2023/6/17(月)~の日経225先物/日経平均のトレード戦略、チャート分析
■日経225先物 月足(期近)
いつも通り月足から。相変らず数十年に一度あるかないかの相場が続いている。月足BB+3σ(32800円)を大きく超えている統計学的にはあり得ない状況が続いている。+2σが31200円付近、5MAが29800円付近となっており乖離は相変わらず。テクニカルすら効かない状況も多くあり、トレードする上では正直迷惑極まりないくらいな状況と言える。(投資、日本経済と言う目線では当然ながらポジティブだが。)
改めて年足を振り返ると、今は大陽線となった1989年(平成元年)の8千円幅の中に居る。この足の中央はおよそ34500円付近となっており、その値まで約500円まで(直近高値は33960円)に迫っており。ここまで来ると一旦の達成感は出て来るかもしれない。但し、流れ的には既に日経平均史上最高値をターゲットにしていおり、このまま僅かな押し目を作りながら頂点枝へ向かう可能性も十分にある。またアベノミクスでWボトムから抜けだしているが、そのボトムの幅は約14000円。ボトム抜けラインを24000円付近とするならターゲットは41000円。中長期的にはこれらの数字も現実的な物の一つとして認識すべき時と言える。
※日経平均年足
但し、これだけの相場でポジションが逆回転すればその反動は物凄いことになる事も同時に言える。とにかくモメンタムが変わるまではトレンドに従って動く以外は無い。
■日経225先物 週足(期近)
週足も当然ながらバンドウォーク(BB+2σ~BB+3σ)状態。BB+3σは35180円、BB+2σ:33000円、5MAは32400円となっている。結局先週もBB+2σを割ってリバしており(先週のBB+2σは32350円、安値は32110円)その流れが分からなければバンドウォーク気族となり得る。逆に33000円付近でレジスタンになれば展開が大きく変わる可能性が出て来る。
■日経225先物 日足(期近)
日足もBBがエクスパンドした状態で、BB+2σを超えて推移するような異様状態が続く。但し、週足等と比べると情報の勢いがやや鈍って来ており過去3本の足は団子となっており、現状では金曜夜間の高値更新も上髭の状態。さすがにここからいきなり大きく上に跳ねるのはパワーを溜める時間が必要と思われる。5MA(33460円付近)との乖離も徐々に埋まって来ており、同MAでの攻防になりそれ以下の推移になれば展開が変わる最初のサインになり得る。
■日経225先物(日足チャート:日中)(期近)
やはり高値圏での「団子」を形成している。
以下は窓の領域
33130円←→33080円
32590円←→32490円
31280円←→31200円
30370円←→30140円
29770円←→29670円
29470円←→29430円(週足窓)
28930円←→28770円
28490円←→28460円
28240円←→28210円(僅かに埋まっていない)
27850円←→27740円
27830円←→27710円(二空:下落時)
27780円←→27660円
26180円←→26170円
25220円←→25200円
24540円←→24390円(週足窓でもある)
23860円←→23850円
23530円←→23350円(日本が休場明けに空いた窓)
■日経VI 週足
■日経VI 日足
■日経225先物(4時間足)
■日経225先物(1時間足)
34500円
(1989年の8000円幅の年足の半値ライン)
↑
34000円
↑
33960円
(直近高値)
↑
33900円
(金曜夜間戻り高値、日足BB+2σ)
↑
33750円
(日中高値)
↑
■33700円
(金曜夜間引け)
↓
33530円付近
(金曜日中にブレイクして34000円へ迫る上昇を見せたライン)
↓
33460円付近
(日足5MA。また33400円は先週何度も意識されたレジサポラインであり、金曜日中の上昇時の戻りで強くサポートされたライン)
↓
33400円
(ここを割れると若干売り有利に)
↓
33300円~33100円
(木曜夜間、金曜日中に二度サポートされた強いライン。割れると更に売り有利になる重要ライン。)
↓
33000円
(33130円←→33080円も窓埋めあり)
↓
32950円付近~32830円付近
(火曜日日中の上昇時に形成したレンジ、サポートゾーン)
↓
32700円
(6月7日の高値ライン)
↓
32500円
(32590円←→32490円窓埋めあり)
↓
32250円付近
(32700円をブレイク→33500円へ向かう前の安値で32500円からここまでレンジ形成している)
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