2023/8/14(月)~の日経225先物/日経平均のトレード戦略、チャート分析
■日経225先物 月足(期近)
いつ通り月足から。休みに入っている事もあり大きな動きは無かったがSQ、CPIの各イベントも通過し、徐々に相場にも人が戻ってくれば、いよいよ9月のメジャーSQへ向けたシナリオが動き始めて来る時期。5MAは31700円で今月安値(31660円)付近と重なる。SQ、CPIのイベントでの上昇後、かなり意識をされていた32500円を割れ、32450円で引けている。この値はBB+1σ(32400円)付近となっており、5月以降はここを割れたことはないので、割り込んでレジスタンスになれば、月足レベルでの変化となる。逆のここから反発が始まると再び先月の下髭を再び登ってくることになり、この周辺の価格帯での強さを示すことになる。チャートだけを素直に見れば5月に月足レベルのブレイクアウトを起こした後の初めての月足陰線と(まだ決定ではないが)なっており、”初押し”になる可能性がある場面であるという事は頭に入れて置きたい。もちろんその場合でも現時点が安値と言う保証はない。
■日経225先物 週足(期近)
ここ過去5週間、動きが無いことがより認識が出来る。5MAが32450円付近、BB+1σが32650円付近となっている。この当たりの価格帯、下位足でのサポート&リターンは再び上昇へ向かうことを示している。逆にこれ以下で推移が始まると32000円、直近安値の31660円を目指す可能性が考えられる。但しよく見ると32110円~32150円以下は全て下髭を引いており32000円付近を割れさせたくない勢力が強く、サポートが続いている状態。32000円以下で推移した場合、再び強いリバウンドがあることは頭に入れて置く必要がある。一方32000円のレジスタンスがしっかり確認される、もしくは出来高を伴って大きく下げた場合はゲームチェンジになる。あくまで個人的だが、中長期目線としてこの32000円が崩れるかリバウンドをするかは、この後34000円を抜け、日経平均の史上最高値を目指す展開に向かうか否かの試金石になると感じている。
■日経225先物 日足(期近)
25MA(32500円、5MAが32400円)が下向きのまま、その上下でスイングしているのが分かり、方向感の無さを示している。6/19(33950円)の高値と7/4(33810円)の高値でWトップ→その後ネックライン抜け→そこからリバウンドで再び上昇(33470円)→下落で直近安値の31660円からリバウンド→32810円の高値を付け先週の引けで32450円と言う流れになっている。
7/6以降で25MA上でサポートされることはなく、下値は7/12安値の31760円、8/4安値の31660円で止まっておりいずれもBB-2σは割れていない。また75MAも同水準まで(31870円付近)しっかりと上がって来ており(実は直近安値を付けた時も、それ以後もまだタッチしていない)サポート要因になっている。タッチした時にどんな動きを見せるのか、割った後にどんな動きを見せるのかは、重要ポイントとしてしっかりと注視したい。
日足レベルではかなりボリンジャーバンドが収縮して来ている状態にありどちらかに動意付けば大きな動きになることを示している。
■日経225先物(日足チャート:日中)(期近)
以下は窓の領域
33190円←→33120円
31280円←→31200円
30370円←→30140円
29770円←→29670円
29470円←→29430円(週足窓)
28930円←→28770円
28490円←→28460円
28240円←→28210円(僅かに埋まっていない)
27850円←→27740円
27830円←→27710円(二空:下落時)
27780円←→27660円
26180円←→26170円
25220円←→25200円
24540円←→24390円(週足窓でもある)
23860円←→23850円
23530円←→23350円(日本が休場明けに空いた窓)
■日経VI 週足
■日経VI 日足
■日経225先物(4時間足)
■日経225先物(1時間足)
■今後節目となり得る価格帯
33500円
(今年の最高値を付けた6月以後、4時間足で見た場合これ以上でのサポート&リターンは発生していない。34000円突破を目指すなら必須。)
↑
33470円
(8/1の高値)
↑
33240円
(7/6の高値で8/1に33470円を付けた後の翌日にこのライン付近をネックに下落したライン、33150円からこのラインまでゾーンになっている。)
↑
33150円付近
(4時間足で見ると何度もWトップなどを付けた際のネックラインとして過去機能しており33000円を抜けてもこれ以上で推移出来る否かを見極められるライン。)
↑
33000円
↑
32810円
(先週高値で日足BB+1σが32850円付近にありここを抜けれると日足レベルでバンドウォークに入る可能性が示唆される基準。)
↑
32700円
(長期間意識されているラインで先週も木曜夜間、金曜日中にレジサポとして意識されている。ここを完全に上抜けするとかなり強い展開になる可能性あり。)
↑
32600円付近
(木曜夜間、金曜夜間で二度抑えられており、CPIの上昇時はここを抜けているが、それ以後これ以上でのサポート&リターンは無い。週足BB+1σが32650円にあり、これを抜けるか否かで状況は変わって来る。)
↑
32500円
(日足25MA)
↑
■32450円
(先週、金曜夜間引け値、日足5MA)
(月足BB+2σ付近、週足5MA付近。このラインを明確に割れると一旦32250円、32000円割れチャレンジへ向かう。逆に踏んばり、32600円付近を抜けて行くと強い展開へ。)
↓
32400円付近
(CFD基準だと5MAはこの当たりになり33400円割れは一旦サポートされる可能性もあり。)
↓
32280円付近
(ここから32550円付近まで長期間ゾーンとして意識されている。32450円から下に動けばまずはここがターゲット。割れれば32000円割れチャレンジ。)
↓
32060円付近
(32000円も当然だがこの辺りから「防衛隊」が毎度かなり強く働いてくる。直近の週足の32150円以下は全て下髭になっている。)
↓
32000円
↓
31850円付近
(ここから31750円付近まで底値サポートゾーンとして機能している。日足BB-2σ付近でもあり、レンジをキープしている間は32000円を割れても、再びこの付近からリバウンドする可能性。また日足75MAがしっかり上がって来ておりタッチすれば反転も。割れて推移すればゲームチェンジになる。)
↓
31770円
(月足5MA。8/7安値。上記と合わせサポート帯)
↓
31660円
(直近安値)
↓
31500円
↓
31360円
(6/8の安値。ここから31550円付近までソーンとなっている。重要ラインとしてサポート要因になり得るが、ここを割れると更なる下落を呼ぶ可能性大。)
↓
31280円
(窓埋め31280円←→31200円あり)
↓
31200円
(窓埋め終了。31280円←→31200円)
↓
31000円
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