【TTO通信】株価データ分析に便利な2つのPythonライブラリ [Python#007]
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しゅん@Trade Techです。
今日から数回に分けて、
2023年の「日本株 x Python」事情について
参考動画も交えて紹介していきます。
これまでもPythonを利用することで
日本株のデータを取り扱うことは可能でした。
僕が公開しているチュートリアルでも、
簡単に日本株やETFの株価データが
ダウンロードできましたよね。
また、
「Python x トレード」という点では
日本株よりも米国株、FX、暗号通貨の方が
個人で使いやすい環境にあったため、
技術的な面で言えば
日本株以外のカテゴリで
Pythonまわりの環境は
日々進化しているといえます。
トレード関連に役立つ
Pythonライブラリが充実してきたのも、その1つ。
ライブラリというのは
皆がよく使う機能を1つにまとめることで
簡単に利用できるようにしたもの。
トレードでよく使う機能が
ライブラリ化されることで、
僕たちは難しいコードを書かなくても
様々な機能を利用しやすくなっています。
チュートリアル講座でも
サンプルコードの先頭で
「import ~」という記述があったと思いますが、
あれが実はライブラリの利用宣言になります。
それで、トレードに便利な
Pythonのライブラリはいくつかありますが、
特に興味深いライブラリを2つご紹介します。
TA-Lib
Backtesting.py
の、2つ。
「TA-Lib」は
株価データを渡すだけで
移動平均線やボリンジャーバンド、MACDといった
主要なテクニカル指標を計算してくれるライブラリです。
Pineスクリプトと違って
Pythonは一般的なプログラミング言語ですので、
移動平均線などのテクニカル指標は
本来自分で計算しなければなりません。
TA-Libを利用すれば、
様々なテクニカル指標を簡単に扱えるので
売買サインの判定やスクリーニングで非常に便利。
また「Backtesting.py」は
TradingViewのような
単一銘柄のバックテストを実現できるライブラリです。
売買ルールに必要な値(テクニカル指標の値など)と
売買ルールのロジックを渡してあげることで、
バックテストの結果をデータやグラフで表示してくれます。
今日はまず
1つ目の「TA-Lib」について、
実際にどのような動作になるのか
コーディングの様子を映像に収めてみました。
Youtube動画で公開しましたので、
参考にしてみてください。
書く内容は増えますが、
構造はPineスクリプトに似ているので
イメージが沸きやすいと思います。
明日は
「backtesting.py」の方も
動画アップして公開しますね。
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