2023/11/13(月)~の日経225先物/日経平均のトレード戦略、チャート分析

■日経225先物 月足(期近)

いつも通り月足から。SQ週と言う事もあり、かなり方向感の掴みにくい一週間となったが結局は・・・という結果となった。先々週の金曜日は日本の市場は文化の日で休場、先物も取引無し。そこで大幅上昇を見せて金曜日の週明けは大きなギャップを空けてスタートとなった。相変らず「日本の指数」なのに日本とは関係ない時間に動く「日経平均」先物。日中チャートは780円の窓、日通しでも300円以上のギャップアップでのスタート。休み中にCFDで付けた32800円台は先物では一度も付けることなく、全く動かないレンジのザラ場を過ぎてから徐々に下落。まずは32300円台を付け日通しのギャップが埋まり、その後水曜日の日中の急落で32060円の日足窓も埋めた。ここからリバウンドを開始し始めてSQ前日の木曜夜間に32800円を超え休場中の高値を突破。このまま行くと思われたが夜半過ぎにパウエル発言で急落。SQ清算日の金曜日の日中に32240円を付ける。

今度はここから再びリバウンドをし始めてる。NY時間でやはり再び強さを見せて夜半過ぎに一気にブレイクして、33000円手前の32930円まで上昇、32890円で引けた。

月足の5MAが32320円付近、BB+2σが33400円付近。先週は5MA以下の動きは買いとなり、サポートが効いた形。結果的に既に32800円台の高値を2回超えたことにより、これでまた下がることなくこの周辺でのサポートが効けば33000円、また月足ベースでは33400円付近がターゲットになり得る。

過去三か月続いた陰線を否定するプロセスに入っており、この後出て来る週足の状況をも加味すると今年最高値チャレンジ、またそれ以上の高値を目指す展開も十分にあり得ることは頭に入れてシナリオを構築して行きたい。


■日経225先物 週足(期近)

つい2週間前までBB-2σ付近での攻防があり下方へのバンドウォークもあり得る状況から一転、Wボトムを完成させ今度はBB+1σ:32900円付近まで既に来ており、このまま強さが続く=BB+2σ:33370円付近まで行くと上方へのブレイク、バンドウォークに入る可能性が見えてくる。こうなった場合は今年の5月に見せた近い強い展開になる。25MA(32160円付近)も当然既に超えており、同MA以下の動きを否定済。今年の高値更新後に数か月続いたレンジ(チャネル形成)の底値から脱する動きを見せて来ている。

既に10/6週の高値32660円を抜けており、9/18週の陰線のゾーンに入っており、その高値33360円が次のターゲットとなる。

強い展開であることは間違いないがまた週足窓を空けてのスタートとなる為(11/9の高値が32730円、11/10の高値が32620円)、明日寄り後の値とギャップに対してどのような動きになるかを注視した上でトレードに入りたい。

■日経225先物 日足(期近)

5MAが32500円、BB+2σが33050円付近となっている。明日空ける、11/9の高値が32730円、11/10の高値が32620円までのギャップ、週足BB+1σの32760円付近が節目になり得、高値を抜ければ33000円の大台、BB+2σの33050円がターゲットになる。その上だと9/20の高値33180円、週足BB+2σ:33370円付近が考えられる。このままBB+1σ:32390円付近からBB+2σ:33050円のバンドウォークに既に入っている見方もできる。

下目線では当然ながら5MAの32500円以下(先週かなりしつこくレジサポとしての動きを見せた)にならないと有利にはならず、同MA付近までは押し目として機能しやすい状況。また先週の安値32050円、75MAの32000円付近を割らない限りしっかりとした下落相場になるのは現状難しい。

■日経225先物(日足チャート:日中)(期近)

以下は窓の領域 (以下は期近基準と混同あり)

33180円←→33070円(33140円までしか埋まらず)
32780円←→32730円
31860円←→31670円
31870円←→31640円
31190円←→31090円
31320円←→30980円
30370円←→30140円
29770円←→29670円
29470円←→29430円(週足窓)
28930円←→28770円
28490円←→28460円
28240円←→28210円(僅かに埋まっていない)
27850円←→27740円
27830円←→27710円(二空:下落時)
27780円←→27660円
26180円←→26170円
25220円←→25200円
24540円←→24390円(週足窓でもある)
23860円←→23850円
23530円←→23350円(日本が休場明けに空いた窓)

■日経VI 週足

■日経VI 日足

■日経225先物(4時間足)

■日経225先物(1時間足)

■今後節目となり得る価格帯


33450円
(9/15高値。)

33300円付近
(33130円附近からゾーンとして意識されている。週足BB+2σ:33370円、9/18週の高値が33360円。)

33130円付近
(今年はこれ以上で値を切り上げた事は皆無で天井を付けたあとのネックラインになっている。33180円←→33070円の窓埋めあり。)

33000円
(日足BB+2σが33050円付近)

32930円
(金曜夜間高値)

■32880円
(先週金曜日夜間引け)

32850円付近
(32850円付近は今年長期間意識されているレジサポライン。33000円手前ではこれ以上でサポートされている事はほぼ無い。)

32730円
(11/9の高値が32730円、月曜寄り後にここまで週足窓となる。32700円付近はかなり意識されていたラインで月曜寄り後にこの付近で止まった場合そのまま高値抜け、33000円チャレンジへ向かう可能性。)

32620円
(11/10の高値が32620円、月曜寄り後にここまで週足窓となる。この当たりまで下がっても押し目となり得るライン。32600円附近から32300円付近までゾーンとして意識されている。)

32500円
(日足5MA)

32300円
(32600円附近から32300円付近までゾーンとして意識されている。)

32260円
(週足25MA。SQ通過後の安値でここから金曜引けの高値へ向かったライン。これ以下で推移が始まった場合かなり弱い展開になり、32000円以下へ向かう。現時点では同MAは上向きなので32500円を割れてもサポートになり得る。)

32160円付近
(木曜夜間に2度このライン近辺でサポートされたライン。ここを割れれば32000円割れチャレンジ。)

32050円付近
(先週安値。32090円付近に日足75MAあり。)

32000円

31800円~31750円付近
(意識されているゾーン。11/6安値が31810円。
31860円←→31670円
31870円←→31640円
の窓埋めあり。)


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