にあります。
自分が思いついたアイデアや
ブログや書籍などで知った売買ルールを元に
Pineスクリプトで「ストラテジー」というものを自作し、
特定の銘柄チャートに設定するだけで・・
もしその銘柄チャートで
過去●年間トレードしていたらどのような結果になっていたか?
をシミュレーションした成績を
自動計算してくれるんです。
このような仕組みのことを”バックテスト”と呼びますが、
TradingViewではこのように自作した売買ルールの
バックテストを簡単に行なえるのが強みです。
例えば以下は、Pineスクリプトで自作した
インジケーターとストラテジー(売買ルール)を利用して
バックテストを行なっている様子です。
上に自作インジケーターの入ったチャートが、
下にバックテストの結果が表示されています。
下のグラフは資産の推移ですね。
青色のグラフが右肩上がりになっているので
資金が徐々に増えているのが分かります。
ちなみにこれ、
売買ルールのアイデアを思いついてから
バックテストするまで1時間も掛かっていません。
Pineスクリプトを1つ覚えておくだけで、
こうした検証がすぐできるようになるのは、
システマティックに株式投資をやっていきたい方にとって
非常に興味深いのではないでしょうか?
他にも日々様々な売買ルールを
TradingView&Pineで検証しているので、
いずれPineスクリプトを書いてバックテストするまでの過程を
ひと通りお見せするような機会も設けたいなと思っております。
・・さて、ここまで
TradingViewやPineについてお話してきましたが、
実は僕がこれから作ろうと思っているのは
この2つだけのテーマではありません。
僕の新しい講座では、
”株式投資で活用できる
最新ツールやITスキルの使い方がひと通り学べちゃう”
ような内容にしたいと思っています。笑
僕自身、TradingView以外にも
用途に応じて様々なツールやプログラミングスキルを
使い分けています。
明日のメールでは、
実際に僕利用している他のツールやスキルについても
いくつかご紹介したいと思います。
お楽しみに。
(続きはこちら)
しゅん@Trade Tech
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