2023/6/5(月)~の日経225先物/日経平均のトレード戦略、チャート分析
■日経225先物 月足(期近)
まず月足から。月曜日の寄りは高値更新で31670円の高値を記録。さすがに日足BB+2σにタッチする値、そこからジリジリと下げ始め水曜の夜間に30640円まで下げる。が、下げの勢いはなくそこから反転。翌日中寄り後からかなり強いリバウンドが始まり、激しい上下があったもののジリジリと上げが続き、雇用統計を控えた金曜夜間もGUスタート。その窓も埋めることなくグイグイと上昇し、雇用統計も上昇。NY時間は流石に勢いは若干弱まったが、ダウの爆上げを伴い更に上昇。最高値が遂に32000円を超え、32010円、31970円(ミニは31955円)で引けた。
月足は足が入れ替わってもバンドウォークの形は崩れず相変わらずしっかりとした上昇曲線を描いており。BB+3σ:32060円、BB+2σ:30700円付近の間で推移している「異常な事態」と言える状況。先週に引き続き、この相場で「売り」どういうポジションなのかを改めて気が付かせてくれる。
但し、この後出て来る日足でも記述するが日足BB+2σに到達している水準でもあり、先週の月曜日中の寄りも高値更新後に下落をして行ったことから、今週もそのパターンになる可能性もあることは頭に入れて置きたい。
また今週はメジャーSQという事で大きく動くことも考えられるが既に前週に大きな動きを見せたことから、意外に静かな週になる事もあり得る。
■日経225先物 週足(期近)
週足もグイグイ上がっているパーフェクトオーダー、バンドウォーク状態。月足同様にBB+3σ:33140円、BB+2σ:31460円の間でバンドウォーク状態。結局先週もBB+2σを割ることなく推移している事から、今週も31460円辺りが肝になって来る可能性がある。そのラインは金曜日中(午後)にブレイクしたライン~窓を空けて夜間セッションを寄り付いた付近と重なる。
5MAは30960円となっており月足と共に乖離は非常に大きい。いずれにせよまだ買い有利な状況であることには変わりはない。
■日経225先物 日足(期近)
3万円突破から31360円を高値を付けた上昇はBB+3σ~BB+2σのバンドウォークだったが、それ以後はBB+2σ~BB+1σへ移行している事が分かる。リズム的には高値を付けて上髭→2日間の陰線→安値を付けて陽線→再び高値更新と言うパターンを繰り返しており、それに習えば明日の寄り、またその後に高値を付けBB+2σ(32180円付近)にタッチもしくは近づけば一旦の高値を付ける可能性が見えてくる。5MAが31380円にあり、ここを割っても非常に滞在時間が短く戻ってくることから、やはり押し目ではなく日足レベルで下落局面に入るには同MAでのレジスタンスと出来高を伴った下げ、売りが必要になって来る。
前出の週足BB+1σの31460円、日足5MAが31380円となっており、この辺りが一つの買い有利、売りユリの分水嶺になる可能性があり、ここを若干割れたとしても押し目として再び上昇するシナリオ、ここで頭を抑えられ相場が反転する双方とも想定しておきたい。それを証明する様にBB+1σは31200円付近にあり、過去2回ここをサポートに高値を更新している合わせて注視したいゾーンと言える。
■日経225先物(日足チャート:日中)(期近)
日中日足のBB+2σは31950円。また普段は日中の週足はここでは表示していが、以下の画像を見てみると先週のリバウンドは日中週足では高値圏での「首吊り」状態となっており、これより上は結果的に高値圏となる可能性を秘めている。
以下は窓の領域
明日の寄り←→31550円
31280円←→31200円
30370円←→30140円
29770円←→29670円
29470円←→29430円(週足窓)
28930円←→28770円
28490円←→28460円
28240円←→28210円(僅かに埋まっていない)
27850円←→27740円
27830円←→27710円(二空:下落時)
27780円←→27660円
26180円←→26170円
25220円←→25200円
24540円←→24390円(週足窓でもある)
23860円←→23850円
23530円←→23350円(日本が休場明けに空いた窓)
■日経VI 週足
先週もデルタ上昇時にVIが上がると言う場面が度々見られていたことは付け加えておきたい。
■日経VI 日足
■日経225先物(4時間足)
■日経225先物(1時間足)
■今度節目となり得る価格帯(期近基準)
32190円付近
(日足BB+2σ)
↑
32060円
(月足BB+3σ)
↑
32010円
(金曜夜間高値、直近高値)
↑
32010円
↑
■31950円
(金曜夜間引け、月足BB+3σ付近)
↓
31750円
(金曜夜間の雇用統計時に付けたライン、ここを割ると夜間のGUで付けた安値31600円、ギャップ埋めの31550円のラインへ向かう)
↓
31670円
(前回高値)
↓
31550円
(金曜夜間のギャップ埋め)
↓
31460円
(週足BB+1σ、金曜日中にブレイクしたライン付近。ここを割れれば31200円台、さらに31100円台に入ると売り有利になる。)
↓
31380円
(日足5MA付近)
↓
31270円~31170円付近
(この領域を割れると、31000円割れ、木曜日中の寄りで空けたギャップ30800円付近まで行く可能性。)
↓
31000円
(30960円に週足5MAあり)
↓
30800円付近
(木曜日中の寄りで空けたギャップ)
↓
30640円
(先週安値)
↓
30640円
↓
30500円
(日足25MA付近)
↓
30370円
(30370円←→30140円の窓埋め開始ライン)
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