2024/12/9(月)~の日経225先物/日経平均のトレード戦略、チャート分析
■日経225先物 月足(期近)
いつも通り月足から。相変わらずの状況が続いているがやはり38000円の底堅さを再認識する週となった。月曜日の寄り後に38000円を割れ37950円まで行き、崩れるかと思われたがここが先週の安値となり、再び38000円の底堅さを見せ、以後この近辺に戻ることなく39000円、それ以上へ上昇し続けた。5MAが38650円、BB+1σが39050円付近といずれもこれらの上に抜けて推移した一週間となっている。9月からの足を見ると38650円~39060円から40300円までが上髭となっており、まだ月足は確定してないがその3か月間の髭を否定するゾーンにいることが分かる。38000円の硬さもこの髭は否定しきれないが、髭より下の足の実態では支えられると言うことが認識できる。先週の高値は39770円で、その後の下落でも39000円を一瞬割り戻っており、BB+1σ(39050円付近)でサポートされるか否かという状況。方向感は掴みにくいが11日(水)CPI値発表、翌日のPPI、そしてSQ清算日とイベントが控え、その翌週のFOMC、日銀へと繋がっていくため年内最後の「ひと稼ぎ」の動きを見せて来る可能性は高く、「一時だけ」でも硬直感から動き出すチャンスを狙っていきたい。
■日経225先物 週足(期近)
上髭ながら陽線確定をして、金曜日の夜間で新たな足で連続陽線(まだあくまで現時点で)の状態に。但しこのレンジでは過去25MA(38500円)、5MA(38700円)を超えた後の足は2度とも陰線になり下落しておりこのパターンを崩れるか否かになる。BB+1σが39920円にあり、先週高値も同レベル(39770円)にありここを抜けだせれば次にステージに移る。いずれにせよまずは39000円以上を保てるか、前での月足の上髭否定の領域に今まで以上に留まれるかを注視したい。
■日経225先物 日足(期近)
ボリンジャーバンドの収縮がほぼ極になったと言って良い状態が続いている。5MAが39200円付近、BB+1σも39300円付近で金曜夜間の引け値(39350円)と同レベルにある。下目線であればこれらの領域がレジスタンスになり39000円以下で推移しなければ短期的にも売りの流れにはならない。
BB+2σは39800円付近にあり先週高値と同レベルにあり、ここを超えられればボリンジャーバンドのブレイクとなり、バンドウォークに入る可能性が出て来る。逆に39000円を割れ、25MA(38800円)を割れると再びレンジの動きになり、ブレイク失敗でまた38000円割れチャレンジに向かう可能性が出て来る。先週高値を抜けた場合のターゲットは11/12高値の39880円、大台の4万円、11/7高値の40170円、10/17高値の40300円となる。
■日経225先物(日足チャート:日中)(期近)
日中、日足窓の位置
38590円←→38560円
37440円←→37170円
30370円←→30140円
29770円←→29670円
29470円←→29430円(週足窓)
28930円←→28770円
28490円←→28460円
28240円←→28210円(僅かに埋まっていない)
27850円←→27740円
27830円←→27710円(二空:下落時)
27780円←→27660円
26180円←→26170円
25220円←→25200円
24540円←→24390円(週足窓でもある)
23860円←→23850円
23530円←→23350円(日本が休場明けに空いた窓)
■日経VI 月足
■日経VI 週足
■日経VI 日足
■日経225先物(4時間足)
■日経225先物(1時間足)
■今後節目となりえる価格帯
40300円
(10/17高値)
↑
40170円
(11/7高値)
↑
40000円
↑
39880円
(11/12高値)
↑
39800円
(日足BB+2σ)
↑
39770円
(先週高値)
↑
39680円
(先週木曜日、11/5高値。)
↑
39600円
(先週の日中足の高値をつけた木曜日の戻り高値。ここを抜けても崩れなければかなり強い形になっている。またその木曜夜間でも39630円の高値に39000円割れまで売られた起点。)
↑
39500円
(金曜日中の寄り後の高値)
↑
■39350円
(金曜夜間終値。日足BB+1σが39300円。)
↓
39230円
(日足5MA)
↓
39000円
↓
38880円付近
(火曜日の寄り後に38700円を抜け大きく伸びた後に押し目が38870円、同日夜間でのNY時間の安値38850円で先週の押し目買いライン。39000円を割れここを割れれば売り有利な展開に。)
↓
38800円
(日足25MA)
↓
38710円
(先週月曜夜間の高値でよく日中の寄りでブレイクして大きく伸びたライン))
↓
38500円
(11/28(木)の高値付近で翌日の夜間で再び抑えられ、先週月曜の日中に38000円割れへ向かったライン。)これ以下で推移した場合また38000円を確認しに行く可能性。)
↓
38350円~38230円付近
(ゾーンとして意識されている。12/3の安値、日足75MAが38380円。)
↓
38120円
(ここから37900円付近までゾーンとして意識されている)
↓
38000円
(長期間これを割れても戻るサポートライン。)
↓
37950円
(先週安値。38120円からここまでゾーンとして意識されている。)
↓
37800円
(日足BB-2σ)
↓
37640円
(11/27の夜間安値で、結果的にここ安値に先週の39000円オーバーの上げに繋がっている。)